はじめに
本資料の目的
本資料では、アイシンク株式会社が提供するプロジェクトマネジメント研修とコンサルティングの全体像を分かりやすく紹介します。IT・技術分野に強みがあり、国際標準に沿った実践的なプログラムを、企業の課題に合わせて柔軟にカスタマイズして提供しています。参加者が手を動かして学ぶ「参加型」の進め方を採用し、現場で使える力の定着を目指します。
この資料でわかること
- 会社の基本情報と考え方
- 研修・コンサルティングの特徴(カスタマイズ、参加型、国際標準への準拠 など)
- 研修ラインナップと内容イメージ
- 導入効果や強み、他社との違い
- 実績・受講者の声
- 次のアクション(問い合わせ方法)は最後に案内します
プロジェクトマネジメント研修とは
プロジェクトを期限内・予算内でやり切るための「段取り」と「合意づくり」を学ぶ研修です。例えば、要件の合意、進捗の見える化、リスクの早期発見、関係者への説明など、日々の仕事に直結する基本を身につけます。PMI(米国のプロジェクトマネジメント協会)がまとめた枠組みに沿うため、社内外で通用する共通言語としても活用できます。
読者の想定
- 新任プロジェクトリーダーや若手PM:現場で明日から使える型を学びたい方
- 技術部門の管理職:組織として品質と納期を安定させたい方
- 人材育成・研修担当:自社の課題に合うプログラムを選びたい方
- 経営層:投資対効果や全社展開の道筋を知りたい方
本資料の読み方
- まず会社像をつかみたい方は、次章をご覧ください。
- 研修の中身を詳しく知りたい方は、提供サービスの特徴と講座一覧の章を続けて読むと全体像がつかめます。
- 自社に導入する価値を判断したい方は、強み・導入効果、他社比較、実績・口コミの章が参考になります。
特徴のポイント(先に要点だけ)
- 現場の課題に合わせて設計できる高いカスタマイズ性
- 受け身ではなく、演習中心の参加型で定着を重視
- 国際標準に沿った内容で、社外との連携にも強い
- IT・技術領域の事例が豊富で、実務に落とし込みやすい
次の章に記載するタイトル:アイシンク株式会社とは
アイシンク株式会社とは
前章のおさらい
前章では、本記事の目的と、プロジェクトを成功させるには体系的な学びと現場での実践が欠かせないことをお伝えしました。そこで本章では、その学びと実践を支える専門企業であるアイシンク株式会社の全体像を紹介します。
会社概要
アイシンク株式会社は、東京都新宿区に本社を置く、法人向けのプロジェクトマネジメント専門会社です。企業研修とコンサルティングを柱に、プロジェクトに関わる人と組織の力を高める支援を行います。
ミッションと提供価値
同社は、組織の課題解決やプロジェクト成功を後押しする教育プログラムを提供します。計画づくり、関係者の合意形成、リスク対応など、仕事で直面しやすいテーマを、現場で使える形で学べることが特長です。演習やケースを通じて「分かった」で終わらず、「できる」状態を目指します。
代表者について
代表者は伊藤健太郎氏です。経営目線と現場目線の両方を踏まえ、成果につながる学びの設計と、日々の業務に落とし込みやすい進め方の定着を重視しています。
主な提供領域
- 企業研修:新任プロジェクトリーダー向けの基礎、経験者向けの実践、部門横断での共通言語づくりなど、社内の状況に合わせて設計します。
- コンサルティング:進め方の標準化、役割・体制づくり、重要プロジェクトの立ち上げ・立て直しなど、個別の課題に合わせて伴走します。
国際基準への対応と信頼性
アイシンクは、米国プロジェクトマネジメント協会(PMI)の公認教育プロバイダー(R.E.P.)です。提供講座は、PMP資格の維持に必要なPDU(更新に必要な学習単位)の対象となっています。学びが資格の更新にも直結するため、人材育成と資格要件を同時に満たしやすい点が評価されています。
想定する受講者像と活用シーン
- 受講者像:プロジェクトマネジャー、PMO、現場リーダー、将来のプロジェクトリーダー候補、関連部門の担当者
- 活用シーンの例:
- 新規システム導入、製品・サービス開発、業務改善など、複数部門が関わる取り組み
- 目標はあるが計画や役割が曖昧で、進捗がばらつく場面
- 会議で合意が取れず、次の一歩が決まらない場面
- リスクや変更への備えが不足し、手戻りが発生している場面
本章のまとめに代えて
アイシンク株式会社は、プロジェクトマネジメントに特化した研修とコンサルティングで、現場の実務に直結する学びを提供します。国際基準に沿った講座設計と、PDU対象の仕組みにより、組織と個人の双方に確かな価値をもたらします。
提供サービスと研修プログラムの特徴
提供サービスと研修プログラムの特徴
前章の振り返り
前章では、アイシンク株式会社の成り立ちや理念、現場に寄り添う姿勢について触れ、プロジェクトを成功に導くための実践力を重視している点を確認しました。その流れを踏まえ、本章では具体的なサービスの全体像と研修プログラムの特徴を紹介します。
提供サービスの全体像
アイシンクのサービスは、次の5つに整理できます。
- 法人向け企業研修(オーダーメイド/集合研修)
- コンサルティング(実務の伴走支援)
- PMドック(診断サービス)
- PMラボ(学習コミュニティ)
- 個人向け公開講座
それぞれが独立して利用でき、組み合わせることで「診断→育成→定着」まで一貫して支援します。
法人向け企業研修の特徴
- オーダーメイド研修:現場の課題や業務フローを事前にヒアリングし、ケースや演習を自社仕様に調整します。たとえば、社内の承認プロセスや使用ツールに合わせたWBS(作業分解の一覧表)の作成演習を行います。
- 集合研修:部署横断で共通言語を整えます。基礎から応用まで段階的に設計し、実務にすぐ使えるフォーマットやチェックリストを提供します。
コンサルティング(実務の伴走)
研修で学んだ内容を、実プロジェクトへ落とし込みます。計画の見直し、関係者(ステークホルダー)との合意形成、課題・リスクの棚卸しなどを、現場の会議体に合わせて支援します。
PMドック(診断サービス)
プロジェクトの現状を短期間で診断します。
- 目的の明確さ、計画の粒度、役割分担、コミュニケーションの流れをチェック
- 改善ポイントをレポート化し、優先順位と具体アクションを提示
診断結果は研修テーマの選定や、即時の立て直しに活用できます。
PMラボ(学習コミュニティ)
学びを現場に定着させるためのコミュニティです。
- 勉強会や事例共有会で他社・他部門の工夫を吸収
- 講師や有志と質疑応答し、実務の悩みを素早く解消
個人向け公開講座
少人数で、基礎からテーマ別の実践スキルまで学べます。社内研修の前段として基礎固めに利用したり、キーパーソンのスキル強化に活用できます。
研修プログラムの主なテーマ
- 基礎講座:目的設定、計画づくり、進捗管理の基本
- 実践スキル強化:会議運営、ファシリテーション、課題解決の進め方
- ステークホルダー・マネジメント:関係者の期待整理と合意形成
- WBS作成:作業を漏れなく分解し、順番と担当を明確化
- リスクマネジメント:失敗や遅延の芽を早く見つけ、備えを用意
- ベンダーマネジメント:外部パートナーと品質・コスト・納期を揃える
- プログラムマネジメント:複数プロジェクトを束ね、全体最適で進める
設計思想:学びが現場で回り続ける仕組み
- 段階設計:基礎→応用→現場適用の3段階で定着を促進
- 演習中心:ケース、ロールプレイ、ツール演習で“手を動かす”学び
- すぐ使える資料:計画書テンプレート、WBS例、リスク一覧、合意形成のメモ例などを提供
- フィードバック:個別コメントや振り返りで改善サイクルを回します。
IT・技術系・運用部門に強い理由
- 実案件に近いシナリオ:システム更改、製造ラインの自動化、コールセンターの手順見直しなど、現場で起きやすい状況を再現
- ツール整備:要件の確認表、変更管理の控え、移行計画のチェック項目など、日常業務にそのまま適用可能
- 合意形成の型:多部門・外部ベンダーが関わる場面での合意メモ作成や会議設計を練習
【具体例】
- IT部門:基幹システムの改修で、WBSとリスク一覧を用意し、定例会で進捗と変更点を短時間で共有
- 技術系:新設備導入で、試運転までの段取りを可視化し、現場・品質・安全の担当が同じ絵を見て進行
- 運用部門:業務改善プロジェクトで、関係者の期待を整理し、実験→検証→定着のサイクルを明確化
受講形態とサポート
- 形式:対面/オンラインの両対応、短時間×複数回や集中型も選択可能
- 対象:新任PM、リーダー、実務担当まで幅広く設計
- フォロー:受講後の相談窓口やPMラボでの継続学習を用意
次章:研修の内容・具体的な講座一覧
研修の内容・具体的な講座一覧
前章では、アイシンクの提供サービスと研修プログラムの特徴として、現場の課題に合わせた設計、実践重視の進め方、受講後の定着支援についてご紹介しました。本章では、具体的な講座内容とカスタマイズの例を分かりやすくお伝えします。
研修の全体像とカスタマイズ
- 講座は組み合わせオーダーが可能です。目的や受講者の経験に合わせて順番や深さを調整します。
- 自社テーマの持ち込みができます。実際の案件や資料を用いて演習を行い、翌日から使える形にします。
- モデルパスの例
- 新任PM向け: 基礎 → WBS → 実行&監視・コントロール → MSP
- 現場改善重視: 問題解決 → ステークホルダー・マネジメント → リスク
- 複数案件を束ねる立場: プログラムマネジメント概要 → ベンダー・マネジメント → リスク
プロジェクトマネジメント基礎講座(PMBOKガイドに基づく)
- 目的: プロジェクト運営の全体像をつかみ、共通言語を身につけます。
- 学ぶこと: 目的設定、計画づくり、進捗・品質・コストの見方、変更対応の基本。
- 演習例: ケースを使った計画づくり、リスク洗い出し、関係者マップ作成。
- 対象: これからPMを担う方、プロジェクトに関わる全メンバー。
実行&監視・コントロール講座
- 目的: 進捗を数値と事実で把握し、ズレを小さく保つ手を打てるようにします。
- 学ぶこと: 進捗・品質・コストの見える化、差異の分析、是正・予防の打ち手設計。
- 演習例: 週次レポート作成、残タスクの見える化ボード作成、変更要求の扱い方ロールプレイ。
- 対象: 実行段階のPM、リーダー、PMO補佐。
問題解決講座
- 目的: 表面的な対処ではなく、根本原因に向き合う力を鍛えます。
- 学ぶこと: 事実整理、原因仮説の立て方、検証、打ち手の優先づけ。
- 演習例: 遅延ケースの原因特定、コミュニケーション不全の構造化、効果測定の設計。
- 対象: 全ての実務担当者、リーダー。
ステークホルダー・マネジメント講座
- 目的: 関係者の期待をそろえ、協力を引き出す実践力を身につけます。
- 学ぶこと: 関係者の洗い出し、関心と影響の整理、伝え方・合意形成のコツ。
- 演習例: 上司・顧客・現場の期待マップ、打合せアジェンダ作成、合意形成の対話練習。
- 対象: 顧客折衝や社内調整を担うPM・リーダー。
WBS講座(作業分解)
- 目的: 仕事を抜け漏れなく小さく分け、見通しと見積りの精度を高めます。
- 学ぶこと: 作業の分け方、粒度の決め方、担当と期限の割り当て。
- 演習例: 新機能開発を要件→設計→実装→テスト→リリースに分解し、さらにタスク化。
- 対象: 計画立案に関わるメンバー全員。
MSP(Microsoft Project)講座
- 目的: Microsoft Projectを使って計画と進捗を一元管理できるようにします。
- 学ぶこと: ガントチャートの作成、依存関係の設定、工数入力、クリティカルな工程の把握。
- 演習例: 自社案件の計画ファイル作成、進捗更新、リソース負荷の平準化。
- 対象: ツールでプロジェクトを管理したいPM・PMO。
リスク・マネジメント講座
- 目的: 起こりそうな問題を前もって見つけ、影響を小さく抑える力を養います。
- 学ぶこと: リスクの洗い出し、確率と影響の評価、事前の手(回避・低減・受容・転嫁)の決定。
- 演習例: 「キーメンバー不在」「仕様変更」「外部依存の遅れ」への備えを計画。
- 対象: PM、リーダー、品質・企画部門。
ベンダー・マネジメント講座
- 目的: 協力会社と良い関係を築き、品質と納期を守る実務を学びます。
- 学ぶこと: 契約とスコープの明確化、成果物の受け入れ基準、進捗レビュー、変更協議の進め方。
- 演習例: 仕事の依頼書ドラフト作成、受け入れチェックリスト作成、定例レビューの運営練習。
- 対象: 発注側のPM、調達・購買、技術リーダー。
プログラムマネジメント概要講座
- 目的: 複数プロジェクトを束ね、組織の目標達成に結びつける視点を養います。
- 学ぶこと: 優先順位付け、共通リスクの管理、資源配分、全体KPIの設計。
- 演習例: ポートフォリオ(案件群)の可視化、依存関係マップ、意思決定会議の設計。
- 対象: 部門長、PMO、上級PM。
アジャイル/スクラム研修
- 目的: 短いサイクルで作って試し、学びを次に活かす進め方を体得します。
- 学ぶこと: スプリント計画、デイリーミーティング、レビュー、ふりかえりの回し方。
- 演習例: 体験型ミニスプリント、バックログ作成、完成の定義のすり合わせ。
- 対象: ソフトウェア開発チーム、企画・デザイン部門、PM。
組み合わせ例(目的別)
- 品質と納期の安定化: 基礎 → WBS → 実行&監視・コントロール → リスク
- 顧客満足の向上: ステークホルダー → 問題解決 → ベンダー
- 経営と現場の橋渡し: プログラムマネジメント → リスク → 実行&監視・コントロール
次の章に記載するタイトル: アイシンクの強み・導入効果
アイシンクの強み・導入効果
前章のおさらい
前章では、研修の内容と具体的な講座一覧を通じて、基礎から応用までの学習ステップや実践演習の進め方を紹介しました。本章では、それらの講座が現場で力を発揮する理由と、導入後に期待できる効果をお伝えします。
国際標準のカリキュラムと資格支援
アイシンクはPMI認定の教育プロバイダーとして、国際標準に沿ったカリキュラムを提供します。受講でPDU(学習時間の単位)を取得でき、PMP資格の学習や更新の後押しになります。例えば、プロジェクト計画づくりの講座で学んだ内容が、そのまま試験対策や実務の改善に直結します。したがって、学びを資格・実務の両面で活用しやすい点が強みです。
IT開発・技術系プロジェクトに強い理由
講師が開発現場の実務経験を持ち、要件定義、設計、テスト、リリースまでの流れを具体例で解説します。たとえば、機能追加で工数が膨らむ場面を想定し、優先順位の付け方や関係者への説明方法を演習します。開発と運用の引き継ぎ、品質と納期のバランスなど、現場で起こりがちな悩みを題材に扱うため、明日から試せる解決策が身につきます。
多様なスキル研修を併設
プロジェクト運営には技術だけでなく、人やチームを動かす力が欠かせません。アイシンクは次のようなスキルもあわせて学べます。
- ファシリテーション:会議の目的を明確にし、時間内に結論を出す進め方。
- ロジカルシンキング:筋道立てて説明し、合意形成を早める話し方。
- コーチング:部下やメンバーの強みを引き出し、自走を促す関わり方。
これらをプロジェクト科目と組み合わせることで、計画だけでなく実行力も高まります。
課題解決型・参加型の学びで定着
講義を聞くだけでなく、「自分の現場の課題」を持ち込んで手を動かす参加型の設計です。たとえば、遅延の兆しを早く捉えるチェックリストを作る、関係者マップを描いて抜け漏れを見つける、といった演習を行います。学んだ直後に小さく試し、うまくいった点・課題を振り返るため、知識が行動に結びつきやすくなります。
高いカスタマイズ性と柔軟な運用
業界や職種に合わせてケースを差し替え、社内のルールや開発プロセスも織り込みます。人数、日程、オンライン併用などの運用も柔軟です。例えば、若手向けには基礎を厚めに、リーダー層には利害調整や意思決定の演習を増やすなど、対象者に最適化した設計が可能です。
導入効果のイメージ(例)
- 計画と実行のズレを早期に発見し、手当てが速くなる。
- 依頼・報告・相談の「型」がそろい、伝達ミスが減る。
- 会議のゴールが明確になり、短時間で結論に到達できる。
- 若手がタスクを自分で組み立て、上司のフォローが軽くなる。
- 共通言語ができ、部署をまたぐ協力が進みやすくなる。
- PDUの取得により、資格維持とスキル向上を同時に進められる。
ミニケース:技術変更で計画が揺れたとき
中盤で主要ライブラリの更新が必要になり、追加検証が発生。研修で学んだ「優先順位の再整理」と「関係者への合意形成」を使い、影響範囲を洗い出して選択肢を提示。意思決定の場では、目的・選択肢・判断基準を簡潔に共有し、合意を短時間で得られました。結果として、重要機能の品質を守りつつ、影響の小さい作業を段階的に後ろへずらす現実的な計画に切り替えられました。
強みの要点
- 国際標準に準拠し、資格と実務の双方を支える。
- IT開発の現場課題に即した演習で、再現性高く学べる。
- 人を動かすスキルも同時に鍛え、成果につなげる。
- 自社事情に合わせて設計でき、現場への展開がスムーズ。
しかし、研修効果を最大化するには、受講後の現場実践とマネジメントの後押しが欠かせません。アイシンクは振り返りや運用定着の工夫まで含めて伴走します。
次の章に記載するタイトル:他社との比較・選ばれる理由
他社との比較・選ばれる理由
前章の振り返り
前章では、アイシンクの強みと導入効果として、現場で使える実践演習、講師の伴走支援、学びの定着を測る仕組みの3点を中心にご紹介しました。本章では、他社との違いを具体的な視点で整理し、選ばれる理由を明確にします。
比較の視点
- 専門性:IT系・技術系案件への適合度
- 実践性:現場課題の持ち込み可否、演習の現実度
- カスタマイズ性:部署や成熟度に合わせた設計の柔軟さ
- 認定・資格連動:PMI認定やPMP更新(ポイント取得)への対応
- 導入形態:公開講座中心か、社内向け個別設計か
- 継続支援:受講後のフォローや現場定着の支援
日本プロジェクトソリューションズ株式会社との比較
- 特徴の傾向:国内でプロジェクトマネジメント教育を幅広く提供し、標準カリキュラムや公開型の学習機会を活用しやすい傾向があります。
- アイシンクの違い:アイシンクはIT・技術系の現場事例を多く取り入れ、受講企業の課題を演習に持ち込む設計を行いやすい点が特長です。複数部門が関わる開発や、要件変更が多い現場など、リアルな状況を想定したロールプレイやケースで鍛えます。PMI認定の講座設計により、PMP資格の維持に必要なポイント取得も並行できます。
ラーニング・ツリー・インターナショナルとの比較
- 特徴の傾向:グローバル標準に基づく幅広い講座ラインナップと公開講座の選択肢が豊富で、国際的な知識体系を体系立てて学びやすい強みがあります。
- アイシンクの違い:自社の商流や工程に合わせて内容を細かく調整し、日本の現場に即した演習で定着を図りたい場合に、アイシンクは効果を発揮します。IT・製造など技術系のプロジェクトで起こりやすいトラブルや調整の具体例を扱い、研修後のフォローも組み込みやすい点が支持されています。
アイシンクが選ばれる理由
- 現場密着の設計:受講企業の実案件を前提に、演習・フィードバックを構成します。
- 実践力重視:会議進行、合意形成、リスク対応など、明日から使う動きを反復練習します。
- 高いカスタマイズ性:部門別・職種別・レベル別に最適化し、短期集中から長期伴走まで対応します。
- 認定と資格維持の両立:PMI認定の品質基準に沿い、PMP資格更新に必要なポイント取得を支援します。
- IT・技術系に強い事例群:ソフト開発、製品開発、インフラ更改などの具体例で学べます。
こんなニーズに合います(例)
- 社内の課題(遅延、要件変更、品質ばらつき)を題材にし、解決の型を身につけたい。
- 標準知識だけでなく、プロジェクト現場でのコミュニケーションや交渉力まで鍛えたい。
- PMPなどの資格維持を意識しつつ、現場改善の成果も同時に出したい。
導入判断のチェックリスト
- 研修の目的は「知識習得」より「現場の変化」に置いていますか。
- 自社の工程・商流・文化に合わせた設計が必要ですか。
- 受講後フォロー(行動計画、コーチング、コミュニティ)が欲しいですか。
- IT・技術系案件の具体例で学ぶ必要がありますか。
- 資格維持(PMPなど)と同時に効果測定まで行いたいですか。
次の章に記載するタイトル:実績・口コミ・受講後の効果
実績・口コミ・受講後の効果
前章では、他社との比較を通じて、現場に根ざした設計、実務経験の深い講師陣、導入後の伴走支援が選ばれる理由であることをご紹介しました。ここでは、その結果として現れている実績や受講者の声、受講後の具体的な変化をお伝えします。
導入実績の全体像
導入社数や受講者数は非公開です。しかし、IT企業・大手企業・運用部門・管理職層まで、幅広い組織で活用されています。新任プロジェクトマネジャーの育成、システム運用の安定化、部門横断プロジェクトの立ち上げ支援など、目的に合わせた研修導入が進んでいます。
受講後に表れる主な効果
研修後の現場では、次のような変化を多く伺います。
- 計画づくりが具体的になり、曖昧な依頼を分解して合意形成できるようになった
- 進捗報告が一枚で伝わる形式にまとまり、会議時間が大幅に短縮された
- リスクの早期洗い出しと対応方針の合意が習慣化し、手戻りが減った
- 品質レビューの観点が共通化し、レビュー効率と成果物の品質が安定した
- 資格対策では、PMP(国際的なプロジェクトマネジメント資格)の合格者が着実に増えた
- 新任PMやリーダー層の自信が高まり、任される案件の幅が広がった
口コミ・受講者の声(要旨)
- IT企業のPM:講義だけでなく「自社の課題」を素材に演習できたので、翌週からそのまま使えた。
- 大手企業の運用部門:トラブル時の初動手順が明確になり、現場が落ち着いて動けるようになった。
- 管理職層:メンバー評価の観点がそろい、会議での指示が短く正確になった。
- PMP受験者:学習計画の立て方から模擬問題の振り返りまで伴走があり、最後まで迷わず進めた。
組織からの評価
- 人材育成担当:研修で学んだフレームと現場の言葉が結びつき、共通言語が定着した。
- 部門長:プロジェクトの見える化が進み、意思決定に必要な情報がタイムリーに上がってくるようになった。
- 経営層:重要案件の失敗要因が早期に共有され、再発防止のサイクルが回り始めた。
継続効果を生むポイント
- 使い回しできるテンプレートとチェックリストを提供し、現場適用を後押し
- 演習→現場で試す→振り返りの小さなサイクルをまわす設計
- 必要に応じたフォローアップで、学びの定着と横展開を支援
よくある導入目的と変化の例
- 新任PMの立ち上げ:任務整理と関係者調整が早まり、着手時の混乱が減る
- 運用部門の安定化:トラブル対応の基準がそろい、属人化が解消に向かう
- 管理職層の強化:目標設定と進捗確認の粒度が統一され、チームの動きが揃う
これらの声と変化は、知識の習得だけでなく「現場で再現できる行動」に落とし込んでいる証左です。したがって、資格取得と実務力の両立をめざす企業や、現場の底上げを急ぎたい組織にとって、有効な打ち手になります。
次の章に記載するタイトル:まとめ・問い合わせ先
まとめ・問い合わせ先
前章のおさらい
前章では、実績・口コミ・受講後の効果を取り上げ、現場で起きた変化を紹介しました。例えば、納期の遅れが減った、会議が短くなった、チームの意思疎通が明確になった、といった声がありました。
本記事の要点
アイシンク株式会社のプロジェクトマネジメント研修・コンサルティングは、次の点で価値があります。
- ITや専門分野に強い講師が、実例を交えて教えます。
- 国際標準に沿った実践的なプログラムです。
- 課題解決型で、内容を目的や対象者に合わせて柔軟にカスタマイズできます。
- 組織全体と個人の双方で、成果につながる力を育てます。
具体例:
- 新しいシステム導入で要件が曖昧なときは、「目的の言語化→優先度付け→リスクの洗い出し→役割分担」の4ステップで整理します。
- 多忙な現場では、1回の会議で決める範囲を事前に絞り、議題と決定ルールを配布します。
導入までの流れ
- 相談・ヒアリング:現状の悩みや達成したいゴールを共有します。
- 企画提案:狙い、期間、演習例、評価方法を含む案をすり合わせます。
- 実施・フォロー:実施後の振り返りと改善提案で定着を支援します。
こんな課題におすすめです
- プロジェクトの遅延や手戻りを減らしたい
- 部門横断の案件が増え、連携に不安がある
- 新任PMやリーダーの育成を急ぎたい
- 属人化を防ぎ、再現性のある進め方を整えたい
お問い合わせ先
- 住所:東京都新宿区西新宿1-25-1 新宿センタービル33階
- 電話:03-5909-0912
- 公式サイト:i-think.co.jp
- お問い合わせ時にお伝えいただくとスムーズです:
- 目的(例:新人リーダー育成、全社標準化 など)
- 対象者・人数・希望時期
- 現在の課題(例:要件整理、リスク管理、コミュニケーション など)