プロジェクトマネジメント

PMBOKの10の知識エリアの覚え方|語呂合わせとイメージで効率よく暗記するコツ

はじめに

「PMBOKの10の知識エリアがなかなか覚えられない」
「試験勉強を進めているけれど、似たような用語が多くて頭の中で整理できない」と感じたことはありませんか。

参考書や学習サイトで一覧を確認しても、統合・スコープ・スケジュールなどの名称を順番に暗記しようとすると、途中で混乱してしまい、どれがどの管理領域なのか分からなくなることもありますよね。

この記事では、PMBOKの10の知識エリアを効率よく覚えるための語呂合わせやイメージを使った暗記方法、覚えるときに意識したいポイントを順を追って説明していきます。

PMBOKの10の知識エリアの覚え方

PMBOKの10の知識エリアは、それぞれ管理対象が異なるため、用語だけを順番に暗記しようとすると混乱しやすくなります。

そこで、まずは10の知識エリアを一覧で確認し、その後に語呂合わせやイメージを使った覚え方を紹介します。

10の知識エリア一覧

PMBOKでは、プロジェクトを適切に管理するために必要な内容を10の知識エリアとして整理しています。

知識エリア主な管理内容
統合マネジメントプロジェクト全体の計画や変更を調整する
スコープマネジメント作業範囲を明確にし、不要な作業追加を防ぐ
スケジュールマネジメント作業順序や期限を管理し、計画どおりに進める
コストマネジメント予算を管理し、支出をコントロールする
品質マネジメント成果物が品質基準を満たしているか管理する
資源マネジメント人員や設備など必要な資源を確保・配置する
コミュニケーションマネジメント関係者へ必要な情報を適切に共有する
リスクマネジメント想定されるリスクを分析し、対応策を準備する
調達マネジメント外部から調達する製品やサービスを管理する
ステークホルダーマネジメント関係者との関係を把握し、期待や要望を調整する

10の知識エリアは、それぞれ独立しているわけではなく、プロジェクトを成功させるために相互に関係しています。

どの知識エリアも重要ですが、状況に応じてバランスよく管理することが、プロジェクトを計画どおり進めるポイントです。

語呂合わせで覚える方法

PMBOKの10の知識エリアは、最初の文字を使った語呂合わせで覚えると、順番を思い出しやすくなります。

「とうすけこひしこりちす」と覚える方法がよく使われています。

「とう」は統合マネジメント、「す」はスコープマネジメント、「け」はスケジュールマネジメント、「こ」はコストマネジメント、「ひ」は品質マネジメント、「し」は資源マネジメント、「こ」はコミュニケーションマネジメント、「り」はリスクマネジメント、「ち」は調達マネジメント、「す」はステークホルダーマネジメントに対応しています。

10項目を1つずつ暗記するよりも、まずは語呂合わせで全体の順番を覚えておくと、知識エリアを一覧で思い出しやすくなります。

そのうえで、それぞれが管理する内容を結び付けて覚えると、違いや役割も整理しやすくなるでしょう。

イメージで覚える方法

PMBOKの10の知識エリアは、プロジェクトが進む流れをイメージしながら覚えると、順番と役割を一緒に整理しやすくなります。

まず全体計画を立てて作業範囲やスケジュールを決め、その後に予算や品質、人員、情報共有を管理すると考えると流れをイメージしやすくなります。

さらに、リスクへの備えや外部調達、関係者との調整まで含めてプロジェクト全体を管理する場面を思い浮かべることで、10の知識エリアを無理なく覚えられます。

覚えにくい知識エリアの違い

PMBOKの10の知識エリアは、名称だけを見ると役割が近く感じるものがあり、それぞれの違いを整理しにくい場合があります。

ここでは、間違えやすい知識エリアについて、管理する対象や目的の違いから整理していきます。

コミュニケーションマネジメントとステークホルダーマネジメントの違い

コミュニケーションマネジメントとステークホルダーマネジメントは、管理する対象が異なります。

コミュニケーションマネジメントは、必要な情報を誰に、いつ、どのように共有するかを管理し、関係者へ適切に情報が伝わる状態を整える領域です。

一方、ステークホルダーマネジメントは、プロジェクトに関わる人や組織の期待や影響を把握し、良好な関係を築きながらプロジェクトを円滑に進めるための領域です。

資源マネジメントと調達マネジメントの違い

資源マネジメントと調達マネジメントは、管理する資源をどこから確保するかが異なります。

資源マネジメントは、人員や設備など社内で活用する資源を適切に配置・管理する領域です。一方、調達マネジメントは、製品やサービスを社外から調達するために、発注や契約を管理する領域です。

社内の資源を管理するか、外部から必要なものを確保するかという違いで覚えると整理しやすくなります。

まとめ

PMBOKの10の知識エリアは、名称だけを暗記しようとするよりも、それぞれが「何を管理する領域なのか」を理解しながら覚える方が定着しやすくなります。

語呂合わせで順番を覚えたあとに、プロジェクトが進む流れや各領域の役割を結び付けて整理すると、似た用語も区別しやすくなるでしょう。

試験対策はもちろん、実際のプロジェクトマネジメントでも、それぞれの知識エリアが担う役割を理解しておくことは役立ちます。

まずは10の知識エリア全体を把握し、理解が深まってきたら各領域の内容も少しずつ確認していくと、無理なく知識を身につけられます。

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