目次
はじめに
「プレゼンのスライドは何枚くらい用意すればいいの?」
「10分の発表なのに、スライドが多すぎたり少なすぎたりしないか不安」と感じていませんか。
社内会議や取引先への提案で資料を作るとき、伝えたい内容を入れていくうちに枚数が増え、発表時間内に説明しきれるのか迷うこともありますよね。
この記事では、5分・10分・15分など時間別のスライド枚数の目安や、時間内に収めるための基本的な考え方、実際の構成例を順を追って説明していきます。
プレゼンのスライド枚数の目安は?
プレゼンのスライド枚数は、発表時間に合わせて決めると調整しやすくなります。
ここでは、5分・10分・15分・30分・60分のスライド枚数の目安と、1枚あたりに使える時間から必要な枚数を調整する方法を説明します。
5分・10分・15分・30分・60分のスライド枚数の目安
スライド枚数は、5分なら5〜7枚、10分なら10〜12枚、15分なら10〜15枚、30分なら15〜20枚、60分なら25〜30枚程度を目安にすると考えやすいでしょう。
ただし、適切な枚数はプレゼンの内容や1枚にかける説明時間によっても変わるため、目安に合わせることにこだわる必要はありません。
発表時間が長い場合も、内容ごとに必要な説明時間を考えながら、無理なく話せる枚数に調整することが大切です。
1枚あたりに使える時間から必要枚数を調整する
スライドの枚数に迷ったときは、発表時間と1枚あたりに使う時間から考える方法もあります。
たとえば、10分のプレゼンで1枚につき1分程度説明する場合は、10枚ほどがひとつの目安です。
じっくり説明したい内容が多ければ枚数を少なくし、短時間で説明できるスライドが多ければ枚数を増やすなど、実際に話す時間に合わせて調整すると無理のない構成にしやすくなります。
プレゼンのスライド枚数を決める3つの基準
プレゼンのスライド枚数は、発表時間だけでなく、何を伝えるのか、聞き手がどれだけの情報を理解できるのかを考えて決める必要があります。
ここでは、目的と内容、聞き手の理解しやすさ、発表時間の3つを基準に、スライド枚数を決める方法を説明します。
プレゼンの目的と伝える内容から枚数を決める
スライドの枚数を決めるときは、まずプレゼンを通して何を伝えたいのか、目的を明確にしておくことが大切です。
「何を理解してもらいたいのか」「何を判断してもらいたいのか」を整理し、そのために必要な内容をスライドに割り当てていきます。
目的に直接関係しない情報は無理に入れず、必要な内容を整理してから枚数を調整すると、全体の構成もまとめやすくなります。
聞き手が理解しやすい情報量に調整する
1枚のスライドに多くの要点を詰め込んでしまうと、聞き手が内容を理解するまでに時間がかかり、説明も長くなりやすくなります。
そのため、基本的には1枚につき伝えたい要点を1つに絞り、複数の情報が必要な場合はスライドを分けるとよいでしょう。
文字や図表が多くなったときも、無理に1枚に収めようとせず、聞き手が内容を追いやすい情報量になるよう調整することが大切です。
発表時間に合わせて優先順位を決める
発表時間が決まっている場合は、すべての情報を盛り込もうとするのではなく、伝える内容に優先順位を付けてスライドを整理します。
たとえば10分のプレゼンであれば、まず結論や目的を伝えるために必要なスライドを残し、そのうえで時間内に説明できる枚数へ調整していきましょう。
時間を超えてしまう場合は、重要度の低い内容を減らすことで、本当に伝えたいポイントを分かりやすくまとめやすくなります。
時間別のプレゼン構成例
プレゼンは発表時間によって、スライドに入れる情報量や説明する順番を調整する必要があります。
ここでは、短時間プレゼンと30分以上のプレゼンに分けて、時間に合わせた構成の考え方を説明します。
短時間プレゼンは結論を中心に構成する
5〜10分程度の短いプレゼンでは、限られた時間で要点を伝えるために、結論を中心に構成すると分かりやすくなります。
最初の1〜2枚でプレゼンの目的や結論を示し、その後のスライドで理由や根拠を説明していくと、聞き手も話の流れをつかみやすいでしょう。
内容を盛り込みすぎると一つひとつの説明が駆け足になってしまうため、結論に直接関係しない情報は省き、本当に必要な内容に絞ることが大切です。
30分以上のプレゼンは導入・本題・まとめで組み立てる
30分以上のプレゼンでは、導入・本題・まとめの3つに分けて考えると、全体の流れを整理しやすくなります。
たとえば、導入に5分、本題に20分、まとめに5分というように、先に各パートの時間を決めてからスライドを割り当てると、枚数も調整しやすくなるでしょう。
本題で伝える内容が多い場合は、いくつかのテーマに分けて順番に説明することで、聞き手も内容を追いやすくなります。
スライド枚数が多すぎる・少なすぎる場合の判断ポイント
スライドを作成したものの、内容を詰め込みすぎて時間内に説明できなかったり、枚数が少なく説明する内容が不足したりすることがあります。
ここでは、スライドが多すぎるときに削る内容と、少なすぎるときに追加する内容の基準を説明します。
枚数が多すぎるときに削る内容の基準
スライドが多く、発表時間内に収まらない場合は、結論を伝えるうえで重要度の低い内容から見直していきます。
同じ内容を複数のスライドで繰り返していたり、口頭で簡単に補足できる細かな情報が含まれていたりする場合は、思い切ってスライドから外してもよいでしょう。
枚数を減らした後は実際に発表時間を測り、無理なく予定時間に収まるまで調整することが大切です。
枚数が少なすぎるときに追加する内容の基準
スライドが少なく、発表時間に対して説明する内容が足りない場合は、結論をより理解しやすくするために必要な情報を追加します。
特に、結論だけでは聞き手が納得したり判断したりするのが難しい場合は、その理由や根拠、具体例などを補うスライドを加えるとよいでしょう。
ただし、情報を増やすこと自体を目的にせず、実際に説明する時間を確認しながら、発表時間に収まる範囲で必要な内容を追加することが大切です。
プレゼン時間内に収めるためのスライド調整方法
プレゼンを時間内に収めるには、スライドの枚数を減らすだけでなく、各スライドで説明する情報量も調整する必要があります。
ここでは、重要度の低いスライドを削る方法と、1枚あたりの情報量を調整する方法について説明します。
重要度の低いスライドを削る方法
発表時間を超えてしまう場合は、まず結論やプレゼンの目的に直接関係しないスライドから見直してみましょう。
同じ内容を複数のスライドで説明している場合は1枚にまとめ、補足程度の情報であれば、スライドにせず口頭で伝えられないかを考えます。
不要なスライドを削った後は最初から通して時間を測り、予定時間に収まるまで重要度の低い内容を少しずつ減らしていくと調整しやすくなります。
1枚に情報を詰め込みすぎない調整方法
1枚のスライドに複数の要点や長い文章を詰め込むと、聞き手が内容を理解するまでに時間がかかり、説明も長くなりやすくなります。
そのため、基本的には1枚につき伝えたい要点を1つに絞り、説明に1〜2分以上かかる場合は、内容を複数のスライドに分けることも検討しましょう。
分けた後はそれぞれの説明時間を確認しながら、プレゼン全体が予定時間に収まるように枚数や情報量を調整することが大切です。
まとめ
プレゼンのスライド枚数に決まった正解はなく、発表時間や伝える内容に合わせて調整することが大切です。
枚数の目安を参考にしながら、1枚につき伝えたい要点を1つに絞ると、聞き手にも分かりやすくなります。
作成後は実際に時間を測って話してみましょう。
長ければ不要な内容を減らし、短ければ必要な説明を補うことで、無理なく伝えられるプレゼンに整えられます。