目次
はじめに
「自分はプロジェクトマネージャー(PM)に向いているの?」
「人をまとめたり、進捗を管理したりする仕事を自分にできるのか不安」と感じていませんか。
エンジニアやチームメンバーとして経験を積み、上司からPMへのステップアップを勧められても、会議の進行やスケジュール調整、メンバーへの指示まで任されると考えると、自分に合う仕事なのか迷うことがありますよね。
この記事では、PMに向いている人と向いていない人の特徴を整理し、仕事内容との相性や自分がPMを目指せるか判断するポイントまで順を追って説明していきます。
プロジェクトマネージャー(PM)に向いている人の特徴は?
プロジェクトマネージャーには、メンバーや関係者と調整しながら、決められた期限に向けてプロジェクト全体を進める力が求められます。
ここでは、プロジェクトマネージャーに向いている人の特徴を具体的に解説します。
周囲と調整しながら物事を進められる人
プロジェクトマネージャーには、メンバーや関係者の意見を聞きながら、認識をそろえて物事を進める力が求められます。
意見が分かれたときは、それぞれの要望や事情を確認し、期限や優先順位を考えながら対応方針を決めていきます。
必要な情報を共有し、誰が何をいつまでに対応するのかを整理できる人は、周囲と協力しながらプロジェクトを進めやすいでしょう。
計画を立てて進捗を管理できる人
プロジェクト全体の期限から逆算し、作業ごとの担当者や期限を決めて計画的に進められる人も、プロジェクトマネージャーに向いています。
進行中は予定と実際の進み具合を確認し、遅れが出ていないかを把握します。
遅れが見つかった場合は、残っている作業や期限を確認し、担当者や作業の順番を調整しながら計画を見直すことが大切です。
問題が起きたときに冷静に対応できる人
問題が起きたときに慌てて結論を出さず、まず状況を確認できる人もプロジェクトマネージャーに向いています。
何が起きているのか、どの作業に影響するのかを整理し、確認できている事実をもとに対応の優先順位を決めます。
問題が起きても落ち着いて状況を整理し、必要な対応を一つずつ進められることが大切です。
責任を持って判断や意思決定ができる人
プロジェクトマネージャーには、複数の選択肢がある場合でも、期限やコスト、必要な作業を確認しながら方針を決める力が求められます。
判断を先送りすると後の作業にも影響するため、必要な情報がそろった段階で、どの方針で進めるのかを決めることが大切です。
決めた内容や理由を関係者に伝え、責任を持ってプロジェクトを進められる人は、プロジェクトマネージャーとして活躍しやすいでしょう。
プロジェクトマネージャー(PM)に向いていない人の特徴
プロジェクトマネージャーは、自分の担当作業だけを進めるのではなく、メンバーや関係者と調整しながらプロジェクト全体を管理する役割です。
ここでは、プロジェクトマネージャーに向いていない人の特徴を順に解説します。
自分の作業だけに集中したい人
自分に割り当てられた作業に集中したい人は、プロジェクトマネージャーの仕事を負担に感じることがあります。
PMは自分の作業だけでなく、メンバーの進捗を確認し、遅れがあれば原因や残っている作業を把握することも必要です。
そのため、プロジェクト全体を見るよりも、自分の担当業務に集中したい人には、PMの役割が合わない場合があります。
人との調整やコミュニケーションが苦手な人
人との確認や相談に苦手意識がある人は、プロジェクトマネージャーの仕事に負担を感じることがあります。
PMは、担当者や期限、作業内容について関係者と認識を合わせ、意見が異なるときには、それぞれの要望を確認しながら調整する必要があります。
確認や連絡を後回しにすると認識のずれや作業の遅れにつながるため、周囲とのやり取りを続けることが苦手な人には難しさを感じる場面もあるでしょう。
計画変更や予期せぬ問題への対応が苦手な人
一度決めた計画を変更することに負担を感じやすい人は、プロジェクトマネージャーの仕事に難しさを感じることがあります。
作業の遅れや問題が発生したときは、現在の進捗や残っている作業を確認し、担当者や期限、作業の順番を見直すことが必要です。
そのため、最初の計画にこだわりすぎず、状況に合わせて柔軟に計画を調整することが求められます。
責任を負う立場を避けたい人
自分で方針を決めたり、その判断に責任を持ったりすることに負担を感じる人は、プロジェクトマネージャーの役割が合わない場合があります。
PMは複数の選択肢があるときに、期限やコスト、必要な作業を確認し、どの方針で進めるのかを判断する必要があります。
判断を先送りすると作業が進まなくなることもあるため、必要な情報を確認したうえで、自分の考えを示すことが大切です。
プロジェクトマネージャー(PM)に向いているか判断するポイント
プロジェクトマネージャーに向いているかは、性格だけではなく、仕事を進めるときの考え方や行動から判断できます。
ここでは、プロジェクトマネージャーへの適性を判断するときに確認したいポイントを解説します。
チーム全体の成果を考えて行動できるか
プロジェクトマネージャーへの適性を考えるときは、自分の担当作業だけでなく、チーム全体の進み具合にも目を向けられるかを確認してみましょう。
自分の作業が予定どおり進んでいても、ほかの担当者に遅れがあれば、残っている作業や期限を確認し、必要な対応を考えることが求められます。
自分の担当範囲だけで判断せず、プロジェクト全体が期限までに完了できるよう行動できる人は、PMに向いていると考えられます。
状況に応じて優先順位を変えられるか
作業の遅れや問題が発生したときに、状況に合わせて優先順位を見直せるかも大切なポイントです。
期限への影響や残っている作業を確認し、後の作業に影響するものから優先して対応していきます。
最初に決めた順番にこだわりすぎず、そのときの状況に合わせて必要な作業を選べる人は、PMとしてプロジェクトを進めやすいでしょう。
関係者の意見をまとめて進められるか
複数の関係者から異なる意見が出たときに、それぞれの考えを聞きながら方向性をまとめられるかも確認してみましょう。
意見が分かれた場合は、それぞれの要望や譲れない条件を整理し、期限やコスト、必要な作業を踏まえて対応方針を決めていきます。
決まった方針や理由を関係者に共有し、誰が何を進めるのかまで整理できる人は、PMとしての適性があると考えられます。
まとめ
プロジェクトマネージャーに向いているかは、周囲と調整できるか、状況に合わせて計画を見直せるか、必要な場面で判断できるかなど、普段の仕事での行動から考えることが大切です。
今は苦手なことがあっても、それだけでPMに向いていないとは限りません。
まずは担当業務の期限管理や周囲の進捗確認など、できることから経験を重ねながら、自分にPMの仕事が合っているか確かめていきましょう。