はじめに
「大学のプレゼンでは、どんな言葉を使えば自然に聞こえるの?」
「発表の内容は決まっているけれど、うまく話をつなげられない」と困ることはありませんか。
授業やゼミで発表するとき、スライドは完成していても、最初の挨拶や話題の切り替え、最後のまとめをどう言えばよいか分からず、原稿を書く手が止まってしまうことがあります。
この記事では、プレゼンの導入・説明・話題転換・まとめで使いやすい言葉や表現に加え、聞き取りやすく伝えるための話し方も紹介します。
大学のプレゼンで使える言葉・表現集
大学のプレゼンでは、内容だけでなく、発表の始まりから本題への移行、話題の切り替え、まとめまでを自然な言葉でつなぐことが大切です。
ここでは、発表の始まり、本題への入り方、話題の切り替え、強調、締めくくり、質疑応答の場面ごとに使いやすい言葉・表現を紹介します。
発表の始まりで使える言葉・表現
発表の始まりでは、「これから〇〇について発表します」「本日は〇〇についてお話しします」と伝えると、聞き手にもテーマがすぐに伝わります。
続けて「今回の発表では、〇〇を3つのポイントに分けて説明します」と全体の流れを示しておくと、このあと何を話すのかイメージしてもらいやすくなります。
最後に「それでは、発表を始めます」と区切り、本題へ進むと自然です。
本題へ入るときに使える言葉・表現
本題へ入るときは、「それでは、まず〇〇について説明します」「はじめに、〇〇について見ていきます」と伝えると、導入から本題へ自然に移れます。
複数の内容を順番に説明する場合は、「まず1つ目は〇〇です」と示すのも分かりやすいでしょう。
これから扱う内容を最初に伝えておくことで、聞き手も話の流れを追いやすくなります。
話題を切り替えるときに使える言葉・表現
話題を切り替えるときは、「次に、〇〇について説明します」「続いて、〇〇について見ていきます」と一言添えると、次の内容へ移ったことが伝わりやすくなります。
前の内容と比較したい場合は、「一方で、〇〇の場合は」とつなげるのもよいでしょう。
また、「ここまでは〇〇について説明しました。次は△△について説明します」と区切ると、前後の内容を整理しながら進められます。
内容を強調したいときに使える言葉・表現
大切な内容を強調したいときは、「ここで特に注目してほしいのは〇〇です」「重要なポイントは〇〇です」と伝えると、聞き手が注目すべき部分をつかみやすくなります。
複数の情報のなかから特に覚えてほしい内容がある場合は、「特に重要なのは〇〇です」と示すのも効果的です。
「この点を押さえてください」と続ければ、重要なポイントをさらに分かりやすく伝えられます。
まとめ・締めくくりで使える言葉・表現
発表をまとめるときは、「最後に、今回の内容をまとめます」「以上の内容から、〇〇といえます」と伝えると、まとめに入ったことが分かりやすくなります。
要点を振り返る場合は、「今回お伝えしたポイントは3つです」と示してから整理すると、聞き手も大切な内容を確認しやすくなります。
最後は「以上で発表を終わります。ご清聴ありがとうございました」と締めくくると、発表をきれいに終えられます。
質疑応答で使える言葉・表現
質問を受けたときは、まず「ご質問ありがとうございます」と受け止めてから、「〇〇というご質問でよろしいでしょうか」と確認すると、質問の意図を取り違えにくくなります。
回答するときは、「結論から申し上げると、〇〇です」と最初に答えを示すと、内容が伝わりやすくなります。
その場で正確に答えられない場合は、「現時点では正確にお答えできないため、確認したうえで回答します」と伝え、無理に答えようとしないことも大切です。
大学のプレゼンで失敗しない言葉選びのポイント
大学のプレゼンでは、普段の会話で使っている言葉をそのまま使うと、くだけすぎた印象を与えたり、説明の意味が曖昧になったりすることがあります。
ここでは、カジュアルな表現の言い換え、です・ます調とである調の使い分け、避けたい口癖や表現について見ていきます。
カジュアルな表現と言い換え例
大学のプレゼンでは、「やっぱり」「めっちゃ」「すごく」など、普段の会話で使う表現を少し言い換えると、内容が伝わりやすくなります。
たとえば、「やっぱり」は「やはり」、「めっちゃ」は「非常に」、「すごく増えた」は「大幅に増えた」とすると、発表に合った表現になります。
また、「こんな感じです」ではなく「このような結果です」と伝えると、何を示しているのかがより分かりやすくなります。
です・ます調とである調の使い分け
発表で話すときは、「〇〇です」「〇〇と考えます」のように、です・ます調でそろえると丁寧で自然な印象になります。
一方、レポートやスライド内の文章では、「〇〇である」「〇〇と考えられる」といった、である調を使うこともあります。
どちらを選んでも問題ありませんが、同じ文章の中で混ざると読みにくくなるため、どちらかにそろえることを意識しましょう。
避けたい口癖や曖昧な表現
「えー」「あのー」「そのー」などの言葉が何度も続くと、聞き手が話の内容を追いにくくなることがあります。
次の言葉がすぐに出てこないときは、無理に間を埋めようとせず、1〜2秒ほど置いてから話し始めても問題ありません。
また、「たぶん」「なんとなく」「いろいろ」といった曖昧な表現はできるだけ避け、「約70%」「3つの理由」のように数値や対象を具体的にすると、より分かりやすく伝えられます。
大学のプレゼンで伝わりやすく話すコツ
大学のプレゼンでは、内容が整理されていても、言葉が長すぎたり話のつながりが分かりにくかったりすると、聞き手が要点をつかみにくくなります。
ここでは、短くわかりやすい言葉の選び方、接続詞の使い方、話すスピードや間の取り方について見ていきます。
短くわかりやすい言葉を選ぶ
プレゼンでは、1文に多くの情報を詰め込まず、伝えたい内容を1つずつ話すと聞き手が理解しやすくなります。
専門用語や長い言い回しを使う場合も、できるだけ短く分かりやすい言葉に置き換えてみましょう。
たとえば、「〇〇ということになります」を「〇〇です」とするように、なくても意味が変わらない言葉を減らすと、伝えたいことがすっきりと伝わります。
接続詞を適切に使って話の流れを作る
話の流れを分かりやすくするには、内容に合った接続詞を取り入れることが大切です。
順番を示すなら「まず」「次に」「最後に」、理由を伝えるなら「なぜなら」、反対の内容へ移るなら「一方で」のように使い分けると、聞き手も話の流れを追いやすくなります。
ただし、接続詞が多すぎると話が細かく区切られてしまうため、話題が変わるところや前後の関係を示したいところで使うとよいでしょう。
話すスピードや間を意識する
プレゼンでは、1分間に250〜300文字程度を目安にすると、聞き手が内容を追いやすい速さで話せます。
特に伝えたい内容の前後では、1〜2秒ほど間を取ると、聞き手が内容を整理する時間を作れます。
また、句読点やスライドを切り替えるタイミングで少し区切ることを意識すると、急いで話し続けるのを防ぎやすくなります。
大学のプレゼンで使える言葉・表現に関するよくある質問
大学のプレゼンでは、使う言葉や表現だけでなく、「原稿を見ながら話してもよいのか」「先生や学生に対してどの程度の敬語が必要なのか」と迷うこともあります。
ここでは、大学のプレゼンで迷いやすい原稿の使い方、敬語の程度、質問に答えられない場合の対応について解説します。
原稿を読みながら発表してもよいですか?
原稿を見ながら発表しても問題ありませんが、最初から最後まで読み続けるのではなく、必要なときに確認する程度にするとよいでしょう。
原稿には文章をすべて書くのではなく、忘れたくないキーワードや数値などをまとめておくと使いやすくなります。
内容を確認したら顔を上げ、聞き手に向かって話すことを意識すると、自然な発表につながります。
敬語はどこまで使うべきですか?
大学のプレゼンでは、基本的に「です」「ます」を使った丁寧な話し方で問題ありません。
「ご覧ください」「ご質問ありがとうございます」など、聞き手に対する言葉も丁寧な表現を選ぶと自然です。
尊敬語や謙譲語を必要以上に使おうとせず、発表全体をです・ます調でそろえることを意識してみましょう。
質問にうまく答えられないときはどうすればよいですか?
質問にすぐ答えられないときは、無理に答えを作る必要はありません。「申し訳ありません。
現時点では正確にお答えできません」と伝え、確認が必要であれば「確認したうえで改めて回答します」と伝えましょう。
質問の意味が分からない場合も、「〇〇についてのご質問という理解でよろしいでしょうか」と確認してから答えると、質問の意図に沿って回答しやすくなります。
まとめ
大学のプレゼンでは、場面に合った言葉や表現をあらかじめ準備しておくと、緊張していても話の流れを整えやすくなります。
難しい言葉を使おうとせず、「まず」「次に」「最後に」などを取り入れながら、聞き手に伝わりやすい言葉で話すことを意識してみましょう。
原稿を見たり、質問にすぐ答えられなかったりしても問題ありません。
大切なのは完璧に話すことではなく、聞き手が内容を理解しやすいように丁寧に伝えることです。まずは使いやすい表現をいくつか覚えて、自分の発表に取り入れてみてください。