英語(初心者・中級者向け)

「manage」が「どうにかして〜する」という意味になるのはなぜ?

はじめに

「「manage」には『管理する』という意味があるのに、どうして「manage to」になると『どうにかして〜する』と訳すの?」
「「manage to」とcanやsucceed inは、どう使い分ければいいの?」と疑問に感じていませんか。

英語の例文で「I 「manage」d to finish the work.」を見て、「仕事を管理して終えた」と考えると、なぜ「なんとか仕事を終えた」という意味になるのか分かりにくいですよね。

この記事では、「manage」が「どうにかして〜する」という意味になる理由から、「manage to」の基本的な使い方、canなどとの違い、実際に使える例文まで順を追って説明していきます。

「manage」が「どうにかして〜する」という意味になるのは「「manage to」+動詞」の形

「manage」は単独では「管理する」という意味で使われますが、「「manage to」+動詞」の形になると「どうにかして〜する」「なんとか〜できる」という意味になります。

ここでは、「manage to」の基本的な意味から「管理する」の「manage」との違い、be able toとのニュアンスの違いまで順番に説明します。

「manage to」+動詞は「どうにかして〜する・なんとか〜できる」という意味

「manage to」+動詞は、「どうにかして〜する」「なんとか〜できる」という意味で使われる表現です。

途中で苦労したり、うまくいかないことがあったりしても、最終的に目的を達成できたときに使います。

単に「〜できた」と伝えるだけでなく、「簡単ではなかったけれど、なんとかできた」というニュアンスが含まれているのが特徴です。

「管理する」の「manage」とは意味が異なる

「manage」を単独で使う場合は、「管理する」「運営する」といった意味があります。

一方、「manage」の後ろに「to+動詞」が続くと、「どうにかして〜する」「なんとか〜できる」という意味になります。

「manage」の後ろにどのような言葉が続いているかを見ると、どちらの意味で使われているのか判断しやすくなります。

「be able to」との違いは「苦労して達成した」というニュアンス

「be able to」は、「〜することができる」という能力や可能性を表すときに使われます。

一方、「manage to」は、難しい状況や問題がありながらも、「最終的になんとかできた」というニュアンスを含む表現です。

そのため、単純に「できた」と伝える場合は「be able to」、苦労した末に達成できたことを伝えたい場合は「manage to」と使い分けると分かりやすいでしょう。

「manage to」の使い方を例文で確認

「manage to」の意味を理解したら、実際の英文の中でどのように使うのかを確認すると使い分けやすくなります。

基本的には「「manage to」+動詞の原形」の形で使いますが、会話では過去形の「manage」d toもよく登場します。また、動詞の形や似た表現との混同によって間違えることもあります。

ここでは、基本的な例文、会話でよく使う例文、間違えやすい使い方の順に確認していきます。

基本的な例文

「manage to」は、「manage to+動詞の原形」の形で使います。

たとえば、「I managed to finish the work on time.」は、「私はどうにか時間どおりに仕事を終えました」という意味です。

「managed to」と過去形にすると、簡単ではなかったものの、最終的にはその行動を達成できたことを表せます。

会話でよく使う例文

日常会話では、苦労しながらも何かを達成できたことを伝えるときに「managed to」がよく使われます。

たとえば、「I managed to catch the last train.」は、「なんとか終電に間に合いました」という意味です。

ただ終電に乗れたことだけでなく、時間に余裕がないなかでも、どうにか間に合ったというニュアンスを伝えられます。

間違えやすい使い方

「manage to」の後ろには動詞の原形を置くため、「manage to finished」ではなく「manage to finish」とします。

また、この形では「〜することを管理する」ではなく、「どうにかして〜する」「なんとか〜できる」という意味になります。

「to」の後ろが動詞の原形になっているかを確認すると、間違いを防ぎやすいでしょう。

「manage」を「どうにかして〜する」と訳すポイント

「manage」を見たときに、いつでも「どうにかして〜する」と訳せるわけではありません。

努力や困難がある中で何かを達成した場面では「どうにかして〜する」という意味になりますが、文の形や後ろに続く語によっては「管理する」と訳す場合もあります。

ここでは、「どうにかして〜する」と訳せる場面と訳せない場面を整理し、「管理する」という意味との見分け方まで説明します。

努力や困難を乗り越えた場面で使う

「manage to」は、苦労や困難がありながらも、最終的に目的を達成できた場面で使います。

簡単にできたことではなく、「難しかったけれど、結果としてできた」というニュアンスが含まれています。

そのため、「どうにかして〜する」「なんとか〜できる」と訳すと、意味を自然に捉えやすいでしょう。

「どうにかして〜する」と訳せる場面・訳せない場面

「manage to+動詞」の形で、困難がありながらも目的を達成した場合は、「どうにかして〜する」「なんとか〜できる」と訳せます。

一方、「manage」の後ろに人や仕事、組織などの名詞が続き、それらを扱ったり運営したりする場合は、この意味では使いません。

文の形や「manage」の後ろに続く言葉を見ると、どちらの意味なのか判断しやすくなります。

「管理する」と訳すケースとの見分け方

「manage」の後ろに会社やチーム、仕事などの名詞が続く場合は、基本的に「管理する」「運営する」という意味になります。

一方、「manage to+動詞の原形」の形であれば、「どうにかして〜する」「なんとか〜できる」という意味です。

「manage」の直後に名詞があるのか、「to+動詞の原形」が続いているのかを確認すると、意味を見分けやすいでしょう。

まとめ

「manage to+動詞の原形」は、「どうにかして〜する」「なんとか〜できる」という意味で、苦労しながらも最終的に達成できたことを表します。

「manage」の意味に迷ったときは、後ろに続く言葉を確認してみましょう。「to+動詞の原形」なら「なんとか〜できる」、会社やチームなどの名詞が続く場合は「管理する」「運営する」と考えると分かりやすくなります。

まずは例文を読みながら、「manage to」が使われる場面やニュアンスに少しずつ慣れていきましょう。

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