目次
はじめに
「応用情報技術者試験のプロジェクトマネジメントは難しいの?」
「午後問題では、プロジェクトマネジメントを選択したほうがいい?」と迷っていませんか。
過去問を解いてみても、長い問題文から必要な情報を拾えなかったり、設問に対してどこまで答えればよいのか分からなかったりすると、選択科目にするべきか判断しにくいですよね。
この記事では、プロジェクトマネジメントが難しいと感じる理由や選択するかどうかの判断基準、問題を解くための対策を整理します。
応用情報のプロジェクトマネジメントは難しい?
応用情報技術者試験のプロジェクトマネジメントは、プロジェクト管理の実務経験がない人にとって難しく感じやすい分野です。
ここでは、プロジェクトマネジメントが難しく感じやすい理由を2つに分けて説明します。
未経験者には難しく感じやすい分野
プロジェクトマネジメントの実務経験がない人は、問題文に書かれた進捗や要員配置の状況をイメージしにくく、難しく感じることがあります。
試験では、プロジェクトの状況から問題点を読み取り、進捗管理やリスク管理などの知識を使って適切な対応を判断します。
そのため、用語を覚えるだけでなく、過去問を使って状況と対応を結び付ける練習をしておくことが大切です。
国語力だけで解ける問題ではない
応用情報技術者試験のプロジェクトマネジメントでは、長い問題文から必要な情報を整理する力が求められます。
ただし、文章を正しく読めるだけではなく、進捗状況や課題を把握し、プロジェクト管理の知識を使って適切な対応を判断する必要があります。
問題文を読みながら、学んだ知識を実際の状況に当てはめて考える力を身につけることが大切です。
応用情報のプロジェクトマネジメントが難しい理由
応用情報技術者試験のプロジェクトマネジメントが難しい理由は、長い問題文を読むだけでなく、プロジェクトの状況や発生している課題を整理して答える必要があるためです。
ここでは、プロジェクトマネジメントが難しいと感じる主な理由を4つに分けて説明します。
長文から状況や課題を正確に読み取る必要がある
プロジェクトマネジメントでは、長い問題文から進捗状況や発生している課題を正確に読み取る必要があります。
複数の情報を整理し、どの作業で問題が起きているのかを把握したうえで、設問に必要な情報を見つけます。
読み落としや状況の取り違えを防ぐためにも、問題文を読みながら課題や原因を整理することが大切です。
プロジェクト管理の知識が必要になる
問題を解くには、進捗管理やリスク管理、要員管理など、プロジェクト管理の基本的な知識が必要です。
ただ用語の意味を覚えるだけではなく、問題文の状況に合わせて、どの管理方法を使うべきか判断する力も求められます。
そのため、過去問などを使いながら、学んだ知識を実際の状況に当てはめる練習をしておくことが大切です。
記述・リスク対応・工数計算など幅広い問題への対応が必要
プロジェクトマネジメントでは、記述問題のほか、リスクへの対応や工数を計算する問題など、さまざまな形式が出題されます。
計算問題では問題文の数値を使って計算し、記述問題では書かれている内容を根拠に答えをまとめる必要があります。
問題によって解き方が異なるため、過去問を通して複数の出題形式に慣れておくと安心です。
記述問題では設問が求める答えを絞り込む必要がある
記述問題では、問題文の内容をそのまま書くのではなく、設問が何を求めているのかを確認することが大切です。
「原因」「対応方法」「理由」など、求められている答えの種類を確認し、それに対応する根拠を問題文から探します。
そのうえで必要な情報を絞り込み、設問に直接答える形でまとめることがポイントです。
プロジェクトマネジメントを選択しやすい人
応用情報技術者試験のプロジェクトマネジメントは、これまでの経験や得意分野によって選択しやすさが変わります。
ここでは、プロジェクトマネジメントを選択しやすい人の特徴を3つに分けて説明します。
PMや開発プロジェクトの実務経験がある人
PMや開発プロジェクトの実務経験がある人は、進捗管理やリスク対応など、問題文に出てくる状況を具体的にイメージしやすいでしょう。
実務で経験した作業や課題と照らし合わせることで、何が問題になっているのかを判断しやすくなります。
そのため、プロジェクトに関わった経験がある人は、学んだ知識を問題文の状況に当てはめながら解答を考えやすいです。
文章から原因や対応策を整理するのが得意な人
文章から原因や対応策を整理するのが得意な人も、プロジェクトマネジメントを選択しやすいでしょう。
長い問題文から課題や原因、必要な対応を整理できれば、設問が何を求めているのかを判断しやすくなります。
特に記述問題では答えの根拠となる情報を見つける必要があるため、文章を整理しながら読む力が役立ちます。
計算問題にも抵抗がない人
プロジェクトマネジメントでは、文章を読み取る問題だけでなく、工数などの数値を使った計算問題も出題されます。
問題文に示された人数や作業量、期間などを確認し、条件に沿って計算する力が必要です。
そのため、文章問題に加えて、数値を使った問題にも抵抗なく取り組める人に向いています。
未経験者でもプロジェクトマネジメントを選べる?
プロジェクトマネジメントは、実務経験がない人でも過去問を使って問題形式や頻出パターンを学習できます。
ここでは、未経験者がプロジェクトマネジメントを選ぶ際の判断基準を3つに分けて説明します。
未経験でも過去問で安定して得点できれば選択肢になる
実務経験がなくても、過去問を繰り返し解いて安定して得点できるなら、プロジェクトマネジメントは十分に選択肢になります。
1回の得点だけで判断せず、複数回解いて正答率が大きく変わらないかを確認することが大切です。
問題文の状況を読み取り、進捗管理やリスク対応の知識を使って答えを導けるようであれば、本番でも対応しやすいでしょう。
実務経験がなくても頻出パターンは対策できる
実務経験がなくても、過去問を繰り返すことで、プロジェクトマネジメントで問われやすいパターンを把握できます。
進捗管理やリスク対応などの問題を解き直し、どの情報に注目すればよいのかを確認していきます。
間違えたときは正解だけを覚えるのではなく、問題文のどこが解答の根拠になるのかまで確認すると理解を深めやすくなります。
過去問で得点できないなら他分野も候補にする
過去問を繰り返しても得点が安定しない場合は、プロジェクトマネジメントに絞らず、他の選択分野も候補にするとよいでしょう。
まずは知識不足や問題文の読み取りなど、得点できない原因を確認したうえで、他分野の過去問にも取り組みます。
それぞれの正答率や得点の安定性を比べながら、本番でより得点しやすい分野を選ぶことが大切です。
応用情報のプロジェクトマネジメントが難しいときの対策
応用情報技術者試験のプロジェクトマネジメントが難しいと感じる場合は、苦手な部分を確認してから必要な知識や解答方法を重点的に練習することが大切です。
ここでは、プロジェクトマネジメントの苦手を克服するための4つの対策を説明します。
まず過去問を解いて苦手な問題を確認する
まずは過去問を解き、知識問題や計算問題、記述問題のうち、どこで間違えているのかを確認します。
間違えた問題は正解を見るだけでなく、知識不足なのか、問題文の読み取り方に原因があるのかまで振り返ることが大切です。
自分の苦手な部分が分かれば、必要な知識や解き方を優先して学習できます。
頻出するプロジェクト管理の知識を優先して覚える
プロジェクトマネジメントの学習では、進捗管理やリスク管理など、よく問われる知識から優先して覚えていきます。
用語だけを暗記するのではなく、どのような状況で使うのかを過去問とあわせて確認すると理解しやすくなります。
問題文の状況と管理方法を結び付けて覚えることで、実際の問題にも対応しやすくなるでしょう。
計算問題は解き方を覚えて繰り返し練習する
計算問題では、問題文から必要な数値を取り出し、どの計算式を使うのかを判断する流れを身につけます。
最初は解説を確認しながら解き、同じ形式の問題を繰り返すことで計算の手順を覚えていきます。
答えだけを覚えるのではなく、数値の選び方や計算の流れまで理解しておくことが大切です。
記述問題は解答根拠を本文から探す練習をする
記述問題では、設問が「原因」「対応」「理由」などの何を求めているのかを確認し、問題文から答えの根拠を探します。
見つけた部分をそのまま書くのではなく、設問に直接答える形に整理することがポイントです。
過去問を解くときも、正解だけでなく、本文のどこが根拠になっているのかまで確認すると力がつきやすくなります。
プロジェクトマネジメントを選ぶか迷ったときの判断方法
プロジェクトマネジメントを選ぶか迷ったときは、1回の過去問の結果だけで判断せず、複数回解いて得点の安定性を確認することが大切です。
ここでは、プロジェクトマネジメントを選択するか判断するときの3つの方法を説明します。
複数回の過去問で得点が安定するか確認する
プロジェクトマネジメントを選ぶか迷ったときは、複数回の過去問を解き、得点が安定しているか確認します。
1回だけ高得点でも、問題によって正答率が大きく変わる場合は、本番でも安定して解けるとは限りません。
問題文の状況が変わっても同程度の得点を取れるかを見ながら、選択するか判断するとよいでしょう。
他の午後問題と正答率を比較する
プロジェクトマネジメントだけでなく、他の午後問題も解いて正答率を比較してみましょう。
それぞれ複数回の過去問に取り組むと、どの分野なら安定して得点できるのかを把握しやすくなります。
プロジェクトマネジメントの正答率が低い場合は、学習内容を見直したり、他の得意な分野を選んだりすることも検討できます。
本番ではプロジェクトマネジメントに固執しない
事前にプロジェクトマネジメントを選ぶ予定でも、本番では問題文を読んでから解答しやすいかを確認することが大切です。
内容を理解しにくかったり、設問に対する根拠を見つけにくかったりする場合は、他の選択分野と比べてみましょう。
事前の予定だけで決めず、その日の問題を見ながら柔軟に選ぶことがポイントです。
まとめ
応用情報技術者試験のプロジェクトマネジメントは、長い問題文から状況や課題を読み取り、プロジェクト管理の知識を使って判断する必要があるため、難しく感じることがあります。
実務経験がなくても、過去問を繰り返して頻出パターンや記述問題の解答方法を身につけ、安定して得点できれば選択肢にできます。
難しいと感じる場合は、まず過去問で苦手な問題を確認し、知識・計算・記述のそれぞれに合った対策を進めることが大切です。
選択するか迷ったときは、複数回の過去問で得点の安定性を確認し、他の選択分野と比較したうえで、本番では問題文を読んで解答しやすい分野を選びましょう。