コミュニケーションスキル

言語化能力を鍛えるために日記を書くのは有効?言葉にする力が身につく書き方

はじめに

「自分の考えはあるのに言葉にしようとすると何も出てこない」
「言語化能力を鍛えたいけれど、本当に日記を書くことで効果があるのだろう」と感じていませんか。

たとえば、仕事で意見を求められたときに考えがまとまらなかったり、人に気持ちを説明しようとして途中で言葉に詰まってしまったりすると、「もっと言葉にする力を身につけたい」と思うことがありますよね。

この記事では、言語化能力を鍛えるために日記を書くことが有効といわれる理由や、言葉にする力が身につきやすい書き方、無理なく続けるコツまで順を追って説明していきます。

言語化能力を鍛えるために日記を書くのは有効

日記を書くことは、言語化能力を鍛える方法の一つとして役立ちます。

ここでは、日記が言語化能力の向上につながる理由を3つの視点から順を追って説明します。

頭の中の曖昧な考えや感情を言葉にできる

日記を書くと、頭の中で何となく感じていたことを文章にするため、「何を考えたのか」「なぜそう感じたのか」を一つずつ言葉にする練習ができます。

繰り返し書くことで、曖昧だった気持ちや考えを整理し、自分なりの言葉で表現しやすくなります。

出来事を振り返って「なぜ」を考える習慣がつく

日記に出来事を書いたあと、「なぜそう感じたのか」「なぜその行動を選んだのか」まで振り返ると、自分の考えを深く見つめるきっかけになります。

出来事だけで終わらせず、その理由まで考えることで、自分の気持ちや考えを言葉で整理しやすくなります。

要点を短くまとめる練習になる

日記の最後に「つまり何が言いたかったのか」を一文でまとめると、伝えたいことを整理する練習になります。

書いた内容から大切な部分を選んで結論にまとめることで、要点を分かりやすく伝える力も少しずつ身につけられます。

出来事を書くだけの日記では言語化の練習になりにくい

日記で言語化能力を鍛えたい場合は、出来事を記録するだけでは十分とはいえません。

ここでは、言語化の練習として日記を書く際に意識したいポイントを順を追って説明します。

「今日は○○をした」で終わらせず考えや理由まで書く

「今日は○○をした」と出来事だけで終わらせず、「なぜそうしたのか」「そのときどう感じたのか」まで書いてみましょう。

出来事と自分の考えを一緒に振り返ることで、頭の中にある気持ちや理由を言葉にする練習になります。

小学生のような日記になっても問題ない

最初は「今日は○○をした」というシンプルな日記になっても問題ありません。

まずは出来事を書くことから始め、慣れてきたら気持ちや理由を少しずつ付け加えていくと、無理なく言語化の練習を続けられます。

文章を上手に書くこと自体を目的にしない

上手な文章を書こうと意識しすぎると、表現が気になって手が止まってしまうことがあります。

日記では文章のうまさにこだわらず、自分が何を考え、なぜそう感じたのかを素直に言葉にすることを大切にしましょう。

言語化能力を鍛える日記の書き方

言語化能力を鍛えるための日記は、思いついたことをそのまま書くだけではなく、考えを順番に整理しながら書くことが大切です。

ここでは、言語化能力を高めるための日記の書き方を順を追って説明します。

まず起きた出来事を具体的に書く

まずは、その日にあった出来事を具体的に書いてみましょう。

「何をしたか」だけでなく、「いつ」「どこで」「誰と」まで思い出して書くと、そのときの考えや感情も振り返りやすくなります。

「なぜそう思ったのか」を掘り下げる

出来事を書いたら、「なぜそう思ったのか」「なぜその行動を選んだのか」まで考えてみます。

自分なりの理由を言葉にすることで、何となく感じていたことが整理され、考えを深く掘り下げる練習になります。

最後に「つまり何だったのか」を短くまとめる

最後に日記を読み返し、「つまり何だったのか」を一文でまとめてみましょう。

書いた内容から大切な部分を選んで短く整理することで、自分の考えや伝えたいことをまとめる練習になります。

言語化のための日記は無理なく続けることが大切

言語化能力は、一度に多く書くことよりも、無理なく続けることで少しずつ身についていきます。

ここでは、言語化のための日記を無理なく継続するコツを順を追って説明します。

毎日長文を書こうとしない

毎日長文を書こうとすると負担になり、日記を続けること自体が大変になってしまいます。

最初は出来事や考えを短く書くだけでも十分なので、自分が無理なく続けられる量から始めてみましょう。

一つの出来事だけでも考えを掘り下げる

その日にあったことをすべて書く必要はなく、気になった出来事を一つ選ぶだけでも十分です。

「なぜそう思ったのか」「そのとき何を感じたのか」と掘り下げていくことで、自分の考えや感情をじっくり言葉にできます。

書く内容に迷ったら同じテーマを数日深掘りする

書くことが思い浮かばない日は、前日に書いたテーマについてもう一度考えてみるのもおすすめです。

同じテーマを数日かけて振り返ることで、最初は気づかなかった気持ちや考えが見えてくることもあります。

まとめ

言語化能力を鍛えたいときは、日記を「その日の記録」ではなく、自分の考えや感情を言葉にする時間として活用してみましょう。

出来事を書いたあとに「なぜそう思ったのか」まで振り返るだけでも、頭の中にある曖昧な気持ちを少しずつ整理しやすくなります。

大切なのは、上手な文章を書くことよりも、自分の言葉で考えを表してみることです。

毎日長文を書こうとせず、一つの出来事を掘り下げるなど、自分が続けやすい方法から始めてみてください。

まずは今日あった出来事を一つ選び、「どう感じたのか」「なぜそう感じたのか」を書くことから、少しずつ言語化する習慣をつくっていきましょう。

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