目次
はじめに
「一生懸命話しているのに相手の反応が薄い」
「何を伝えたいのか分からないと言われてしまう」と悩んだことはありませんか。
また、会議で意見を説明するときや職場での報告、初対面の人との会話などで、自分ではきちんと話したつもりなのに相手にうまく伝わらず、もどかしさを感じている方もいるかもしれません。
この記事では、相手に伝わりやすい話し方の基本をはじめ、意識したいポイントやすぐに実践しやすいコツについて紹介します。
話し方の基本5つ

話し方を改善したいと考えたとき、難しいテクニックを覚える必要はありません。
ここでは、日常会話や仕事の場面でも実践しやすい話し方の基本を5つに分けて紹介します。
結論から話す
結論から話すと、相手は最初の数秒で話の目的を把握しやすくなります。
まず「賛成です」「来週へ変更したいです」と答えを伝え、その後に理由や詳細を説明する話し方です。先に結論が分かると相手は話の流れをイメージしやすくなるため、内容も理解しやすくなります。
話が長くなりやすいと感じる人は、最初の1文で結論を伝えることを意識してみましょう。
ゆっくり・聞き取りやすく話す
ゆっくり・聞き取りやすく話すことも、伝わる話し方の基本です。
早口になると言葉の区切りが分かりにくくなり、相手は内容を理解する前に次の話を聞くことになります。1文ごとに短く間を入れるくらいの気持ちで話すと、相手は内容を整理しながら聞きやすくなります。
聞き返されることが多い人は、少しゆっくり話すことを意識してみましょう。
相手に伝わる言葉を選ぶ
相手に伝わる言葉を選ぶことも大切です。
聞き手が普段使わない専門用語や略語を多く使うと、話の内容を理解する前に言葉の意味を考えなければなりません。そのため、相手が普段使っている言葉に置き換えて話すと、内容は伝わりやすくなります。
難しい言葉を使うことよりも、相手がすぐに理解できる話し方を意識してみましょう。
話すときに「間」を意識する
話すときに「間」を意識すると、言葉が聞き取りやすくなります。
文と文の間を空けずに話し続けると、相手は内容を整理する時間を取れません。
1文を話した後に短く間を入れることで、相手は聞いた内容を理解しやすくなります。また、自分自身も落ち着いて話せるようになるため、焦らず言葉を伝えやすくなります。
適度な間を意識して、ゆったり話してみましょう。
表情と声のトーンを意識する
表情と声のトーンを意識することも、伝わりやすい話し方には欠かせません。
同じ言葉でも、表情や声の出し方によって相手が受ける印象は大きく変わります。
表情が硬かったり声に抑揚がなかったりすると内容が伝わりにくくなりますが、自然な表情と聞き取りやすい声を意識すると、相手は話を理解しやすくなります。
言葉だけでなく、表情や声も大切な伝え方の一つです。
結論から話すと伝わりやすくなる

相手に話が伝わりにくいと感じる場合は、話す順番を見直してみることが大切です。
ここでは、結論から話すことで伝わりやすくなる理由について見ていきましょう。
「結論から話したほうが良いのは分かったけれど、実際にどう話せばいいのだろう」と感じる方は、結論を先に伝える話し方のコツを詳しく確認してみてください。
▶結論から話す方法とは?伝わりやすい話し方のコツをわかりやすく解説
最初に要点を伝える
最初に要点を伝えると、相手は話の内容を把握しやすくなります。
理由や経緯から話し始めると、何についての話なのかが分かりにくくなることがあります。先に答えや要点を1文で伝えることで、相手は話の流れをイメージしながら聞けるようになります。
そのため、内容もすっきり伝わりやすくなります。
話が長くなりすぎないようにする
話が長くなりすぎないようにすることも重要です。
結論を後回しにして説明を続けると、相手は要点が分からないまま話を聞くことになります。伝えたい内容を先に示し、その後に必要な説明だけを加えることで、話をすっきりまとめやすくなります。
相手にも要点が伝わりやすくなるため、短く分かりやすく話すことを意識してみましょう。
ゆっくり話すだけでも印象は変わる

話す内容が同じでも、話すスピードによって相手が受ける印象は大きく変わります。
ここでは、ゆっくり話すことが相手に与える影響について解説します。
早口だと聞き取りにくくなる
早口だと聞き取りにくくなります。言葉の区切りや語尾が不明確になりやすく、相手は内容を十分に理解できないまま話を聞くことがあります。
話す速度を少し落とすだけでも、一つひとつの言葉が聞き取りやすくなり、内容も伝わりやすくなります。
ゆっくり話すことを意識して、相手が聞きやすいペースを心がけてみましょう。
落ち着いて話すことを意識する
落ち着いて話すことを意識すると、相手に安心感を与えやすくなります。
焦って話すと声が上ずったり、言葉が続けて出たりして、聞き手は内容を追いにくくなります。一方で、急がずに一言ずつ話すと、相手は内容を聞き取りやすくなります。
落ち着いて話すことを意識し、相手が聞きやすい話し方を心がけてみましょう。
相手に合わせた言葉を選ぶ

話し方では、何を話すかだけでなく、どのような言葉を選ぶかも重要です。
自分にとって当たり前の言葉でも、相手によっては意味が伝わりにくいことがあります。相手が理解しやすい表現を選ぶことで、話の内容はより正確に伝わりやすくなります。
ここでは、伝わる言葉選びのポイントを見ていきましょう。
難しい言葉を増やしすぎない
難しい言葉を増やしすぎないことも大切です。
聞き手が意味を知らない言葉や専門用語が続くと、内容を理解する前に言葉の意味を考える必要があります。
相手が普段使っている言葉で説明すると、話の内容をスムーズに理解しやすくなります。
分かりやすい言葉を選ぶことを意識してみましょう。
相手に伝わる表現を意識する
相手に伝わる表現を意識することが重要です。
同じ内容でも、聞き手が理解しやすい言い回しを選ぶことで、内容は伝わりやすくなります。
自分が使いやすい言葉ではなく、相手が聞いてすぐに意味を理解できる表現を選ぶことを意識しましょう。
相手目線で言葉を選ぶことが、分かりやすい話し方につながります。
間を入れると聞き取りやすくなる

話し方を良くしようとして言葉選びや内容ばかりに意識が向きがちですが、話すテンポも伝わりやすさに大きく影響します。
ここでは、話の途中で間を意識することの効果について解説します。
焦って話し続けない
焦って話し続けないことが大切です。
間を入れずに言葉を続けると、一つひとつの内容がつながって聞こえ、相手は話の区切りを把握しにくくなります。少し間を空けることで、相手は内容を整理しながら聞けるようになります。
自分自身も落ち着いて話せるようになるため、ゆったりとした話し方を意識してみましょう。
区切りを作ると伝わりやすい
区切りを作ると、話の内容が伝わりやすくなります。
文と文の間に短い間を入れることで、相手はどこで話題が切り替わったのかを把握しやすくなります。
反対に、区切りがないまま話し続けると内容が一続きに聞こえ、要点が分かりにくくなることがあります。
適度に区切りを入れながら、ゆっくり話すことを意識してみましょう。
表情と声のトーンも大切

話し方は言葉の内容だけで決まるものではありません。
ここでは、表情と声のトーンが与える影響について見ていきましょう。
話し方だけでなく、人前で分かりやすく伝える力を身につけたい方は、発表で意識したいポイントも参考になります。
発表が上手い人の特徴とは?「伝わる人」に共通する話し方や考え方を解説
無表情だと冷たく見えやすい
無表情だと冷たく見えやすくなります。
話している内容が丁寧でも、表情の変化が少ないと相手は気持ちを読み取りにくくなります。
そのため、怒っているのかな、機嫌が悪いのかなと思われてしまうこともあります。
自然な表情で話すことで相手は安心して話を聞きやすくなり、言葉の内容も伝わりやすくなります。
明るい声は話を聞き取りやすくする
明るい声は話を聞き取りやすくします。
声が小さすぎたり抑揚がほとんどなかったりすると、相手は言葉を聞き取ることに意識が向き、内容を理解しにくくなります。
聞き取りやすい声量で明るく話すことで、一つひとつの言葉が相手に届きやすくなり、内容も伝わりやすくなります。
無理のない範囲で、少し明るい声を意識してみましょう。
まとめ
相手に伝わりやすい話し方は、特別な才能がなくても少しずつ身につけられます。
大切なのは、結論から話すこと、ゆっくり聞き取りやすく話すこと、相手に伝わる言葉を選ぶこと、適度に間を入れること、そして表情や声のトーンを意識することです。
こうした基本を意識するだけでも、相手に伝わる印象は少しずつ変わっていきます。
話し方がうまく伝わらないと感じるときも、難しいテクニックを身につける必要はありません。
まずは「最初に結論を伝える」「少しゆっくり話す」といった、取り組みやすいことから始めてみましょう。
毎日の会話の中で少し意識を変えるだけでも、話し方は少しずつ変わっていきます。
焦らず自分のペースで、相手に伝わりやすい話し方を身につけていきましょう。
仕事や会議で「伝わる話し方」をさらに磨きたい方は、プレゼンで評価される人の共通点も参考になります。
プレゼンが上手い人はなぜ仕事でも評価される?共通点をわかりやすく解説