目次
はじめに
「グループリーダーとは、どのような立場の人を指すの?」
「チームリーダーとは何が違うの?」
「自分の職場では、どこまでがグループリーダーの役割なの?」と迷っていませんか。
会社や部署によっては、グループリーダーを複数のメンバーをまとめる役割として使うこともあれば、チームより広い範囲の業務を見ながら、仕事の進み具合やメンバーの動きを確認する立場として使うこともあります。
この記事では、グループリーダーの意味や主な役割、チームリーダーとの違い、会社によって扱いが変わる理由を順を追って説明していきます。
グループリーダーとは?

グループリーダーとは、職場で複数のメンバーをまとめ、日々の業務の進み具合や担当者の動きを確認する役割を指します。
ここでは、まずグループリーダーの基本的な意味を確認し、続いて会社ごとに役割や権限が変わる理由を解説します。
グループリーダーの意味
グループリーダーとは、1つのグループにいる数名から十数名ほどのメンバーをまとめる担当者のことです。
職場では、作業内容を伝えたり、進捗を確認したり、困っているメンバーがいれば上司へ報告したりします。部長や課長のような正式な役職として使われる会社もありますが、役職ではなく現場をまとめる担当名として使われることもあります。
そのため、グループ内の仕事やメンバーの状況を確認しながら、上司とメンバーをつなぐ役割を担う人と考えるとわかりやすいでしょう。
会社によって役割や権限が異なる理由
会社によってグループリーダーの役割や権限が異なるのは、正式な役職として設けている会社と、現場をまとめる担当名として使っている会社があるためです。
正式な役職として扱う会社では、業務指示や進捗確認、上司への報告に加え、評価面談や人員配置に関わることもあります。一方、担当名として使う会社では、日々の作業確認や連絡役が中心で、評価や配置を決める権限までは持たないことが一般的です。
そのため、同じグループリーダーという名称でも、任される仕事の範囲や判断できる内容は会社によって異なります。
自分の会社でどこまで任される立場なのか判断しにくい場合は、管理職とリーダー職の違いも確認しておくと役割を理解しやすくなります。
▶管理職とは?役割・仕事内容・一般社員との違いを解説
グループリーダーの主な役割
グループリーダーの役割は、メンバーに指示を出すだけではありません。
ここでは、チームやメンバーの取りまとめ、上司と現場をつなぐ役割、業務の進捗管理やサポートについて解説します。
チームやメンバーの取りまとめを行う
グループリーダーは、同じグループで働くメンバーの作業内容や進み具合を確認し、仕事が滞らないように調整する役割があります。
誰がどの作業を担当し、期限までに終えられそうかを確認しながら、必要に応じて声をかけたり、作業を調整したりします。
メンバーごとの進め方にばらつきが出ると確認漏れや作業の重複が起こりやすくなるため、全体の状況を見ながら仕事を円滑に進める役割を担います。
上司と現場をつなぐ役割を担う
グループリーダーは、上司からの指示や変更内容を現場のメンバーへわかりやすく伝える役割があります。
また、現場で起きている進捗の遅れや人員不足、判断に迷うこと、メンバーからの相談内容を整理して上司へ報告します。
上司と現場の情報がスムーズに共有されることで、業務を進めやすくなるため、両者をつなぐ橋渡し役として重要な役割を担います。
業務の進捗管理やサポートを行う
グループリーダーは、担当メンバーの作業状況を確認し、予定どおりに業務が進んでいるかを把握します。
進捗の遅れや作業の偏りがあれば、担当の見直しや優先順位を調整し、期限までに進められるようサポートします。
また、メンバーから相談を受けたときは対応方法を一緒に考えたり、必要に応じて上司へ相談したりしながら、業務が止まらないよう支えます。
グループリーダーとチームリーダーの違い
グループリーダーとチームリーダーは、どちらも職場でメンバーをまとめる立場として使われますが、担当する範囲や組織図上の位置は会社によって異なります。
ここでは、どちらが上かは組織によって異なることを確認し、組織図の例をもとに違いを理解していきます。
組織によって役割が違うことは分かったけれど、チームリーダーの役割や仕事内容も詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
チームリーダーの役割とは?仕事内容や必要なスキルをわかりやすく解説
どちらが上かは組織によって異なる
グループリーダーとチームリーダーのどちらが上かは、会社の組織体制によって異なります。
グループリーダーが複数のチームをまとめる立場であれば、チームリーダーより上に位置づけられることがあります。一方で、チームリーダーがチーム全体を管理し、グループリーダーが作業グループをまとめる役割であれば、チームリーダーのほうが上になることもあります。
そのため、役職名だけで判断せず、報告先や業務指示を出す人、評価に関わる人を確認すると違いがわかりやすいでしょう。
組織図の例で違いを理解する
組織図を見ると、グループリーダーとチームリーダーの違いは担当する範囲で判断できます。
たとえば、1つのグループの中に複数のチームがあり、それぞれにチームリーダーがいる場合は、グループリーダーが全体をまとめる役割です。
反対に、1つのチームの中に複数の作業グループがあり、それぞれにグループリーダーがいる場合は、チームリーダーがチーム全体をまとめます。
このように、組織図の報告先や指揮系統を見ると、それぞれの役割の違いを理解しやすくなります。
まとめ
グループリーダーは、数名から十数名ほどのメンバーをまとめ、業務が予定どおりに進むよう調整する役割を担います。
作業の進み具合を確認したり、困っているメンバーをサポートしたり、上司と現場の間で情報を共有したりと、チームが円滑に動くための橋渡し役となる存在です。
ただし、グループリーダーの役割や権限は会社によって異なります。
正式な役職として位置付けられる場合もあれば、現場をまとめる担当名として使われる場合もあるため、担当する業務や判断できる範囲は一律ではありません。
また、チームリーダーとの上下関係も組織体制によって変わるため、役職名だけで判断しないことが大切です。
グループリーダーの役割を正しく理解するには、組織図や役職規程、上司からの説明を確認し、自分がどこまでの業務を担当する立場なのかを把握しておくと安心です。
役割を理解しておくことで、日々の業務でも迷わず行動しやすくなるでしょう。