プログラミング基礎(初心者向け)

▶ユーザーアカウント制御(UAC)とは?をわかりやすく解説 

はじめに

「突然『このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?』と表示されたけれど、これは何?」
「よく分からないまま『はい』を押しても大丈夫?」と不安に感じていませんか。

Windowsでソフトをインストールしたり、設定を変更したりしようとしたときに突然確認画面が表示されると、操作を続けてよいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、UACの役割や確認画面が表示される理由、「はい」「いいえ」の判断方法、設定を変更する際の注意点までわかりやすく解説します。

ユーザーアカウント制御(UAC)とは?

Windowsでソフトをインストールしたり設定を変更したりすると、「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」という確認画面が表示されることがあります。

ここでは、UACの基本的な仕組みや確認画面が表示される理由、表示されること自体は異常ではない点について説明します。

ユーザーアカウント制御(UAC)とは

ユーザーアカウント制御(UAC)は、Windowsの設定やシステムに影響する変更が行われる前に、利用者へ確認するための機能です。

アプリなどが管理者権限を必要とする操作を行おうとすると確認画面が表示され、許可するかどうかを選択できます。

知らないうちに重要な設定が変更されるのを防ぐための仕組みです。

「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」が表示される理由

「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されるのは、アプリが管理者権限を必要とする操作を行おうとしているためです。

自分で起動した信頼できるアプリであれば、アプリ名や発行元を確認してから「はい」を選択すると、そのまま処理を進められます。

身に覚えのないアプリや発行元が分からない場合は、すぐに許可せず、内容を確認してから判断しましょう。

表示されること自体は異常ではない

UACの確認画面が表示されても、Windowsに異常が起きているとは限りません。

管理者権限が必要な操作を行うときに、Windowsが安全のために確認している状態です。

ただし、自分でアプリを起動していないのに突然表示された場合は、すぐに「はい」を押さず、アプリ名や発行元を確認しましょう。

「はい」を押してよいケース・注意すべきケース

UACの確認画面が表示されたときは、内容を確認せずに「はい」を押すのではなく、起動しようとしているアプリや発行元を確認して判断することが大切です。

ここでは、信頼できるアプリの考え方や発行元の確認方法、「はい」と「いいえ」を選ぶ際の判断基準について説明します。

信頼できるアプリなら「はい」を選んでもよい

公式サイトから自分でダウンロードしたアプリなど、入手元や用途が分かっている場合は、UACの内容を確認して「はい」を選択できます。

「はい」を押すと必要な管理者権限が与えられ、インストールや設定変更などの処理が進みます。

許可する前に、自分で起動したアプリか、表示されているアプリ名に間違いがないかを確認しておきましょう。

発行元(確認済み・不明)の見方と判断基準

UACの確認画面では、アプリ名とあわせて発行元も確認できます。

「確認済みの発行元」と表示されている場合は、デジタル署名によって発行元を確認できている状態です。

一方、「不明な発行元」と表示されている場合は、入手元やアプリ名を確認し、安全性を判断できないときは「はい」を押さずにいったん中止しましょう。

「はい」「いいえ」を選ぶ判断基準

自分で操作を始めたアプリで、アプリ名や発行元、入手元を確認できる場合は「はい」を選んで進めます。

反対に、起動した覚えがない場合や、アプリ名・入手元などに心当たりがない場合は「いいえ」を選びましょう。

「いいえ」を選ぶと、管理者権限が必要な処理は実行されないため、不安なときは無理に許可する必要はありません。

UACの画面が頻繁に表示される原因と対処方法

UACの確認画面が何度も表示される場合は、アプリのインストールやWindowsの設定変更など、管理者権限が必要な操作を繰り返している可能性があります。

ここでは、UACが頻繁に表示される主な原因と、怪しい表示が出たときの対処方法について説明します。

アプリのインストールや設定変更で表示されることがある

アプリのインストールやWindowsの設定変更など、システムに影響する操作を行うとUACが表示されることがあります。

管理者権限が必要な操作を続けて行った場合は、そのたびに確認画面が表示されることもあります。

自分で始めた操作であれば、表示されているアプリ名や内容を確認してから、許可するか判断しましょう。

管理者権限が必要なアプリを起動している

特定のアプリを起動するたびにUACが表示される場合は、そのアプリが管理者権限での実行を必要としている可能性があります。

また、「管理者としてこのプログラムを実行する」という設定が有効になっていると、起動するたびにUACが表示されます。

毎回同じアプリで表示されるときは、まずUAC画面に記載されているアプリ名を確認してみましょう。

怪しい表示が出たときの対処方法

自分でアプリを起動していないのにUACが表示された場合や、知らないアプリ名が表示された場合は、すぐに「はい」を押さず「いいえ」を選びましょう。

そのうえで、アプリ名や発行元を確認し、Windows セキュリティでウイルスと脅威のスキャンを行います。

安全なアプリだと確認できるまでは、実行を許可しないようにすると安心です。

UACの通知設定を変更する方法

UACの確認画面が多いと感じる場合は、Windowsの設定から通知レベルを変更できます。

ここでは、UACの通知レベルを変更する手順と、無効化した場合のリスクについて説明します。

通知レベルを変更する手順

Windowsの検索欄に「ユーザーアカウント制御」と入力し、「ユーザーアカウント制御設定の変更」を開きます。

画面が表示されたら、4段階の通知レベルから希望するものをスライダーで選び、「OK」をクリックします。

UACの確認画面が表示された場合は、内容を確認して「はい」を選択すると設定が反映されます。

UACを無効化するリスク

UACの通知レベルを一番下の「通知しない」にすると、アプリがWindowsの設定などを変更しようとしても確認画面が表示されなくなります。

そのため、不正なアプリや意図しない操作による変更にも気づきにくくなります。

安全にWindowsを利用するためにも、UACを無効にする目的で「通知しない」に設定することは、できるだけ避けましょう。

通常は有効のまま利用するのがおすすめ

UACは、アプリが管理者権限を必要とする変更を行う前に、その内容を確認するための機能です。

そのため、基本的には有効のまま利用し、確認画面が表示されたらアプリ名や発行元を確認してから判断しましょう。

表示回数が気になる場合は、無効にするのではなく、必要に応じて4段階の通知レベルを調整する方法がおすすめです。

UACに関するよくある質問

UACを利用していると、「確認画面が毎回表示されるのは正常なのか」「以前は表示されていたのに出なくなっても問題ないのか」と疑問に感じることがあります。

ここでは、UACの表示頻度や表示されなくなった場合の確認ポイント、「いいえ」を押したときの動作について、よくある質問に沿って説明します。

毎回表示されるのは正常ですか?

管理者権限が必要な操作を行うたびにUACが表示されるのは、正常な動作です。

特定のアプリが起動時に管理者権限を必要とする場合は、アプリを開くたびに確認画面が表示されることがあります。

自分で始めた操作で、アプリ名や発行元にも問題がなければ、UACが安全のために確認している状態と考えてよいでしょう。

表示されなくなった場合は問題ですか?

UACが表示されなくなっても、それだけで問題が起きているとは限りません。

管理者権限を必要としない操作では、UACの確認画面は表示されないためです。

ただし、以前は同じ操作で表示されていたのに出なくなった場合は、「ユーザーアカウント制御設定の変更」を開き、通知レベルが「通知しない」になっていないか確認してみましょう。

「いいえ」を押すとどうなりますか?

UACの確認画面で「いいえ」を押すと、そのアプリには管理者権限が与えられず、実行しようとしていた変更は中止されます。

そのため、インストールや設定変更などは先へ進みません。

「いいえ」を選んだだけでアプリが削除されたり、Windowsのデータが消えたりすることはないので、不安なときは無理に「はい」を押さなくても大丈夫です。

まとめ

ユーザーアカウント制御(UAC)は、Windowsに重要な変更が行われる前に確認するための機能です。

表示されたときは、アプリ名や発行元、自分で始めた操作かどうかを確認してから判断しましょう。

身に覚えのないアプリであれば「いいえ」を選び、安全性を確認することが大切です。基本的にはUACを有効のまま利用し、確認しながら安全にWindowsを使っていきましょう。

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