コミュニケーションスキル

研修レポートの書き出し例を紹介|迷わず書ける基本の型と本文へのつなげ方

はじめに

「研修レポートの書き出しは、何から書けばいいの?」
「研修内容は覚えているけれど、最初の一文が思いつかず手が止まってしまう」と困っていませんか。

研修を受けた直後でも、提出用のレポートを前にすると、研修名や感想から書くべきか、学んだ内容から始めるべきか迷いやすいものです。

この記事では、研修レポートの書き出しに使える基本の型や例文、書き出しから本文へつなげる方法を紹介します。

研修レポートの書き出しは?

研修レポートの書き出しでは、まず「いつ・どの研修を・何のために受講したのか」を簡潔に示すと、読み手がレポートの前提を把握しやすくなります。

最初に研修名・受講日・受講目的をまとめ、必要以上に前置きを広げず本文へつなげることがポイントです。

最初に研修名・受講日・受講目的を簡潔に伝える

書き出しでは、研修名、受講日、受講目的の3点を1〜2文にまとめます。

「〇月〇日に〇〇研修を受講しました。受講目的は〇〇を身につけることです」のように伝えると、読み手が研修の概要をすぐに把握できます。

前置きを長くせず本題につなげる

研修名・受講日・受講目的を伝えたあとは、受講までの経緯を長く説明せず、研修内容や学んだことへ進みます。

前置きは必要な範囲にとどめ、早めに本題へ移ると、読み手にも要点が伝わりやすくなります。

研修レポートの書き出し例文

研修レポートの書き出しは、受講した研修の種類や立場によって伝える内容を調整すると、本文へ自然につなげやすくなります。

ここでは、研修の種類に合わせて使える書き出し例文を紹介します。

基本的な書き出し例

【例文】
〇月〇日に「〇〇研修」を受講しました。本研修は、〇〇に関する基本的な知識を身につけ、今後の業務に活かすことを目的として実施されたものです。研修では、〇〇の基礎から実務での活用方法まで学びました。

基本的な書き出しでは、「いつ・何の研修を受けたか」「何を目的としていたか」を最初に示します。研修内容にも簡単に触れておくと、その後に学んだことや感想を書きやすくなります。

社内研修を受講した場合の書き出し例

【例文】
〇月〇日に社内で実施された「情報セキュリティ研修」を受講しました。本研修では、日常業務で取り扱う情報を適切に管理するため、情報漏えいのリスクや社内ルールについて学びました。

社内研修の場合は、会社の業務やルールと研修内容の関係が分かるように書くと自然です。研修を受けた背景まで詳しく説明せず、学んだ内容へつなげる程度にまとめます。

社外研修を受講した場合の書き出し例

【例文】
〇月〇日に〇〇社が主催する「マネジメント研修」に参加しました。本研修は、部下とのコミュニケーションや目標管理について学び、日々のマネジメント業務に活かすことを目的として受講しました。

社外研修では、主催者や研修名に加えて、参加した目的を簡潔に伝えます。自社の業務でどのような知識やスキルが必要だったのかを添えると、受講目的が伝わりやすくなります。

新入社員研修を受講した場合の書き出し例

【例文】
〇月〇日から〇日間、新入社員研修を受講しました。研修では、社会人として必要なビジネスマナーや報告・連絡・相談の基本、仕事を進めるうえでの心構えについて学びました。

新入社員研修では、研修期間と主な内容を最初に示すと分かりやすくなります。その後は、特に印象に残った内容や自分に不足していると感じた点へつなげると、学びや気づきをまとめやすくなります。

提出先に合わせた研修レポートの書き出し例

研修レポートの書き出しは、提出先によって盛り込む内容や伝え方を調整すると、読み手が確認したいポイントを伝えやすくなります。

ここでは、提出先ごとの書き出し方を例文とともに確認します。

上司へ提出する場合

【例文】
〇月〇日に「〇〇研修」を受講しました。本研修では、担当している〇〇業務に必要な知識や考え方を学び、実際の業務で活用できるようになることを目的としました。研修で学んだ内容を振り返り、今後の業務で取り組みたいことについて報告します。

上司へ提出する場合は、研修内容だけでなく、仕事にどう活かしていくのかが伝わる書き出しにします。現在の業務と研修内容を結びつけておくと、その後の学びや行動目標にも自然につなげられます。

人事・研修担当者へ提出する場合

【例文】
〇月〇日に「〇〇研修」を受講しました。本研修では、〇〇に関する知識や考え方を身につけるとともに、今後の業務に必要なスキルへの理解を深めることができました。研修で学んだ内容や気づきを振り返り、受講を通して得たことについて報告します。

人事・研修担当者へ提出する場合は、研修の目的を踏まえ、どのような学びや気づきがあったのかを伝えます。受講前後で考え方が変わった点にも触れると、研修による学びが伝わりやすくなります。

研修レポートの書き出しから本文へつなげる方法

研修レポートは、書き出しのあとに研修内容を並べるだけではなく、概要から学び、業務での活用へと順番につなげると内容を整理しやすくなります。

最後に、その学びを今後の業務でどのように活かすのかを示すことで、書き出しから本文まで一貫した流れにできます。

研修の概要を簡潔に書く

書き出しのあとは、研修で扱われたテーマや内容を2〜3文ほどでまとめます。

研修の流れを最初から順番に説明するのではなく、「どのようなことを学んだ研修なのか」が伝わる内容に絞ると、読み手も概要をつかみやすくなります。

最初に研修の全体像を示しておけば、そのあとの学びや気づきにも自然につなげられるでしょう。

研修で学んだことや気づきを具体的に書く

研修の概要に続いて、研修を通して学んだことや、自分なりに気づいたことを書いていきます。

「勉強になった」「参考になった」だけで終わらせず、何を学び、研修前と比べて考え方や認識がどう変わったのかまで触れることが大切です。

学んだ内容と自分自身の気づきをあわせて書くと、研修から何を得られたのかが伝わりやすくなります。

学びを業務でどう活かすかを書く

研修で得た学びや気づきをまとめたら、最後に今後の業務でどのように活かしていくのかを書きます。

「今後の業務に活かしたい」とするだけではなく、どのような場面で何を実践するのかまで具体的にするとよいでしょう。

実際の業務をイメージしながら行動まで書くことで、研修で学んだことを今後の仕事へ自然につなげられます。

研修レポートの書き出しで避けたい書き方

研修レポートの書き出しでは、最初から感想だけを書くと、何の研修を受講したのかが読み手に伝わりにくくなります。

ここでは、研修レポートの書き出しで避けたい3つの書き方を確認します。

感想だけから書き始める

「勉強になった」「有意義だった」といった感想だけで書き始めると、どのような研修を受けたのかが読み手に伝わりにくくなります。

まずは研修名や受講日、受講した目的を簡潔に伝えてから、研修を通して感じたことや学んだことへつなげるとよいでしょう。

最初に研修の基本情報を示しておくことで、そのあとの感想も理解してもらいやすくなります。

前置きが長く本題が伝わらない

研修を受講するまでの経緯や背景を詳しく書きすぎると、本題である研修内容や学びがなかなか伝わらなくなってしまいます。

書き出しでは、研修名・受講日・受講目的が分かる程度に前置きをまとめ、必要な情報を簡潔に伝えることを意識しましょう。

研修の概要が伝わったら、早めに具体的な内容や学んだことへ移ると読みやすくなります。

研修内容を時系列で並べるだけになる

研修で行われた内容を最初から最後まで順番に並べるだけでは、何を学び、どのような気づきがあったのかが伝わりにくくなります。

研修内容をすべて時系列で説明するのではなく、特に重要だったテーマや印象に残った内容を中心に整理するとよいでしょう。

それぞれの内容から得た学びや気づきまで書くことで、研修を受けた成果が伝わるレポートになります。

まとめ

研修レポートは、最初から詳しく書こうとせず、まず研修名・受講日・受講目的を簡潔に伝えると、そのあとの内容をまとめやすくなります。

続けて、研修の概要や学んだこと、仕事でどのように活かしていくのかを順番に整理すると、読み手にも伝わりやすいレポートになるでしょう。

感想や研修の流れを並べるだけではなく、「何を学び、これからどう行動するのか」まで自分の言葉で書くことが大切です。

書き出しに迷ったときは、まず受講した事実と目的から書き始め、少しずつ内容を広げてみてください。

-コミュニケーションスキル
-, ,