リーダーシップとマネジメントスキル

ゲームでできるチームビルディングとは?目的別のおすすめと選び方を解説

はじめに

「チームビルディングにゲームを取り入れたいけれど、どんなゲームを選べばいいの?」
「参加者が楽しむだけで終わらず、仕事にも生かせる方法はある?」と迷っていませんか。

社内研修やチームの交流会を任されたものの、初対面のメンバーが多かったり、普段あまり話さない社員同士が参加したりすると、全員が取り組みやすい内容を決めるのは難しいですよね。

この記事では、チームビルディングにゲームを取り入れる目的から、目的別のおすすめゲーム、人数や実施時間などを踏まえた選び方まで紹介します。

チームビルディングゲームとは?

チームビルディングゲームとは、メンバーがゲームに参加しながら、会話や協力を通じてチームの関係性を深める取り組みです。

ここでは、チームビルディングゲームの意味と、実施する目的について説明します。

ゲームを通じてチームの関係性や協力を深める取り組み

チームビルディングゲームは、複数人で同じ課題に取り組みながら、メンバー同士の関係性を深める取り組みです。

ゲームを通じて意見を伝えたり、相手の考えを聞いたりすることで、普段の業務では少ない交流の機会をつくれます。

また、共通の目標に向けて協力するなかで、お互いの考え方や得意なことを知るきっかけにもなります。

チームビルディングゲームを行う目的

チームビルディングゲームの目的は、メンバー同士の交流を増やし、協力しやすい関係をつくることです。

ゲームの中で意見交換や役割分担を行うことで、相手の考え方や得意なことを知る機会が増えます。

こうした経験を重ねることで、普段の業務でも気軽に相談したり、協力し合ったりしやすくなります。

チームビルディングゲームを選ぶポイント

チームビルディングゲームは、参加するメンバーや実施する環境によって適した内容が異なります。

ここでは、チームビルディングゲームを選ぶ際に確認したい3つのポイントを説明します。

コミュニケーションや相互理解など目的から選ぶ

チームビルディングゲームは、実施する目的に合わせて選ぶことが大切です。

会話を増やしたい場合は交流の多いゲーム、相手の考え方を知りたい場合は意見を伝え合うゲームが向いています。

まずは「何を高めたいのか」を明確にしておくと、目的に合ったゲームを選びやすくなります。

参加人数と所要時間から選ぶ

ゲームを選ぶ際は、参加人数と確保できる時間を確認しましょう。

人数が多い場合はグループに分けて参加できるか、時間が限られている場合は準備や説明も含めて終了できるかを確認します。

全員が無理なく参加できるよう、人数や時間に合ったゲームを選ぶことが大切です。

対面・オンラインなど実施環境から選ぶ

チームビルディングゲームは、対面かオンラインかによって適した内容が異なります。

対面では道具を使ったゲーム、オンラインではビデオ会議ツールを使ったゲームなど、実施方法に合わせて選びましょう。

会場や必要な機材、使用するツールを事前に確認しておくと、当日もスムーズに進めやすくなります。

短時間でできるチームビルディングゲーム

短時間で実施できるチームビルディングゲームなら、通常の業務や研修の合間にも取り入れやすく、メンバー同士が会話するきっかけをつくれます。

ここでは、短時間で取り組みやすい「共通点探しゲーム」「Good&New」「他己紹介」の3つを紹介します。

共通点探しゲーム

共通点探しゲームは、参加者同士で会話をしながら、共通する経験や好みを見つけるゲームです。

2〜5人程度のグループに分かれて共通点を探すことで、初対面や普段あまり話さないメンバーとも交流するきっかけになります。

5〜10分程度で実施できるため、業務や研修の合間にも取り入れやすいゲームです。

Good&New

Good&Newは、最近あった「よかったこと」や「新しく知ったこと」を一人ずつ発表するゲームです。

参加者が順番に話すことで、普段の業務では知る機会が少ないメンバーの経験や考えを共有できます。

1人1分程度で発表すれば、5人でも約5分で実施でき、全員が話す機会をつくれます。

他己紹介

他己紹介は、2人1組で会話をした後、相手から聞いた内容をグループ内で紹介するゲームです。

相手の話を聞いて紹介することで、お互いの考え方や経験を知るきっかけになります。

会話時間を3〜5分程度に設定すれば、短時間でも相手への理解を深めながら交流できます。

少人数でできるチームビルディングゲーム

少人数でチームビルディングゲームを行う場合は、参加者全員が意見を出したり、役割を分担したりできるゲームを選ぶと取り組みやすくなります。

ここでは、少人数で実施しやすい「NASAゲーム」「ペーパータワー」「マシュマロチャレンジ」の3つを紹介します。

NASAゲーム

NASAゲームは、月面での遭難を想定し、限られた物資の優先順位を話し合って決めるゲームです。

まず個人で順位を考え、その後4〜6人程度のグループで意見を出し合い、全員で順位を決めます。

自分と相手の判断を比較しながら話し合うことで、意見の伝え方や相手の考えを理解する練習になります。

ペーパータワー

ペーパータワーは、紙だけを使ってできるだけ高いタワーを作るゲームです。

3〜5人程度のグループに分かれ、5〜10分程度の制限時間内に協力してタワーを完成させます。

限られた材料と時間の中でアイデアを出し合い、役割を分担しながら取り組むことで、チームの協力を深められます。

マシュマロチャレンジ

マシュマロチャレンジは、乾燥パスタやテープを使い、頂点にマシュマロを置いたタワーの高さを競うゲームです。

4人程度のグループで、18分ほどの制限時間内に組み立て方を相談しながらタワーを作ります。

試作と修正を繰り返すなかで、メンバー同士が意見を出し合い、協力して課題に取り組む経験ができます。

コミュニケーションを深めるチームビルディングゲーム

メンバー同士のコミュニケーションを深めたい場合は、会話や意見交換が自然に生まれるゲームを選ぶことが大切です。

ここでは、コミュニケーションを深めやすい「コンセンサスゲーム」「絵しりとり」「ジェスチャーゲーム」の3つを紹介します。

コンセンサスゲーム

コンセンサスゲームは、設定された課題について意見を出し合い、グループで1つの答えを決めるゲームです。

まず個人で考えた後、3〜6人程度のグループで理由を伝えながら話し合います。

お互いの意見を聞きながら結論をまとめることで、コミュニケーションや相互理解を深められます。

絵しりとり

絵しりとりは、言葉を使わずに絵だけでしりとりをつなげていくゲームです。

参加者が順番に絵を描き、次の人はその絵が表す言葉を考えて、しりとりを続けます。

絵を通じて相手に意図を伝えることで、伝え方や受け取り方の違いを楽しく体験できます。

ジェスチャーゲーム

ジェスチャーゲームは、出されたお題を言葉を使わずに動作で表現し、ほかの参加者が答えを当てるゲームです。

1人が30秒程度でお題を表現し、ほかのメンバーは動きを見ながら答えを考えます。

言葉に頼らず意図を伝えたり、相手の動きから意味を読み取ったりすることで、コミュニケーションの幅を広げられます。

オンラインでできるチームビルディングゲーム

オンラインでチームビルディングゲームを行う場合は、離れた場所にいるメンバーでも参加しやすく、会話や協力が生まれるゲームを選ぶことが大切です。

ここでは、オンラインで実施しやすい「オンライン人狼ゲーム」「オンラインクイズ」「オンライン謎解きゲーム」の3つを紹介します。

オンライン人狼ゲーム

オンライン人狼ゲームは、ビデオ会議ツールなどを使い、会話をしながら誰が人狼かを推理するゲームです。

5〜10人程度で役割を決め、話し合いや投票を通じて人狼を探します。

相手の発言を聞きながら自分の考えを伝えるため、離れた場所にいるメンバー同士でも交流を深められます。

オンラインクイズ

オンラインクイズは、ビデオ会議ツールやクイズサービスを使って、参加者が同じ問題に挑戦するゲームです。

3〜6人程度のグループで相談しながら回答を決める形式にすると、自然に意見を出し合う機会が生まれます。

オンラインで問題を共有できるため、離れた場所にいても協力しながら楽しめます。

オンライン謎解きゲーム

オンライン謎解きゲームは、画面に表示された謎や課題を、参加者同士で相談しながら解くゲームです。

3〜6人程度のグループで情報を共有し、制限時間内に協力して答えを導き出します。

画面共有やチャットを活用することで、離れた場所にいるメンバーとも一緒に考えながら取り組めます。

チームビルディングゲームを成功させるポイント

チームビルディングゲームを実施する際は、ゲームを行うこと自体を目的にせず、参加者が目的を理解したうえで取り組めるようにすることが大切です。

ここでは、チームビルディングゲームを成功させるために押さえておきたい4つのポイントを説明します。

ゲームを行う目的を参加者に共有する

ゲームを始める前に、何のために実施するのかを参加者に伝えましょう。

「メンバー同士の交流を増やす」「意見を伝え合う」など、目的を具体的に共有することで、参加者も意識して取り組めます。

ゲームを楽しむだけで終わらせず、普段の仕事にも生かせるようにすることが大切です。

人数や時間に合ったゲームを選ぶ

ゲームを選ぶ際は、参加人数と確保できる時間を確認しましょう。

たとえば、10人で30分実施する場合は、全員が参加でき、準備や説明も含めて時間内に終わる内容を選びます。

待ち時間が長くなったり途中で終了したりしないよう、無理のない内容にすることが大切です。

全員が参加しやすいルールと難易度にする

ゲームは、参加者全員がルールを理解し、無理なく取り組める内容にしましょう。

ルールが複雑な場合は事前に説明し、難しすぎる場合は制限時間や課題を調整すると、誰もが参加しやすくなります。

参加者の経験や年齢に違いがある場合も、全員が楽しめる難易度にすることが大切です。

ゲーム終了後に振り返りの時間を設ける

ゲーム終了後は、5〜10分程度の時間を設けて、参加中の行動やメンバーとのやり取りを振り返りましょう。

「どのように役割を分担したか」「どうやって意見をまとめたか」などを話し合うと、ゲームでの気づきを整理できます。

さらに、普段の仕事でどう生かせるかを考えることで、チームでの協力やコミュニケーションの改善につなげられます。

まとめ

チームビルディングゲームは、メンバー同士の交流を増やし、協力しやすい関係をつくる取り組みです。

ゲームを選ぶ際は、目的を明確にしたうえで、参加人数や時間、対面・オンラインなどの実施環境に合った内容を選びましょう。

共通点探しゲームやNASAゲーム、オンライン謎解きゲームなど、目的に応じてさまざまな種類があります。また、終了後に振り返りの時間を設けることで、ゲームでの気づきを普段の仕事にも生かしやすくなります。

チームの状況に合ったゲームを取り入れてみましょう。

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