コミュニケーションスキル

中学生向け|ビブリオバトル原稿の構成と作り方を例文付きでわかりやすく解説

はじめに

「ビブリオバトルの原稿はどのような順番で作ればいいの?」
「本の内容を紹介したいけれど、何を話せば相手に伝わるのだろう……」と悩んでいませんか。

学校の授業や発表の場でビブリオバトルに取り組むことになり、原稿を書こうとしても、本のあらすじをそのまま並べればよいのか、自分の感想をどこまで入れればよいのか分からず、手が止まってしまうこともありますよね。

この記事では、中学生向けにビブリオバトル原稿の基本的な構成や作り方、書くときに意識したいポイントを順を追って説明していきます。

中学生向け|ビブリオバトル原稿の基本構成

ビブリオバトルでは、本のおもしろさを相手に伝えるために、話す順番をあらかじめ整理しておくことが大切です。

ここでは、中学生でも取り組みやすいビブリオバトル原稿の基本構成を順番に見ていきましょう。

導入で本を選んだ理由を伝える

導入では、その本を選んだ理由を最初に伝えましょう。

「なぜこの本を紹介したいのか」が分かると、聞いている人も内容をイメージしやすくなります。本を読んだきっかけや印象に残った場面、面白いと感じた理由を1〜2文で簡潔に伝えるのがおすすめです。

最初に選んだ理由を話すことで、聞き手も本に興味を持ちやすくなります。

あらすじは短くまとめる

あらすじは、本の内容を理解するために必要な部分だけを短くまとめましょう。

物語を最初から最後まで詳しく説明する必要はありません。主人公が何を目指しているのか、どのような出来事が起こるのかを2〜3文程度で伝えるのがおすすめです。

あらすじを短くすることで、その後に紹介したいポイントをゆっくり話しやすくなります。

おすすめしたい理由を話す

おすすめしたい理由では、自分が「読んでよかった」と感じたポイントを具体的に話しましょう。

面白かった場面や印象に残った出来事などを1〜2点に絞って説明するのがおすすめです。

自分の感想を交えながら話すことで、本を読んでみたいという気持ちが聞き手にも伝わりやすくなります。

最後に読みたくなる一言でまとめる

最後は、本を読んでみたくなる一言で発表を締めくくりましょう。

「続きが気になる人はぜひ読んでみてください」「この結末を自分の目で確かめてほしいです」など、聞き手へ呼びかける形でまとめるのがおすすめです。

最後に一言添えることで、本への興味を持ったまま発表を終えやすくなります。

中学生向け|ビブリオバトル原稿の時間配分

ビブリオバトルでは限られた発表時間の中で本の魅力を伝える必要があるため、どの部分にどれくらい時間を使うかを意識することが大切です。

ここでは、ビブリオバトル原稿の時間配分の目安を順番に紹介します。

導入は1分以内を目安にする

導入は発表全体の最初の部分なので、1分以内を目安にまとめましょう。

本のタイトルや選んだ理由を簡潔に伝えることで、聞き手も内容に入りやすくなります。

導入は長くしすぎず、短く分かりやすく伝えることを意識するのがおすすめです。

あらすじは話しすぎない

あらすじは話しすぎず、1〜2分程度を目安にまとめましょう。

物語の流れを細かく説明すると長くなりやすいため、主人公や物語の目的が分かる範囲にとどめるのがおすすめです。

短くまとめることで、おすすめしたい理由も伝えやすくなります。

おすすめ理由を中心に話す

おすすめしたい理由は発表の中心になる部分なので、全体5分のうち2〜3分程度を目安に話しましょう。

自分が面白いと感じた場面や印象に残った理由を伝えることで、本の魅力が聞き手にも伝わりやすくなります。

おすすめしたいポイントをじっくり話せるように、導入やあらすじは短めにまとめるのがおすすめです。

まとめは短く締める

まとめは30秒程度を目安にし、本を読んでほしい気持ちを一言で伝えて締めくくりましょう。

長く話しすぎず、短くまとめることで、聞き手も本への興味を持ったまま発表を終えやすくなります。

中学生向け|ビブリオバトル原稿の作り方手順

ビブリオバトルの原稿は、いきなり文章を書き始めるよりも、順番に準備を進めたほうが作りやすくなります。

ここでは、中学生でも取り組みやすいビブリオバトル原稿の作り方を手順ごとに紹介します。

最初に話したい内容を書き出す

原稿を書き始める前に、本を読んで感じたことや紹介したい内容を書き出しましょう。

「なぜ面白かったのか」「どの場面が印象に残ったのか」などを短い言葉でメモしておくのがおすすめです。

先に内容を整理しておくことで、原稿を書くときも話したいことをまとめやすくなります。

構成の順番に並べる

書き出した内容を、導入、あらすじ、おすすめしたい理由、まとめの順番に並べましょう。

話す順番を先に決めておくことで、内容が整理され、発表の流れも分かりやすくなります。

聞き手にも内容が伝わりやすくなるのでおすすめです。

短い文で原稿を作る

原稿は1文を長くしすぎず、声に出して読みやすい長さで書きましょう。

1文に内容を詰め込みすぎると、伝えたいことが分かりにくくなってしまいます。

短い文で区切りながら書くことで、聞き手にも内容が伝わりやすくなります。

時間を確認しながら調整する

原稿が完成したら、実際に声に出して読んで発表時間を確認しましょう。

5分を超える場合は説明が長い部分を調整し、時間が余る場合はおすすめしたい理由を少し補足するのがおすすめです。

時間を確認しながら練習することで、安心して本番に臨みやすくなります。

そのまま使いやすいビブリオバトル原稿の例

ビブリオバトルの原稿を作るときは、実際に使える例文を参考にすると全体の流れをイメージしやすくなります。

自分が紹介したい本に合わせて内容を置き換えながら活用してみてください。

導入部分の例文

今回は『〇〇』という本を紹介します。私がこの本を選んだ理由は、最後まで続きが気になって夢中で読んだからです。

とても面白かったので、ぜひみなさんにも読んでほしいと思いました。

あらすじ部分の例文

この本は、主人公の〇〇が△△という目標に向かって行動する物語です。

しかし、途中で思いがけない出来事が起こり、物語は大きく動き始めます。主人公がどのような選択をするのかが見どころです。

おすすめ理由の例文

私がおすすめしたい理由は、主人公が失敗を繰り返しながらも、目標に向かって行動し続けるからです。

特に〇〇の場面では、簡単にあきらめず前に進む姿が印象に残りました。読んでいるうちに、自然と主人公を応援したくなる作品です。

まとめ部分の例文

この本には、最後まで読まないと分からない展開があります。

読み終えたあとに、もう一度読み返したくなる作品です。続きが気になる人は、ぜひ手に取って読んでみてください。

ビブリオバトルで失敗しやすいポイント

ビブリオバトルでは、本の魅力を伝えようとするあまり、かえって聞き手の興味を下げてしまうことがあります。

ここでは、ビブリオバトルで特に起こりやすい失敗例を紹介します。

ネタバレしすぎてしまう

結末や重要な場面まで説明してしまうと、聞き手が本を読む楽しみを失ってしまいます。

最後の展開や物語の答えにつながる部分は話しすぎず、続きが気になるところで終えるのがおすすめです。

そうすることで、聞き手も本を手に取りやすくなります。

あらすじが長くなりすぎる

あらすじを最初から最後まで説明すると、発表時間の多くを使ってしまいます。

その結果、おすすめしたい理由を十分に話せなくなることがあります。

主人公が何を目指しているのか、どのような出来事が起こるのかが分かる範囲に絞って話しましょう。

原稿を丸読みしてしまう

原稿だけを見ながら一言一句そのまま読むと、聞き手との視線が合わなくなります。

また、話し方が単調になり、本の魅力が伝わりにくくなることもあります。

原稿は内容を確認するために使い、ときどき前を見ながら話すことを意識しましょう。

時間をオーバーしてしまう

発表時間を確認せずに原稿を作ると、途中で時間が足りなくなることがあります。

特に、あらすじや感想を長く話しすぎると、5分を超えてしまいやすくなります。

本番前に実際に時間を測りながら練習して、全体の長さを確認しておきましょう。

まとめ

ビブリオバトルの原稿で大切なのは、本の内容を詳しく説明することではなく、「読んでみたい」と思ってもらうことです。

そのため、あらすじを長く話すよりも、自分がどこに魅力を感じたのかを自分の言葉で伝えることが大切になります。

また、原稿は最初から完璧に書こうとしなくても大丈夫です。

話したいことを書き出し、声に出して練習しながら少しずつ調整していけば、自分らしい発表に近づいていきます。

ぜひ、あなたが「面白かった」「誰かに紹介したい」と感じた気持ちを大切にしながら、聞き手が思わず読んでみたくなるビブリオバトルを目指してみてください。

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