目次
はじめに
「コミュニケーション」の語源は何だろう?」
「本来はどのような意味を持つ言葉なの?」と疑問に感じたことはありませんか。
学校の授業や仕事の研修で語源について触れられたり、コミュニケーション能力について学んだりする中で、「話すことが上手な人」という意味だと思っていたものの、本来の意味が気になって調べ始める方も多いでしょう。
この記事では、コミュニケーションの語源やラテン語との関係、本来の意味が現在のコミュニケーションの考え方にどのように生かされているのかを、順を追って説明していきます。
コミュニケーションの語源は?

コミュニケーションという言葉は、英語ではなくラテン語に由来しています。
語源を知ると、単に「会話すること」ではなく、本来どのような意味を持つ言葉なのかが分かります。
ここでは、「communicare」と「communis」の意味から、コミュニケーションの本来の考え方を見ていきましょう。
「communicare」
ラテン語の「communicare」は、「分かち合う」「共有する」という意味を持つ言葉です。
単に相手へ情報を伝えるだけではなく、考えや気持ちを互いに共有することを表しており、現在のコミュニケーションという言葉のもとになっています。
「communis」
「communis」は、ラテン語で「共通の」「共有された」という意味を持つ言葉です。
人と人が同じ認識や価値を共有することを表し、「communicare」の語源となった言葉として知られています。
語源からわかるコミュニケーションの本来の意味
語源をたどると、コミュニケーションは単に話したり情報を伝えたりすることを指す言葉ではありません。
本来の意味を理解すると、なぜ相手との共有や双方向のやり取りが大切なのかが見えてきます。
ここでは、語源から分かるコミュニケーションの本来の意味について解説します。
コミュニケーションは一方的に情報を伝えることではない
コミュニケーションは、相手に情報を伝えるだけの行為ではありません。
語源には「共有する」という意味があり、自分の考えを伝えるだけでなく、相手と内容を共有し、お互いに理解を深めることが大切だと考えられています。
相手と情報や考えを共有することがコミュニケーションの基本
コミュニケーションの基本は、相手と情報や考えを共有することです。
一方的に話すだけではなく、相手が内容を理解し、互いに共通の認識を持つことで、コミュニケーションはより円滑に進みやすくなります。
コミュニケーションの語源は現在の意味にもつながっている
コミュニケーションの語源にある「共有する」という考え方は、現在の意味にも受け継がれています。
ここでは、語源が現代のコミュニケーションにどのようにつながっているのかを解説します。
「相手と認識を共有するには、具体的にどのような工夫をすればよいのだろう」と感じた方は、こちらの記事も参考になります。
▶コミュニケーション能力とは?仕事で求められる能力や高め方を解説
「伝える」だけでなく相手に理解されることで共有につながる
コミュニケーションは、情報を伝えただけでは完了しません。
相手が内容を理解して初めて、情報や考えが共有された状態となり、本来のコミュニケーションの目的に近づきます。
確認やすり合わせによって共通理解が生まれる
コミュニケーションでは、内容を確認したり認識をすり合わせたりすることが大切です。
こうしたやり取りを重ねることで、互いに同じ理解を持ちやすくなり、情報や考えを共有しやすくなります。
コミュニケーションについてより深く理解したい方は、基本的な意味や考え方を整理したこちらの記事も参考にしてみてください。
コミュニケーションとは?必要な場面・上手な人の特徴と上達のコツをわかりやすく解説
まとめ
コミュニケーションの語源には、「分かち合う」「共有する」という意味があります。
そのため、コミュニケーションは一方的に話すことではなく、相手と情報や考えを共有し、お互いに理解を深めていくことが本来の姿だといえます。
相手に伝えたつもりでも、理解が一致していなければ十分に共有できたとはいえません。
だからこそ、相手の理解を確認したり、認識をすり合わせたりする姿勢が大切になります。
語源を知ることで、「伝える」だけではなく「共有する」という視点を持ちやすくなります。
日常や仕事でのコミュニケーションでも、この考え方を意識してみてはいかがでしょうか。