プロジェクトマネジメント

プロジェクトマネジメント計画書のサンプル|基本項目と書き方のポイント

はじめに

「プロジェクトマネジメント計画書には、何を書けばいいの?」
「サンプルを見ながら作りたいけれど、自分のプロジェクトにどう当てはめればいい?」と迷っていませんか。

新しいプロジェクトを任され、目的やスケジュール、担当者は決まっていても、それらを計画書のどの項目に、どこまで具体的に書けばよいのか分からず悩むこともありますよね。

この記事では、計画書に記載する基本項目をサンプルとともに確認し、各項目の書き方や作成時のポイントを整理します。

プロジェクトマネジメント計画書のサンプルとは?

プロジェクトマネジメント計画書には、プロジェクト名や目的、期間、成果物、作業範囲、体制、スケジュール、予算、品質基準、リスクへの対応方法、進捗の確認方法などを記載します。

たとえば、期間は「2026年10月1日~2027年3月31日」成果物は「新規Webサイト1サイト」体制は「プロジェクトマネージャー1名、担当者4名」のように、日付や数量、担当者まで具体的に示します。

進捗確認についても、「毎週月曜日に完了・未完了のタスクを確認する」など、誰がいつ何を確認するのかを決めておくと分かりやすいでしょう。

計画を具体的に記載しておくことで、プロジェクト開始後も予定と実績を同じ基準で確認しやすくなります。

プロジェクトマネジメント計画書に記載する基本項目

プロジェクトマネジメント計画書には、プロジェクトを開始してから完了するまでの判断基準となる項目を記載します

ここでは、プロジェクトマネジメント計画書に記載する8つの基本項目を順に説明します。

プロジェクトの目的・ゴール

プロジェクトの目的には実施する理由を、ゴールには完了時に達成したい状態を記載します。

数値や完了条件まで具体的に決めておくことで、作業中に判断が必要になったときも、目指す状態を基準に考えやすくなります。

プロジェクトの対象範囲

対象範囲には、プロジェクトで実施する作業と実施しない作業を記載します。

どこまで対応するのかを事前に明確にしておくことで、進行中に予定外の作業が増えるのを防ぎやすくなります。

スケジュール

スケジュールには、プロジェクトや各作業の開始日と期限を記載します。

作業に前後関係がある場合は、進める順番も明確にしておくことで、予定と実績を比較しながら遅れを確認できます。

体制と役割分担

体制と役割分担には、プロジェクトに参加する担当者と、それぞれの役割を記載します。

プロジェクトマネージャーや作業担当者、承認者などを明確にしておくことで、誰が作業や判断を行うのか分からなくなるのを防げます。

コスト

コストには、プロジェクト全体の予算と、人件費や外注費、サービス利用料などの費用を記載します。

予算と実際にかかった費用を比較できるようにしておくことで、予算を超えていないか確認しやすくなります。

成果物

成果物には、プロジェクトで作成・納品するものと、その完成条件を記載します。

必要な内容や提出形式、完成と判断する基準まで決めておくことで、納品時の認識のずれを防ぎやすくなります。

コミュニケーション方法

コミュニケーション方法には、情報を共有する手段やタイミングを記載します。

会議の頻度や報告先、使用するツールなどを決めておくことで、必要な連絡や情報共有の漏れを防ぎやすくなります。

リスクと課題への対応

リスクと課題への対応には、起こる可能性がある問題と、すでに発生している問題を分けて記載します。

影響や担当者、対応方法を決めておくことで、問題が発生したときもスムーズに対応しやすくなります。

プロジェクトマネジメント計画書を作成するときのポイント

プロジェクトマネジメント計画書を作成するときは、各項目を担当者が同じ内容で理解できるように具体的に記載することが大切です。

ここでは、計画書を作成するときに押さえておきたい2つのポイントを説明します。

各項目は具体的な内容を記載する

計画書の各項目は、担当者によって解釈が変わらないよう具体的に記載します。

スケジュールなら作業ごとの開始日と期限、役割分担なら担当者名と作業内容まで明確にすることで、担当範囲や期限の認識のずれを防ぎやすくなります。

プロジェクトの規模や用途に合わせて項目を調整する

計画書の項目は、プロジェクトの規模や用途に合わせて調整します。

すべてを一律に記載するのではなく、必要な項目を追加し、使用しない項目を省くことで、確認すべき内容を把握しやすくなります。

まとめ

プロジェクトマネジメント計画書には、目的・ゴール、対象範囲、スケジュール、体制と役割分担、コスト、成果物、コミュニケーション方法、リスクと課題への対応などを記載します。

各項目は、担当者名や期限、金額、完成条件などを具体的に示し、誰が確認しても同じ内容を把握できる状態にすることが大切です。

また、すべてのプロジェクトで同じ項目を使用するのではなく、規模や計画書の用途に合わせて追加・削除します。

サンプルをそのまま使用せず、自分のプロジェクトで管理や判断に必要な内容へ調整して計画書を作成しましょう。

-プロジェクトマネジメント
-,