コミュニケーションスキル

部外者が運転手の場合の上座・下座はどこ?人数別の席次と迷ったときの考え方

はじめに

「取引先の人やタクシーの運転手が運転する車では、どの席が上座になるの?」
「3人や4人で乗る場合、自分はどこに座ればいい?」と迷っていませんか。

上司や取引先と一緒に車で移動するとき、乗車する直前になって席順が分からず、誰から乗ればよいのか判断できないこともあります。

この記事では、部外者が運転手の場合の上座・下座を基本から整理し、人数別の席次や、相手の希望などで席順に迷った場合の考え方まで順を追って説明します。

部外者が運転手の場合の上座・下座はどこ?

タクシーやハイヤーなど、同乗者とは関係のない部外者が運転する車では、運転席との位置関係を基準に席次を考えます。

まずは、部外者が運転する場合の基本的な上座・下座の位置を確認しておきましょう。

上座は運転席の後ろ、下座は助手席が基本

部外者が運転する車では、後部座席の運転席の後ろが上座、助手席が下座とされています。

3人以上で乗る場合は、運転席の後ろ、後部座席の助手席側、後部座席の中央、助手席の順に席次が下がるのが基本です。

上司や取引先など目上の人には運転席の後ろへ座ってもらい、目下の人が助手席に座ると覚えておくと、席順に迷ったときも判断しやすいでしょう。

部外者が運転するときの人数別の席次

部外者が運転する車では、同乗する人数によって後部座席と助手席の使い方が変わります。

ここでは、3人乗車と4人乗車に分けて、上座から下座までの基本的な席次を確認します。

3人で乗車する場合の上座・下座

部外者が運転する車に3人で乗る場合は、後部座席の運転席の後ろが上座になります。

次に後部座席の助手席側、助手席の順に席次が下がるため、最も目上の人には運転席の後ろへ座ってもらうのが基本です。

上司や取引先と一緒に乗るときは、目下の人が助手席に座ると覚えておくと、席順に迷いにくいでしょう。

4人で乗車する場合の上座・下座

4人で乗る場合も、後部座席の運転席の後ろが上座になる点は変わりません。

運転席の後ろ、後部座席の助手席側、後部座席の中央、助手席の順に席次が下がり、最も目下の人が助手席に座るのが基本です。

人数が増えると席順が分かりにくくなりますが、目上の人から後部座席へ案内すると考えておくと判断しやすくなります。

なぜ運転席の後ろが上座で助手席が下座なのか

部外者が運転する車では、運転席の後ろが上座、助手席が下座とされるのが基本です。

ここでは、運転席の後ろと助手席に分けて、その理由を説明します。

運転席の後ろが上座とされる理由

運転席の後ろは、運転手から距離があり、乗車中に運転手とのやり取りをする機会も少ないため、部外者が運転する車では上座とされています。

目的地の確認などを担当する必要がなく、比較的落ち着いて過ごしやすい位置でもあります。

そのため、上司や取引先など最も目上の人には、運転席の後ろへ座ってもらうのが基本です。

助手席が下座とされる理由

助手席は運転手のすぐ隣にあり、目的地の確認や道順の案内など、必要なやり取りをしやすい位置にあることから下座とされています。

同乗者の中で目下の人が座り、必要に応じて運転手への対応を行うのが一般的です。

そのため、上司や取引先を後部座席へ案内し、案内や対応をする人が助手席に座ると覚えておくと分かりやすいでしょう。

上座・下座の原則より優先したいケース

車内の席次には基本的な上座・下座がありますが、相手の希望や乗り降りのしやすさまで無視して席順を優先する必要はありません

ここでは、座席の希望がある場合と、安全性や乗り降りのしやすさを優先する場合に分けて確認します。

上司やお客様が座席を希望した場合

上司やお客様から座りたい席の希望があった場合は、上座・下座の順番にこだわらず、本人の希望を優先しましょう。

運転席の後ろが上座とされていても、希望していない人に無理に勧める必要はありません。

希望する席へ案内したうえで、ほかの同乗者が残った席に座れば、相手にも気持ちよく乗車してもらえます。

乗り降りのしやすさや安全性を優先する場合

乗り降りに負担を感じる人がいる場合は、席次よりも乗降のしやすさや安全性を優先することが大切です。

足腰に不安がある人などには、身体を大きく動かさずに乗り降りできる席を案内するとよいでしょう。

上座・下座はあくまで基本的なマナーとして考え、負担や転倒の心配がある場合は、無理なく安全に乗り降りできる席を選びましょう。

まとめ

部外者が運転する車では、運転席の後ろが上座、助手席が下座になるのが基本です。

上司やお客様と乗車するときは、目上の人から後部座席へ案内すると覚えておくと、席順に迷いにくくなるでしょう。

ただし、ビジネスマナーとしての席次よりも、本人の希望や乗り降りのしやすさを優先したほうがよい場合もあります。

基本の席次を押さえつつ、相手が無理なく過ごせるかにも気を配り、その場に合った座席へ案内しましょう。

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