目次
はじめに
「Premiere Proで作業中にエラー『プロジェクトマネージャー』が出るのは、何が原因なのだろう」
「動画を書き出したいのに、プロジェクトマネージャーの画面で止まってしまい、どこを直せばいいのか分からない」と困っていませんか。
編集が終わって素材を整理しようとしたときや、別のパソコンへプロジェクトを移そうとしたときにエラーが出ると、納品前の作業が止まってしまい焦りますよね。
この記事では、エラー「プロジェクトマネージャー」が発生する主な原因と、Premiere Proで順番に試したい対処法をわかりやすく整理します。
プロジェクトマネージャーのエラーで最初に確認したいポイントは?

Premiere Proのプロジェクトマネージャーでエラーが出たときは、原因を一つに決めつける前に、発生している画面や操作のタイミングを確認することが大切です。
エラーの出方によって、プロジェクト全体の問題なのか、保存先や素材に原因があるのかが変わるため、最初に見るべきポイントを整理してから対処していきましょう。
どの画面でエラーが発生しているか確認する
まずは、どの画面でエラーが出たのか確認しましょう。
プロジェクトマネージャーを開いた直後なのか、保存先を指定した後なのか、「計算」や「実行」を押した後なのかで、確認するポイントが変わります。
エラー文が表示されている場合は、表示されたタイミングと内容をメモしておくと、原因を絞りやすくなります。
試す順番は「再起動→保存先変更→素材確認」
エラーが出たときは、「再起動→保存先変更→素材確認」の順で試してみましょう。
まず編集ソフトを終了して再起動し、改善しない場合は保存先をパソコン本体のデスクトップや書類フォルダに変更します。
それでもエラーが出る場合は、リンク切れやファイル名の文字化け、読み込めない素材がないか確認すると、原因を切り分けやすくなります。
プロジェクトマネージャーでエラーが発生する主な原因
プロジェクトマネージャーのエラーは、Premiere Pro本体だけでなく、保存先の空き容量、外付けSSDやHDDの接続状態、素材ファイルやキャッシュなどが原因で起こることがあります。
ここでは、エラーにつながりやすい主な原因を一つずつ確認していきます。
保存先の容量不足
保存先の空き容量が不足していると、素材のコピーやプロジェクトの書き出し途中でエラーが出ることがあります。
動画や音声、画像などもまとめて保存されるため、想像以上に容量が必要になる場合があります。
まずは保存先の空き容量を確認し、余裕がない場合は不要なファイルを整理するか、別の保存先に変更してみましょう。
外付けSSD・HDDの問題
外付けSSDやHDDを保存先にしている場合、接続が不安定だとコピーの途中でエラーが出ることがあります。
まずはUSBハブを使わず、パソコン本体のUSB端子に直接接続してみましょう。
改善しない場合はケーブルを変えるか、保存先をパソコン本体に変更すると、外付けドライブに原因があるか確認しやすくなります。
ファイル名や保存パスの問題
ファイル名や保存パスが原因で、コピーの途中にエラーが出ることもあります。
素材やフォルダ名に記号や機種依存文字、長すぎる名前が使われていないか確認しましょう。
保存先をデスクトップ直下のフォルダに変更し、短い英数字の名前で試すと改善する場合があります。
MP3素材が原因の場合がある
MP3素材が含まれていると、プロジェクトを整理する途中でエラーが出る場合があります。
読み込みはできても、素材をまとめる処理で止まることがあるため、使用しているMP3を確認してみましょう。
該当する音声をWAV形式に変換して差し替え、もう一度実行すると原因を確認しやすくなります。
メディアキャッシュの不具合
メディアキャッシュの不具合によって、素材の読み込みやコピー中にエラーが出ることもあります。
古い一時データが残っている場合は、設定画面からメディアキャッシュを削除し、ソフトを再起動してみましょう。
キャッシュを削除しても元の素材やプロジェクトファイルは消えないため、再度プロジェクトマネージャーを実行して確認できます。
「メディアキャッシュを削除すると何が消えるのか不安な方は、削除方法や影響を確認してから進めてみましょう。」
▶Premiere Proのメディアキャッシュを削除するとどうなる?削除方法と注意点
プロジェクト設定の問題
プロジェクト設定が原因で、素材の整理やコピー中にエラーが出ることもあります。
保存場所やスクラッチディスクの保存先が、削除したフォルダや接続していない外付けドライブになっていないか確認しましょう。
問題がある場合はパソコン本体のフォルダに変更し、保存してからもう一度実行してみてください。
Adobe Communityで報告されている回避方法
プロジェクトマネージャーのエラーは、設定を一つ変えるだけで回避できる場合もあります。
ここでは、実際に試しやすい回避方法を順番に確認していきます。
保存先を変更して実行する
保存先を変更すると、プロジェクトマネージャーのエラーが改善する場合があります。
まずはデスクトップ直下に新しいフォルダを作り、短い英数字の名前を付けて保存先に指定してみましょう。
外付けSSDや共有フォルダを使っている場合も、一度パソコン本体に保存すると、保存先に原因があるか確認しやすくなります。
不要な素材を除外して試す
不要な素材を除外すると、エラーの原因になっているファイルを見つけやすくなります。
完成版で使っていない動画や音声、画像を外し、必要な素材だけでプロジェクトマネージャーを実行してみましょう。
エラーが出なくなった場合は、除外した素材の中に問題のあるファイルが含まれている可能性があります。
新規プロジェクトで試す
新規プロジェクトで試すと、元のプロジェクトファイルに問題があるか確認しやすくなります。
新しいプロジェクトを作成し、必要なシーケンスだけを読み込んでプロジェクトマネージャーを実行してみましょう。
新規プロジェクトでエラーが出なければ、元のプロジェクトの設定やデータが影響していた可能性があります。
それでも解決しない場合の対処法
保存先の変更や素材の確認をしてもプロジェクトマネージャーのエラーが解消しない場合は、Premiere Pro上での自動収集にこだわらず、別の方法で素材を確保することも考えます。
作業を止めないためには、必要な素材を手動でコピーする方法や、新規プロジェクトへ移行する方法、状況を整理してAdobe Communityへ相談する方法を順番に確認していきましょう。
必要な素材を手動でコピーする
プロジェクトマネージャーで解決しない場合は、必要な素材を手動でコピーする方法もあります。
保存用フォルダを作り、使用している動画や音声、画像だけをまとめましょう。
その後、リンク切れした素材をコピー先のファイルに置き換えると、自動コピーで発生するエラーを避けやすくなります。
「素材を移動したあとに『メディアオフライン』と表示された場合は、リンク切れした素材を再リンクする方法も確認してみてください。」
▶Premiere Proでメディアオフラインになる原因は?リンク切れを再リンクする方法
新規プロジェクトへ移行する
新規プロジェクトへ移行すると、元のプロジェクトに残っている不具合を避けられる場合があります。
新しいプロジェクトを作成し、必要なシーケンスだけを読み込んで、素材のリンクを確認しましょう。
その状態でプロジェクトマネージャーを実行すると、元のプロジェクトに原因があるか判断しやすくなります。
Adobe Communityへ相談する
自分で確認しても解決しない場合は、Adobe Communityへ相談する方法もあります。
投稿するときは、編集ソフトのバージョンやOS、エラーが出たタイミング、表示された内容を具体的に書きましょう。
あわせて、すでに試した対処法も伝えると、原因や次に確認するポイントを絞りやすくなります。
まとめ
Premiere Proで「プロジェクトマネージャー」のエラーが出ても、すぐに原因を特定できるとは限りません。
まずは再起動し、保存先の変更、使用している素材の確認と順番に試していくと、原因を少しずつ絞り込めます。
それでも改善しない場合は、新規プロジェクトで試したり、必要な素材を手動でまとめたりする方法もあります。
一度にすべての設定を変えるのではなく、一つずつ確認しながら進めることが大切です。
どうしても解決できないときは、エラーが出たタイミングや試した対処法を整理して、Adobe Communityへ相談してみましょう。
焦って作業を繰り返さず、原因を切り分けながら自分の状況に合った対処法を試してみてください。