プロジェクトマネジメント

改訂4版 P2Mプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブックとは?

はじめに

「改訂4版 P2Mプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブックには、どのような内容がまとめられているの?」
「これまでの版から、どこが変わったの?」と気になっていませんか。

P2Mについて学ぼうとしても、プログラムマネジメントとプロジェクトマネジメントの関係や、改訂によって追加・見直しされた内容が分からないと、どこから確認すればよいのか迷ってしまいますよね。

この記事では、改訂4版の基本的な位置づけや収録内容、主な改訂ポイントを整理します。

改訂4版 P2Mプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブックとは?

改訂4版 P2Mプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブックは、P2Mの考え方やプログラム・プロジェクトマネジメントの知識体系をまとめた書籍です。

本書の位置づけを把握するために、まず編著者や内容の概要を確認し、そのうえで発売日・価格・ページ数・出版社などの基本情報を見ていきます。

日本プロジェクトマネジメント協会が編著するP2Mの標準ガイドブック

『改訂4版 P2Mプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブック』は、日本プロジェクトマネジメント協会(PMAJ)が編著したP2Mの標準ガイドブックです。

P2Mは、プログラムとプロジェクトのマネジメントを扱う知識体系で、改訂4版では戦略からプログラム、プロジェクトまでの流れを体系的に整理しています。

発売日・価格・ページ数・出版社などの基本情報

改訂4版は2024年9月3日に発売され、出版社は日本能率協会マネジメントセンターです。

定価は4,620円(税込)、A5判・744ページで、ISBNは978-4-8005-9259-0です。

P2Mを体系的に学びたい人が、基本情報とあわせて確認しやすい一冊となっています。

改訂4版では何が変わった?

改訂4版では、前回の改訂から約10年間に生じた社会環境の変化を踏まえ、P2Mの内容が実践を意識した形に見直されています。

ここでは、改訂4版で見直された主なポイントを具体的に確認していきます。

改訂4版で見直された主なポイント

改訂4版では、改訂3版から約10年間の社会環境の変化を踏まえ、P2Mを実務に活かしやすい内容へ見直されています。

特に、価値共創のマネジメントと3Sモデルを統合した「P2M事業モデル」を新たに定義し、戦略からプログラム、プロジェクトへとつながる流れを整理しています。

また、プログラムマネジメントのプロセスも明確になり、組織としてどのように取り組むのかを理解しやすくなっています。

改訂4版 P2M標準ガイドブックの目次と主な内容

改訂4版 P2M標準ガイドブックは、P2Mの基本的な考え方からプログラム・プロジェクトの管理、事業戦略、事業を支える経営基盤までを全5部で整理しています。

ここでは、第1部から第5部までの目次に沿って、それぞれで扱われる主な内容を確認していきます。

第1部「P2Mの概要と特徴」

第1部では、P2Mを理解するための基本的な考え方を扱います。

「P2M事業モデル」「P2Mプリンシプル」「P2Mにおける実践力」など全6章で構成され、戦略からプログラム、プロジェクトへとつながるP2Mの全体像を確認できます。

第2部「プログラムマネジメント」

第2部では、複数のプロジェクトや定常業務を組み合わせ、「あるべき姿(TO BE)」を実現するプログラムマネジメントを扱います。

全4章で構成され、プログラムの組み立て方や統合、戦略と結び付けて運営する考え方を学べます。

第3部「プロジェクトマネジメント」

第3部では、個別のプロジェクトを立ち上げてから終結するまでの管理を扱います。

「立上げ」「計画」「実行」「コントロール」「終結」のほか、アジャイルプロジェクトマネジメントなど全9章で構成され、プロジェクト管理の一連の流れを確認できます。

第4部「事業戦略」

第4部では、事業戦略を策定し、プログラムへつなげるための考え方を扱います。

戦略策定やプログラム戦略手法、会計・ファイナンスなど全4章で構成され、事業戦略をプログラムへ展開する流れを学べます。

第5部「事業経営基盤」

第5部では、プログラムやプロジェクトを支える事業経営基盤を扱います。

組織・人材のマネジメント、知識や情報の活用、システムズアプローチ、デザイン思考など全6章で構成され、事業を支える幅広い考え方を確認できます。

改訂4版 P2M標準ガイドブックはどんな人に向いている?

改訂4版 P2M標準ガイドブックは、P2Mの基本からプログラムマネジメント、プロジェクトマネジメントまでを体系的に学びたい人に向いています。

ここでは、P2Mを体系的に学びたい人と、資格試験の学習に活用したい人に分けて説明します。

P2Mの考え方を体系的に学びたい人

改訂4版 P2M標準ガイドブックは、P2Mの全体像を基礎から体系的に学びたい人に向いています。

プログラムマネジメントやプロジェクトマネジメントだけでなく、事業戦略や事業経営基盤まで扱っているため、戦略からプログラム、プロジェクトへとつながる考え方を一連の流れで理解できます。

P2M資格試験の学習に活用したい人

P2Mに基づく資格試験に向けて学習したい人にも活用できます。

P2Mの用語やプログラムマネジメント、プロジェクトマネジメントなどの考え方を標準ガイドブックに沿って整理できるため、出題範囲を確認しながら該当する章を読み進めると理解を深めやすいでしょう。

改訂4版とP2M資格試験の関係

PMS資格試験は、2025年10月実施分から改訂4版 P2M標準ガイドブックに対応しており、現在も改訂4版に準拠して出題されています。

ここでは、改訂4版への切り替え時期と、PMS資格試験で確認しておきたい出題範囲を説明します。

2025年10月以降のPMS資格試験では改訂4版が出題範囲

PMS資格試験は、2025年10月実施分から改訂4版 P2M標準ガイドブックに準拠した出題へ切り替えられています。

そのため、2025年10月以降に受験する場合は、改訂3版ではなく改訂4版の内容を基準に学習を進めましょう。

PMS資格試験で確認しておきたい出題範囲

PMS資格試験では、改訂4版の第1部から第5部までが出題範囲です。

出題比率は、第1部が1%、第2部が22%、第3部が34%、第4部が13%、第5部が30%となっています。

すべての範囲を確認しつつ、出題比率の高い第2部・第3部・第5部を意識して学習を進めるとよいでしょう。

まとめ

改訂4版 P2Mプログラム&プロジェクトマネジメント標準ガイドブックは、P2Mの基本的な考え方から、プログラムマネジメント、プロジェクトマネジメント、事業戦略、事業経営基盤までを体系的にまとめた標準ガイドブックです。

改訂4版では「P2M事業モデル」が新たに定義され、戦略からプログラム、プロジェクトへつながる流れや、プログラムマネジメントのプロセスが整理されています。

P2Mの全体像を学びたい人だけでなく、PMS資格試験の学習に活用したい人にとっても、基準となる内容を確認できる書籍です。

2025年10月以降のPMS資格試験は改訂4版に準拠しているため、受験する場合は第1部から第5部までの出題範囲と出題比率を確認しながら学習を進めましょう。

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