人事・組織開発スキル

▶MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)とは?意味や作り方・企業の事例を解説

はじめに

「MVVとは、具体的に何を決めるものなの?」
「ミッション・ビジョン・バリューを作りたいけれど、それぞれに何を書けばいいの?」と迷っていませんか。

会社の方針を整理したり、新しくMVVを策定したりする場面では、3つの言葉の違いが分からず、似た内容になってしまうことがあります。

この記事では、MVVの意味とミッション・ビジョン・バリューの違い、作り方の手順、企業が実際に掲げている事例まで分かりやすく紹介します。

MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)とは?

MVVとは、「Mission(ミッション)」「Vision(ビジョン)」「Value(バリュー)」の3つをまとめた言葉です。

ここでは、ミッション・ビジョン・バリューそれぞれの意味と、3つの違いや関係性を順に解説します。

ミッション(Mission)の意味

ミッションとは、企業が何のために存在するのかを示すものです。

利益だけを目的とするのではなく、誰にどのような価値を提供するために事業を行うのかを言葉にします。

事業内容を見直したり、新しい取り組みを検討したりするときの判断基準にもなります。

ビジョン(Vision)の意味

ビジョンとは、ミッションを実現した先に目指す将来の姿を示すものです。

企業が数年後や数十年後にどのような状態になっていたいのかを言葉にすることで、社員が同じ方向を意識しながら仕事を進めやすくなります。

バリュー(Value)の意味

バリューとは、ミッションやビジョンを実現するために大切にする考え方や行動基準です。

社員が仕事の進め方や判断に迷ったときの基準となり、組織の中でどのように行動するのかをそろえる役割があります。

ミッション・ビジョン・バリューの違いと関係性

ミッションは企業の存在目的、ビジョンは目指す将来像、バリューは日々の行動基準を示します。

ミッションをもとに将来の姿となるビジョンを定め、その実現に向けてどのように行動するのかをバリューで示します。

3つをつなげることで、企業の目的から社員の日々の行動までを一貫して整理できます。

企業がMVVを設定する目的とメリット

企業がMVVを設定する目的は、会社が目指す方向を社内外に示し、経営から社員一人ひとりの行動まで同じ方向へつなげることです。

ここでは、MVVを設定することで得られるメリットを、経営・社員・組織・社外への発信という観点から解説します。

経営や事業の方向性を明確にできる

MVVを設定すると、企業が何を目的に事業を行い、将来どのような姿を目指すのかを明確にできます。

経営方針や事業計画を決める際も、ミッションやビジョンに沿っているかを確認できるため、複数の選択肢から優先する事業や取り組みを判断しやすくなります。

社員の判断基準や行動基準をそろえられる

MVVは、社員が日々の業務で迷ったときに、どのように判断して行動するのかを考える基準になります。

部署や役職が異なっていても、ミッションやバリューを共有することで、人による判断のばらつきを抑え、同じ基準に沿って仕事を進めやすくなります。

組織の一体感を高められる

MVVを社員に共有すると、自分の仕事が会社の目指す姿とどのようにつながっているのかを意識しやすくなります。

部署や担当業務が異なっていても、共通のミッションやビジョンを持つことで、組織全体が同じ目標に向かって行動しやすくなります。

採用や社外への情報発信にも活用できる

MVVは、企業の目的や大切にしている考え方を、求職者や顧客、取引先へ伝える際にも活用できます。

採用ページや企業サイトなどに掲載することで、求職者は自分の考え方と合っているかを応募前に確認でき、顧客や取引先にも企業の姿勢を伝えやすくなります。

MVVの作り方

MVVを作るときは、最初から印象的な言葉を考えるのではなく、自社が現在どのような事業を行い、何を大切にしているのかを整理することから始めます。

ここでは、自社の現状整理から3つの一貫性を確認するまで、MVVの作り方を順に解説します。

自社の現状や大切にしている考え方を整理する

MVVを作る前に、自社が行っている事業や提供している価値、仕事で大切にしている考え方を整理します。

経営層だけで決めるのではなく、社員が日々の業務で重視している判断や行動にも目を向けることで、MVVを考える土台が見えてきます。

ミッションで企業の存在意義を言語化する

ミッションでは、自社が何のために存在し、誰にどのような価値を提供するのかを言葉にします。

商品やサービスの説明だけではなく、企業として事業を続ける目的まで整理し、社員が自社の存在意義を理解できる内容にすることが大切です。

ビジョンで将来目指す姿を明確にする

ビジョンでは、ミッションを実現した先に、企業がどのような姿を目指すのかを言葉にします。

数年後や数十年後にどのような企業や事業になっていたいのかを具体的にすることで、今後進むべき方向を考えやすくなります。

バリューで具体的な行動基準を決める

バリューでは、ミッションやビジョンの実現に向けて、社員が日々の業務で大切にする行動基準を決めます。

「挑戦する」「誠実である」といった言葉だけではなく、仕事で迷ったときに具体的な行動を選べる内容にすることが大切です。

3つの内容に一貫性があるか確認する

ミッション・ビジョン・バリューを作成したら、3つの内容が自然につながっているかを確認します。

ミッションで示した存在意義の先にビジョンがあり、その実現に必要な行動がバリューとして示されているかを確認し、矛盾があれば内容を見直しましょう。

MVVを作るときのポイントと注意点

MVVを作るときは、内容を決めるだけでなく、社員が意味を理解し、日々の仕事で使える形にすることが大切です。

ここでは、社員が理解しやすい表現、自社らしさ、実際の行動へのつなげ方、社員の意見を取り入れる方法という4つのポイントを解説します。

自社の現状や大切にしている考え方を整理する

MVVを作る前に、自社が行っている事業や提供している価値、仕事で大切にしている考え方を整理します。

経営層だけで決めるのではなく、社員が日々の業務で重視している判断や行動にも目を向けることで、MVVを考える土台が見えてきます。

ミッションで企業の存在意義を言語化する

ミッションでは、自社が何のために存在し、誰にどのような価値を提供するのかを言葉にします。

商品やサービスの説明だけではなく、企業として事業を続ける目的まで整理し、社員が自社の存在意義を理解できる内容にすることが大切です。

ビジョンで将来目指す姿を明確にする

ビジョンでは、ミッションを実現した先に、企業がどのような姿を目指すのかを言葉にします。

数年後や数十年後にどのような企業や事業になっていたいのかを具体的にすることで、今後進むべき方向を考えやすくなります。

バリューで具体的な行動基準を決める

バリューでは、ミッションやビジョンの実現に向けて、社員が日々の業務で大切にする行動基準を決めます。

「挑戦する」「誠実である」といった言葉だけではなく、仕事で迷ったときに具体的な行動を選べる内容にすることが大切です。

3つの内容に一貫性があるか確認する

ミッション・ビジョン・バリューを作成したら、3つの内容が自然につながっているかを確認します。

ミッションで示した存在意義の先にビジョンがあり、その実現に必要な行動がバリューとして示されているかを確認し、矛盾があれば内容を見直しましょう。

企業のMVV事例

MVVの内容や表現方法は、企業が展開する事業や目指す方向によって異なります。

ここでは、メルカリ、サイバーエージェント、SmartHRの事例を取り上げ、それぞれのMVVを紹介します。

メルカリのMVV事例

メルカリは、、ミッションの実現に向けて「Go Bold」「All for One」「Be a Pro」などのバリューを掲げています。

採用や人事評価、日々の業務などにも取り入れており、ミッションを社員の具体的な行動につなげている点が特徴です。

サイバーエージェントのMVV事例

サイバーエージェントは、、ミッションの実現に向けて「Go Bold」「All for One」「Be a Pro」などのバリューを掲げています。

採用や人事評価、日々の業務などにも取り入れており、ミッションを社員の具体的な行動につなげている点が特徴です。

SmartHRのMVV事例

SmartHRは、、ミッションの実現に向けて「Go Bold」「All for One」「Be a Pro」などのバリューを掲げています。

採用や人事評価、日々の業務などにも取り入れており、ミッションを社員の具体的な行動につなげている点が特徴です。

まとめ

MVVは、企業が何のために存在し、どこを目指し、社員がどのように行動するのかを共有するためのものです。

内容を分かりやすく言葉にすることで、経営の方向性だけでなく、社員が日々の仕事で判断するときのよりどころにもなります。

大切なのは、きれいな言葉を掲げることではなく、自社らしさを反映し、実際の判断や行動につながるMVVにすることです。

まずは自社が大切にしてきた考え方や目指したい姿を振り返り、社員とも意見を交わしながら、自社に合ったMVVを考えてみてはいかがでしょうか。

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