目次
はじめに
「部長になる平均年齢は何歳くらい?」
「自分の年齢だと、課長や部長への昇進は早いのか遅いのか」と気になっていませんか。
社内で同年代の社員が課長に昇進したり、今後のキャリアを考え始めたりすると、係長・課長・部長に就く年齢の目安を知りたくなることがありますよね。
この記事では、部長の平均年齢を確認しながら、課長・係長との年齢の違いや、年代別に見た昇進の目安を紹介します。
部長級の平均年齢は何歳?
部長級の平均年齢を確認するときは、個別企業の事例ではなく、公的統計を基準にすると全体の傾向を把握しやすくなります。
ここでは、公的統計をもとにした部長級の平均年齢と男女による違いを説明します。
部長級の平均年齢
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、部長級の平均年齢は男女計で53.1歳です。
部長級には部長相当の職務に就く人も含まれており、50代前半が平均的な年齢となっています。
部長の平均年齢は男女で違いがある
同調査によると、部長級の平均年齢は男性53.1歳、女性53.0歳です。
男女の差はわずか0.1歳で、平均年齢にほとんど違いがないことが分かります。
部長の平均年齢は課長・係長とどう違う?
部長の平均年齢を考えるときは、課長や係長と比較すると役職ごとの年齢差を把握しやすくなります。
ここでは、部長・課長・係長の平均年齢を比較し、役職と年齢の関係を説明します。
部長・課長・係長の平均年齢を比較
厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」によると、平均年齢は部長級53.1歳、課長級49.5歳、係長級45.4歳です。
部長級と課長級では3.6歳、課長級と係長級では4.1歳の差があり、部長級と係長級では7.7歳の開きがあります。
役職が上がるほど平均年齢も高くなる
同調査では、係長級から課長級、部長級へと役職が上がるにつれて、平均年齢も高くなっています。
役職ごとの差は約4歳で、上位の役職ほど平均年齢が高い傾向が見られます。
部長になる年齢は会社によって異なる
部長になる年齢は一律ではなく、勤務する会社の規模や業種によって差があります。
ここでは、企業規模と業種の違いから、部長の年齢に差が出る理由を説明します。
企業規模によって部長の年齢に差が出る
企業規模によって役職の数や昇進の流れが異なるため、部長になる年齢にも差が出ることがあります。
大企業では係長や課長などを経て部長になる場合が多い一方、役職数が少ない企業では、比較的早く部長に就くケースもあります。
業種によって部長の平均年齢は異なる
部長の平均年齢は、業種によっても違いがあります。
求められる経験年数や昇進までの期間が異なるため、全体の平均だけでなく、自分が働く業種の平均年齢も確認すると参考になります。
部長の平均年齢と自分の年齢を比較するときの注意点
部長の平均年齢は、自分の昇進時期を考える際の参考にはなりますが、その年齢で部長になれることを示す数値ではありません。
ここでは、平均年齢を見る際に押さえておきたい2つの注意点を説明します。
平均年齢は部長になる年齢そのものではない
部長の平均年齢は、調査時点で部長級として働いている人の年齢を平均したものです。
平均が53歳でも、53歳で昇進したという意味ではないため、部長になる年齢とは分けて考えることが大切です。
年齢だけで昇進の早い遅いは判断できない
部長になる年齢は、会社の人事制度や役職数、本人の経験などによって異なります。
同じ年齢でも役職には違いがあるため、平均年齢と比べるだけで昇進が早いか遅いかを判断することはできません。
まとめ
部長級の平均年齢は、厚生労働省の「令和7年賃金構造基本統計調査」で男女計53.1歳です。
課長級は49.5歳、係長級は45.4歳となっており、役職が上がるほど平均年齢も高くなっています。
ただし、部長になる年齢は企業規模や業種、人事制度などによって異なるため、53.1歳で部長に昇進するとは限りません。
自分の昇進時期を考える際は、平均年齢だけで早い・遅いを判断せず、自社の役職構成や昇進の仕組みとあわせて確認しましょう。