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▶基本情報技術者試験とは?難易度・勉強時間・未経験からの勉強方法を解説

はじめに

「基本情報技術者試験って、未経験からでも合格できるの?」
「どれくらい難しくて、何時間くらい勉強すればいい?」と気になっていませんか。

IT業界への就職・転職を考えて資格を調べ始めても、プログラミングやアルゴリズムなど聞き慣れない分野が出てくると、何から勉強すればよいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、基本情報技術者試験の概要や難易度、必要な勉強時間、未経験からの勉強方法まで解説します。

基本情報技術者試験とは?

基本情報技術者試験は、ITエンジニアとして働くうえで必要となる基礎的な知識や技能を確認する国家試験です。

ここでは、基本情報技術者試験の位置づけから科目A・科目Bの試験範囲、受験方式や合格基準まで順に説明します。

ITエンジニアに必要な基礎知識を問う国家試験

基本情報技術者試験は、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が実施する国家試験です。

コンピュータやネットワーク、データベース、セキュリティ、アルゴリズムなど、ITエンジニアに必要な幅広い基礎知識が問われます。

情報処理技術者試験ではレベル2に位置づけられています。

科目A・科目Bの試験範囲と出題内容

科目Aでは、テクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系から60問が出題され、ITに関する幅広い知識が問われます。

科目Bは20問で、アルゴリズムやプログラミング、情報セキュリティなどを中心に、問題文やプログラムを読み取って適切に判断する力が必要です。

受験方式・試験時間・合格基準

基本情報技術者試験はCBT方式で、指定された試験会場のコンピュータを使って受験します。

試験時間は科目Aが90分、科目Bが100分です。

合格するには、科目A・科目Bの両方で評価点1,000点満点中600点以上を取得する必要があります。

基本情報技術者試験の難易度はどのくらい?

基本情報技術者試験の難易度を判断するときは、合格率だけでなく、ほかのIT系資格との位置づけや出題内容まで確認することが大切です。

ここでは、合格率やIT系資格の中での位置づけを確認しながら、未経験者が難しいと感じやすいポイントや科目ごとの難しさについて説明します。

合格率から見る基本情報技術者試験の難易度

基本情報技術者試験の合格率は、2023年度以降40%台で推移しています。

誰でも簡単に合格できる試験ではなく、ITの基礎知識を身につけたうえで、科目A・科目Bの出題形式に合わせた対策が必要です。

合格率だけで難易度は判断できませんが、事前にしっかり学習して臨みたい試験といえます。

IT系資格の中での難易度と位置づけ

基本情報技術者試験は、ITスキル標準(ITSS)でレベル2に位置づけられています。

レベル1のITパスポート試験より難易度が高く、レベル3の応用情報技術者試験より下に位置するため、ITエンジニアとして基礎を身につけたい人に適した試験です。

IT未経験者が難しいと感じやすいポイント

IT未経験者は、ネットワークやデータベースなど初めて学ぶ専門用語が多く、最初は難しく感じることがあります。

特にアルゴリズムやプログラミングは、知識を覚えるだけでなく、問題文から処理の流れを読み取る力も必要です。

そのため、基礎知識の学習と問題演習を並行して進めるとよいでしょう。

科目Aと科目Bで難しさのポイントが異なる

科目Aはテクノロジ系・マネジメント系・ストラテジ系と出題範囲が広く、幅広い知識が必要です。

一方、科目Bではアルゴリズムやプログラミングを中心に、問題文や疑似言語を読み解く力が求められます。

それぞれ難しさが異なるため、科目に合わせて対策を進めることが大切です。

未経験でも対策すれば合格を目指せる

基本情報技術者試験には実務経験などの受験条件がなく、IT未経験者でも受験できます。

まずは科目Aの基礎知識を身につけ、科目Bではアルゴリズムやプログラミングの問題演習を重ねましょう。

苦手な分野を確認しながら少しずつ正答できる問題を増やすことで、未経験からでも合格を目指せます。

基本情報技術者試験の合格に必要な勉強時間

基本情報技術者試験の合格に必要な勉強時間は、学習を始める時点でITの基礎知識がどの程度あるかによって異なります。

ここでは、IT経験の有無による勉強時間の目安と、1日1~2時間勉強する場合に必要な期間について説明します。

IT未経験者は200時間前後が一つの目安

IT未経験者が基本情報技術者試験の合格を目指す場合、勉強時間は200時間前後が一つの目安です。

専門用語やコンピュータの仕組みなどを基礎から学ぶ必要があるため、知識がある人より学習時間は長くなります。

まずは200時間を目安にし、理解度や問題演習の結果に合わせて調整しましょう。

ITの基礎知識がある人は50~100時間程度が目安

ITの基礎知識がある人は、50~100時間程度が勉強時間の目安です。

すでに理解している分野は復習にとどめ、苦手分野や科目Bの問題演習に時間を使うと効率よく対策できます。

まずは問題を解いて、どの分野に学習時間をかけるべきか確認してみましょう。

1日1~2時間勉強する場合に必要な期間の目安

200時間勉強する場合、1日1時間なら約200日、2時間なら約100日が目安です。

50~100時間なら、1日1時間で約50~100日、2時間で約25~50日となります。

受験日から逆算して無理なく続けられる学習時間を決めると、勉強の計画を立てやすくなります。

未経験から基本情報技術者試験に合格するための勉強方法

未経験から基本情報技術者試験の合格を目指す場合は、最初から問題演習だけを進めるのではなく、基礎知識を身につけたうえで科目ごとに対策することが大切です。

ここでは、未経験者が基礎学習から試験直前の対策まで進める方法を順に説明します。

参考書でITの基礎知識を身につける

未経験者は、まず基本情報技術者試験向けの参考書を1冊選び、試験範囲を一通り学びます。

最初からすべてを理解しようとせず、コンピュータやネットワーク、データベース、セキュリティなどの全体像をつかんでから、分からない部分を読み直すと進めやすくなります。

科目Aは問題演習を繰り返して知識を定着させる

科目Aは、参考書で学んだ内容に合わせて問題演習を繰り返します。

間違えたときは解説を読み、正解だけでなく自分の答えがなぜ違ったのかまで確認しましょう。

根拠を理解しながら正答できる問題を増やすことが大切です。

科目Bはアルゴリズムと擬似言語を重点的に対策する

科目Bでは、アルゴリズムや擬似言語の問題を重点的に練習します。

変数への代入や条件分岐、繰返し処理などを順番に追い、処理後の値や結果を自分で求められるようにしましょう。

慣れないうちは、処理を一つずつ確認しながら解くのがおすすめです。

間違えた問題と苦手分野を繰り返し復習する

間違えた問題は数日後にもう一度解き、理解できているか確認します。

同じ分野で間違いが続く場合は参考書に戻り、必要な知識を確認してから再度挑戦しましょう。

一度正解して終わりにせず、苦手な問題を少しずつ減らしていくことが大切です。

試験前は時間を意識して本番形式で演習する

試験前は時間を計り、本番を意識して問題を解いてみましょう。

分からない問題に時間をかけすぎず、残り時間を確認しながら最後まで解く練習をします。

演習後は時間がかかった問題を振り返り、本番で無理なく解答できるペースを身につけておくと安心です。

基本情報技術者試験を未経験から勉強するときのポイント

未経験から基本情報技術者試験の勉強を始める場合は、すべての内容を最初から完璧に理解しようとせず、試験全体を見ながら学習を進めることが大切です。

ここでは、未経験者が効率よく勉強を進めるために意識したいポイントを説明します。

最初からすべてを理解しようとしない

未経験者は、参考書の内容を最初からすべて理解しようとすると、学習がなかなか進まないことがあります。

まずは各分野の基本や全体像をつかみ、分からない部分があっても読み進めましょう。

問題演習で間違えた箇所を読み直しながら、少しずつ理解を深めていくのがおすすめです。

科目Aだけに勉強時間をかけすぎない

科目Aは出題範囲が広いため、すべて覚えてから科目Bへ進もうとすると、科目Bの対策時間が不足しやすくなります。

基礎知識を一通り学んだら科目Bの学習も始め、両方の科目をバランスよく進めましょう。

科目Bの対策を後回しにしない

科目Bでは、アルゴリズムや擬似言語の処理を読み取り、答えを導く力が必要です。

短期間の暗記だけでは身につきにくいため、早めに問題演習を始め、処理の流れを自分で追えるようになるまで繰り返し練習しましょう。

勉強時間だけでなく問題の正答状況で進捗を確認する

勉強時間だけではなく、実際にどれくらい問題を解けるようになったかも確認することが大切です。

一定の範囲を学んだら問題を解き、間違いが多い分野は参考書に戻って復習しましょう。

正答できる問題が増えているかを確認すると、学習の進み具合を判断しやすくなります。

まとめ

基本情報技術者試験は、ITエンジニアに必要な基礎知識や技能を問う国家試験で、科目Aと科目Bの両方で合格基準を満たす必要があります。

IT未経験者は200時間前後を一つの目安に、参考書で基礎知識を学びながら、科目Aの問題演習と科目Bのアルゴリズム・擬似言語対策を並行して進めるとよいでしょう。

勉強時間だけで進捗を判断せず、問題の正答状況を確認し、間違えた分野を繰り返し復習することが大切です。

最初からすべてを完璧に理解しようとせず、基礎学習、問題演習、苦手分野の復習、本番形式の演習という流れで合格を目指しましょう。

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