目次
はじめに
このドキュメントは「人材育成 セミナー」に関する情報を整理し、企業の人事・教育担当者や経営者が自社の課題に合ったセミナーを比較・検討できるようにまとめたものです。主に階層別やテーマ別のセミナー情報、開催形態や費用といった条件、そして先進事例の紹介を含みます。
目的と対象
- 目的：社内の人材育成施策に適した外部セミナーを効率的に選定するための判断材料を提供します。
- 対象：人事・研修担当者、経営者、育成計画を担当する管理職の方々です。
本書の使い方
- 自社の育成ニーズ（対象階層、テーマ、期待する成果）を明確にします。
- 各セミナーの「対象」「目的」「形式」「費用」「事例」を比較します。
- 実施後の評価方法やフォロー施策まで含めて検討します。
比較検討の主なポイント
- 対象階層：新入社員、若手、管理職など。
- 目的・学習成果：スキル習得か意識改革かを明確にする。
- 開催形態：集合研修、オンライン、ハイブリッド、小人数ワークショップなど。
- 時間・回数・参加人数：業務への影響を考慮して選ぶ。
- 講師プロフィール：実務経験やファシリテーション力を見る。
- 評価方法：事前・事後の測定やフォローアップ方法。
- 費用内訳：受講料のほか、交通・宿泊・教材費など。
- カスタマイズ性：自社事例を取り入れられるか。
これらを踏まえ、本書では第2章で会員向け講演型の具体例を、第3章で次世代リーダー育成のセミナー群を詳述します。まずは自社の優先課題を整理してから読み進めることをおすすめします。
会員向け講演型：2025年度 人材育成セミナー（イナガキヤスト講演）
概要
会員限定で開催する人材育成セミナーです。テーマは「自分らしく成長する力」。富山県在住のフォトグラファー、イナガキヤスト氏が自身の自己成長の軌跡や日々の考え方を語る講演形式のプログラムです。参加費は無料、会場参加（定員50名）となります。
開催情報
日時：2025年11月26日（水）14:30〜16:00
会場：北日本新聞 創造の森 越中座（富山市婦中町島本郷）
申込締切：2025年11月19日
当日の流れ：受付開始、開会挨拶、講演「自分らしく成長する力」、閉会挨拶
講師プロフィール
イナガキヤスト氏は富山を拠点に活動するフォトグラファー。撮影や表現活動を通して自己理解を深め、人との関わりや働き方に関する気づきを得てきた経験を持ちます。実践に基づくエピソードを交え、堅苦しくない語り口で共有します。
特徴と期待される効果
本セミナーはビジネススキル研修とは異なり、自己成長や生き方、キャリア観の見直しを促す内容です。参加者は自分の価値観や強みを再確認し、日常で試せる考え方や習慣のヒントを得られます。社員のモチベーション向上や自己理解の深化に役立つ教養系・意識啓発型の講演です。
対象と申込について
対象は本団体の会員です。参加は無料ですが定員があります。申込締切は11月19日まで。申込方法の詳細は団体からの案内に従ってください。
日本生産性本部：次世代リーダー・経営人材育成セミナー群
概要
日本生産性本部が提供する研修群は、上級管理者や次世代リーダー、経営幹部、経営者・役員などハイレイヤー層を主な対象とします。会場開催、オンライン、ハイブリッドなど多様な形態で実施し、経営視点や戦略思考、リーダーシップを実践的に伸ばします。
代表的なセミナー例
1) 上級管理者研修（オンライン受講）
- 対象：部長クラス
- 目的：経営視点を持ったリーダーシップとマネジメント力の向上
- 開催例：2025年1月21〜23日
- 学び：意思決定の枠組みや部門横断の調整手法を演習で習得します。
2) 未来創造塾（第4期）【会場開催】
- 対象：次世代経営幹部・リーダー
- 目的：未来構想力と戦略思考の育成
- 開催例：2025年7〜9月（東京、複数日）
- 学び：長期視点での事業構想やシナリオプランニングを学びます。
3) The Next Leader Acceleration Program
- 対象：経営者・役員
- 目的：経営戦略とリーダーシップの包括的習得
- 開催例：2025年7〜10月
- 学び：戦略策定から組織変革まで幅広く扱います。
4) マネジメント・ケイパビリティ 女性リーダー研修（2025年度）
- 対象：女性リーダー候補
- 目的：女性のマネジメント能力向上とダイバーシティ推進
- 開催例：10月〜12月（東京）
- 学び：リーダーシップスタイルの確立と多様性の活かし方を扱います。
5) バックキャスティング経営研修 ～目先に振り回されないために～
- 対象：次世代経営幹部・上級管理者
- 目的：未来から逆算する思考法の習得
- 開催例：2025年3月20日
- 学び：望ましい未来を設定し、そこから現在の戦術を導く手法を演習します。
参加のすすめ
- 経営視点を強化したい方は、複数のプログラムを組み合わせて受講すると効果的です。
- 会場とオンラインの形式を活かし、実務で使えるスキルを持ち帰れます。