コミュニケーションスキル

プレゼンのレジュメの書き方を例付きで解説|初心者でも見やすく作るコツとは

はじめに

「プレゼンのレジュメって何を書けばいいの?」
「見本を見ても、自分の発表にどう当てはめればいいのか分からない……」と悩んでいませんか。

授業の発表やゼミ、社内プレゼンなどでレジュメ作成を任されたものの、スライドとの違いが分からなかったり、項目の並べ方に迷ったりして、何度も書き直してしまうことがありますよね。

この記事では、プレゼンのレジュメの基本的な書き方や構成、見やすくまとめるコツ、すぐに参考にできる例文まで順を追って説明していきます。

プレゼンのレジュメとは?

プレゼンのレジュメという言葉を聞いたことはあっても、「スライドと何が違うの?」「そもそも何のために作るの?」と疑問に感じる方も多いのではないでしょうか。

まずはプレゼンのレジュメの役割や配布資料・スライドとの違いを確認しながら、なぜレジュメがあると伝わりやすくなるのかを見ていきましょう。

レジュメとスライドの役割が分かったら、実際のプレゼン資料の作り方も確認しておくと、より伝わりやすい発表を準備できます。
▶プレゼン資料の作り方|伝わる構成とスライド作成のコツをわかりやすく解説

プレゼンのレジュメの役割

プレゼンのレジュメの役割は、発表内容を聞き手が後から確認できるように整理して伝えることです。

発表中に聞き取れなかった部分や重要な数値、結論を手元で見返せるため、内容を理解しやすくなります。

また、発表後も確認資料として活用できます。

配布資料やスライドとの違い

プレゼンのレジュメは、発表内容を要点ごとに整理した資料です。

一方、スライドは発表中の説明を補助するために画面へ映す資料で、配布資料はスライドを印刷したものや詳細情報をまとめた資料を指すことが一般的です。

レジュメは、発表後にも内容を確認しやすいよう、要点を読みやすくまとめている点が特徴です。

レジュメがあると伝わりやすくなる理由

レジュメがあると、話を聞きながら見出しや結論を確認できるため、内容を理解しやすくなります。

また、聞き逃した部分があっても手元の資料を見返せるため、重要な情報を確認しやすい点もメリットです。

プレゼンのレジュメに入れる基本項目

プレゼンのレジュメは、必要な情報を並べればよいわけではありません。

ここでは、タイトルや発表者名、発表の目的、見出し構成、結論のまとめなど、プレゼンのレジュメに入れておきたい基本項目を順番に紹介していきます。

タイトル・発表者名

タイトルと発表者名は、レジュメの最初に記載します。

タイトルは発表内容が分かる20〜30文字程度にまとめ、発表者名は氏名に加えて必要に応じて所属や学部、部署名を記載しましょう。

誰が何について発表するのかが分かり、聞き手も内容を理解しやすくなります。

発表の目的やテーマ

発表の目的やテーマは、「何を伝える発表なのか」がすぐ分かるように記載します。

冒頭で目的やテーマを示しておくことで、聞き手はどのような視点で話を聞けばよいのか分かり、その後の内容も理解しやすくなります。

内容がわかる見出し構成

見出しは、読んだだけで何を説明するのか分かる言葉で構成します。

見出しごとに話題を分けて順番に並べることで、聞き手は発表全体の流れを理解しやすくなります。

結論や要点のまとめ

レジュメには、発表の最後に結論や要点をまとめて記載します。

重要な内容を整理して示すことで、聞き手は発表全体を振り返りやすくなり、発表後も内容を確認しやすくなります。

プレゼンのレジュメの書き方の流れ

プレゼンのレジュメは、いきなり書き始めると情報がまとまらず、読みにくい資料になりやすいです。

ここでは、プレゼンのレジュメを作る基本的な流れと、見やすくまとめるためのポイントを順番に紹介していきます。

最初に発表内容を整理する

レジュメを作る前に、発表の目的と伝えたい内容を整理しましょう。

最初に結論を決め、そのあとに理由や説明する項目を順番に並べることで、内容に抜けや重複が起こりにくくなり、レジュメも作りやすくなります。

見出しごとに要点を書く

見出しを作ったら、それぞれの項目に伝えたい要点を書きます。

文章を長く書きすぎず、結論や数値、必要な説明を中心にまとめることで、発表の流れが分かりやすいレジュメになります。

箇条書きで読みやすく整える

要点を書いたあとは、1項目につき1つの内容になるよう箇条書きで整理します。

1行を長くしすぎず、結論や数値を先に書くことで、必要な情報を短時間で確認しやすいレジュメになります。

情報を詰め込みすぎないよう調整する

レジュメには必要な情報だけを残し、説明が重複している部分や口頭で補足できる内容は減らしましょう。

情報を詰め込みすぎず、余白を確保することで、聞き手は必要な情報を確認しやすくなります。

すぐ真似できるプレゼンのレジュメの書き方例

プレゼンのレジュメの基本が分かっても、「実際にはどのように書けばいいの?」と迷ってしまうことがあります。

ここでは、シンプルな例をはじめ、大学発表や社内プレゼンで使いやすいレジュメの例を紹介していきます。

レジュメが完成したら、本番でどのように話すかも準備しておくと安心です。
プレゼンの出だし例文|緊張せず話し始めるコツをわかりやすく解説

シンプルなプレゼンのレジュメの例

シンプルなプレゼンのレジュメは、タイトル、発表の目的、見出し、結論の順にまとめます。

必要な情報だけを整理して記載することで、聞き手は発表の流れや重要なポイントを把握しやすくなります。

大学発表向けのレジュメの例

大学発表向けのレジュメでは、最初に発表テーマと氏名、学部・学年を記載し、その後に研究の背景、目的、調査内容、結論の順でまとめます。

発表の流れに沿って整理することで、聞き手は内容を把握しやすくなり、発表後も要点を確認しやすくなります。

社内プレゼン向けのレジュメの例

社内プレゼン向けのレジュメでは、最初に発表の目的を示し、その後に現状、課題、提案内容、期待される効果、結論の順でまとめます。

業務の流れに沿って整理することで、参加者は必要な情報を確認しやすくなり、発表後も内容を共有しやすくなります。

読みやすいプレゼンのレジュメを作るコツ

プレゼンのレジュメは、内容が正しくても、情報量が多すぎたり構成が分かりにくかったりすると、聞き手に伝わりにくくなります。

ここでは、見やすく分かりやすいプレゼンのレジュメを作るためのコツを紹介していきます。

1ページの情報量を増やしすぎない

1ページに情報を詰め込みすぎると、聞き手は大切な内容を見つけにくくなります。

説明したいことが多い場合は、無理に1ページへまとめず、見出しごとに分けましょう。適度に余白を残すことで、内容が読みやすくなります。

見出しと余白を使って整理する

見出しで内容を区切り、適度に余白を設けると、どこに何が書かれているのか分かりやすくなります。

文字や項目を詰め込みすぎると、必要な情報を探しにくくなります。見出しと余白を意識して、読みやすいレジュメを作りましょう。

専門用語を増やしすぎない

専門用語が多すぎると、聞き手は内容を理解しにくくなります。

専門用語は必要なものだけにし、言い換えられる部分はできるだけ分かりやすい表現を選びましょう。

そうすることで、レジュメ全体が読みやすくなります。

プレゼン内容とレジュメ内容を合わせる

プレゼンとレジュメの内容が異なると、聞き手は混乱しやすくなります。

見出しの順番や結論、数値は発表内容とそろえ、修正した場合はレジュメも更新しておきましょう。

内容を一致させることで、発表が伝わりやすくなります。

プレゼンのレジュメでよくある失敗

プレゼンのレジュメは内容をまとめることに意識が向きやすく、気づかないうちに読みにくい資料になってしまうことがあります。

ここでは、プレゼンのレジュメでよくある失敗例と、作成時に気をつけたいポイントを紹介していきます。

文字を詰め込みすぎて読みにくくなる

文字を詰め込みすぎると、どこが大切な内容なのか分かりにくくなります。

必要な情報だけを整理し、適度に余白を入れることで、発表を聞きながらでも読みやすいレジュメになります。

スライド内容をそのまま貼る

スライドの内容をそのままレジュメへ貼ると、発表後に内容を理解しにくくなることがあります。

レジュメには、スライドをそのまま写すのではなく、要点や結論を整理してまとめることが大切です。

結論がわかりにくい

結論が分かりにくいレジュメでは、聞き手は何を伝えたいのか理解しにくくなります。

理由や説明だけが続かないよう、最初や最後に結論を分かりやすくまとめることが大切です。

そうすることで、内容が伝わりやすくなります。

文字サイズが小さすぎる

文字サイズが小さすぎると、聞き手は内容を読むのに時間がかかってしまいます。

文字を無理に詰め込まず、読みやすい文字サイズを意識することが大切です。

そうすることで、必要な情報も伝わりやすくなります。

プレゼンのレジュメ作成で迷いやすいポイント

プレゼンのレジュメを作り始めると、「何枚くらいが適切なの?」「テンプレートを使っても大丈夫?」など、細かな疑問が出てくることがあります。

ここでは、プレゼンのレジュメ作成で迷いやすいポイントを順番に解説していきます。

レジュメだけでなく、発表全体の流れも整理したい場合は、プレゼンの基本構成も参考になります。
▶プレゼンの構成の作り方|分かりやすく伝わる基本構成を解説

レジュメは何枚くらい必要か

レジュメの枚数に決まった基準はありませんが、発表内容を無理なくまとめられる枚数にすることが大切です。

少ない枚数に情報を詰め込むと読みにくくなり、多すぎると全体の流れをつかみにくくなります。

内容に合わせて、読みやすい枚数を意識しましょう。

手書きでも問題ないのか

手書きでも、内容が読みやすく整理されていれば問題ありません。

ただし、文字が小さすぎたり、修正跡が多かったりすると読みにくくなることがあります。

文字の大きさや余白を意識して、見やすくまとめることが大切です。

テンプレートを使ってもよいのか

テンプレートを使ってレジュメを作成しても問題ありません。

見出しや余白が整っているため、内容を整理しやすくなります。

ただし、そのまま使うのではなく、発表内容に合わせて見出しや項目を調整することが大切です。

配布用と発表用は分けるべきか

発表用は話しやすさ、配布用は読み返しやすさを重視するため、目的が異なる場合は分けて作成すると分かりやすくなります。

同じ資料を使う場合も、情報量に大きな差が出ないよう調整することが大切です。

まとめ

プレゼンのレジュメは、情報をたくさん載せることよりも、聞き手が内容を理解しやすいことが大切です。

発表の流れに合わせて要点を整理し、見出しや余白を活用することで、伝わりやすいレジュメになります。

最初から完璧に作ろうとする必要はありません。

発表内容が分かりやすく伝わるかを意識しながら見直すだけでも、読みやすさは大きく変わります。

今回紹介したポイントを参考に、自分の発表に合ったレジュメを作成し、聞き手に伝わりやすいプレゼンを目指してみてください。

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