目次
はじめに
「聞く力を鍛えるには、どんな練習をすればよいのだろう」
「子どもでも飽きずに取り組める方法はあるのだろう」
「大人のコミュニケーション力アップにも使えるゲームを知りたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
また、話を最後まで聞けなかったり、相手の言った内容をすぐ忘れてしまったり、聞いているつもりなのに返事がかみ合わなかったりすると、「どうすれば楽しく練習できるのかな」と悩んでしまうこともありますよね。
この記事では、聞く力を鍛えるゲームを子ども向け・大人向け・親子やチームで楽しめるものに分けて、順を追って説明していきます。
聞く力を鍛えるおすすめゲームとは?

聞く力を鍛えるゲームには、遊びながら相手の言葉を聞き取るもの、指示を正しく理解して動くもの、会話の内容を覚えて返すものなど、いくつかの種類があります。
ここでは、ゲームを選ぶときに確認したいポイントや、子ども向けと大人向けの違い、数分でできるゲームの特徴を順番に見ていきます。
ゲームを選ぶときに見るポイント
ゲームを選ぶときは、参加する人数や使える時間に合ったものを選ぶことが大切です。
また、聞く内容や答え方が難しすぎないゲームなら、楽しみながら取り組みやすくなります。
最初は、「聞いた内容を覚える」「指示どおりに動く」など、シンプルなルールのゲームから始めると続けやすいでしょう。
子ども向けと大人向けの違い
子ども向けは、聞いた言葉をまねしたり、指示どおりに動いたりするなど、シンプルで分かりやすいゲームが向いています。
一方、大人向けは、話の要点をまとめたり、相手の意図を確認したりと、実際の会話や仕事に近い内容を取り入れると効果的です。
年齢や目的に合わせてゲームを選ぶことで、無理なく「聞く力」を伸ばしやすくなります。
短時間でできるゲームも多い
聞く力を鍛えるゲームは、1回3〜10分ほどで取り組めるものが多く、授業の合間や家庭、研修のアイスブレイクなどにも取り入れやすいです。
短い時間でも、指示を聞いて動いたり、聞いた内容を返したりするゲームなら、楽しみながら聞く力を養えます。
まずは5分程度から始めて、慣れてきたら少しずつ時間を延ばしていくと続けやすいでしょう。
子ども向け|聞く力を鍛えるゲーム
子どもの聞く力を育てるには、机に向かって練習するよりも、遊びの中で「よく聞く」「聞いた通りに動く」「友だちの言葉を覚える」といった場面を作るほうが取り入れやすいです。
ここでは、家庭や保育園、学校でも取り入れやすい間違い探しゲーム、みなさんゲーム、船長さんゲームについて見ていきます。
間違い探しゲーム
間違い探しゲームは、説明を最後まで聞いてから違う部分を探す遊び方にすると、聞く力を楽しく鍛えられます。
色や場所、数などの情報を聞き取りながら絵と見比べることで、話を集中して聞く練習につながります。
最初は違いを少なめにして、慣れてきたら少しずつ増やすと、無理なく続けやすいでしょう。
▶間違い探しゲームで聞く力を鍛える方法|遊び方や効果を解説
みなさんゲーム
みなさんゲームは、大人の指示を最後まで聞いて、そのとおりに体を動かすゲームです。
動作や順番を聞き分ける必要があるため、話を集中して聞いてから行動する力を育てやすくなります。
慣れてきたら指示を少しずつ増やしていくと、楽しみながら聞く力を伸ばせるでしょう。
▶みなさんゲームの遊び方|聞く力・集中力を楽しく鍛える方法
船長さんゲーム
船長さんゲームは、船長役が出す号令をよく聞いて、その内容どおりに動くゲームです。
方向や回数、動作を聞き分けながら行動するため、話を最後まで聞く習慣を身につける練習になります。
慣れてきたら指示を少しずつ増やすことで、楽しみながら聞く力を伸ばしやすくなります。
▶船長さんゲームの遊び方|聞く力や指示理解を育てる定番レクリエーション
学校・家庭でやりやすい聞く力トレーニング
学校や家庭で聞く力を鍛えるなら、特別な道具を用意しなくても、その場にいる人の声や手拍子だけでできるゲームから始めると取り入れやすいです。
短い言葉を聞き分ける、音の回数を数える、聞いた内容を正しく次の人へ伝えるといった練習を遊びにすると、子どもも集中しやすくなります。
ここでは、教室やリビングでも行いやすい聖徳太子ゲーム、パチパチゲーム、伝言ゲームについて見ていきます。
聖徳太子ゲーム
聖徳太子ゲームは、複数の人が同時に話した言葉を聞き分けて答えるゲームです。
最初は2人・短い言葉から始めて、慣れてきたら人数や言葉の数を増やすと、無理なくレベルを上げられます。
複数の声の中から必要な情報を聞き取る力を、楽しみながら養いやすいゲームです。
▶聖徳太子ゲームのやり方|聞く力・情報整理力を鍛えるコツ
パチパチゲーム
パチパチゲームは、手をたたく回数やリズムをよく聞いて、同じように返すゲームです。
最後まで音を聞いてから動くため、集中して聞く習慣を身につける練習になります。
慣れてきたら回数やリズムに変化をつけることで、楽しみながら聞く力を伸ばしやすくなります。
▶パチパチゲームの遊び方|聞く力や集中力を伸ばす簡単トレーニング
伝言ゲーム
伝言ゲームは、聞いた言葉を次の人へそのまま伝えていく、定番のコミュニケーションゲームです。
相手の話を最後まで正確に聞き取り、内容を覚えて伝える力を自然に養えます。
最初は短い言葉や文章から始めて、慣れてきたら少しずつ内容を長くすると取り組みやすいでしょう。
▶伝言ゲームで聞く力を鍛える方法|ルールや楽しみ方を紹介
大人・研修向け|聞く力を鍛えるゲーム
大人や研修で聞く力を鍛える場合は、相手の話を最後まで聞く、要点を聞き取る、必要な情報を質問で確認するといった仕事の会話に近い練習が役立ちます。
ここでは、傾聴チャレンジ、ヒアリングチャレンジ、質問力を使った会話ゲームについて見ていきます。
傾聴チャレンジ
傾聴チャレンジは、相手の話を最後までさえぎらずに聞き、その内容を要約して伝えるゲームです。
話を正しく理解して整理する練習になるため、聞く力だけでなく伝える力も一緒に養えます。
家族や職場など、2人いれば気軽に取り組めるのも魅力です。
▶傾聴チャレンジとは?聞く力を高める研修・コミュニケーションゲーム
ヒアリングチャレンジ
ヒアリングチャレンジは、相手の話を最後まで聞き、内容を正しく理解できたかを確認するゲームです。
日時や人数、目的などの情報を整理しながら聞くため、仕事や日常会話でも役立つ聞く力を養えます。
2人で気軽に取り組めるので、コミュニケーションの練習にもおすすめです。
▶ヒアリングチャレンジのやり方|聞く力を鍛える研修ゲームを解説
質問力を使った会話ゲーム
質問力を使った会話ゲームは、相手の話を最後まで聞き、その内容をもとに質問をするゲームです。
話をよく聞いて内容を整理する必要があるため、聞く力と質問する力を一緒に養えます。
日常会話や仕事でも役立つコミュニケーションの練習として、気軽に取り組みやすいゲームです。
▶質問力を使った会話ゲーム|聞く力とコミュニケーション力を伸ばす方法
家庭・学校・研修ならどのゲームがおすすめ?
聞く力を鍛えるゲームは、家庭、学校、会社研修のどこで行うかによって、選びやすいゲームが変わります。
家庭では少人数で気軽にできるもの、学校ではクラス全体で盛り上がりやすいもの、会社研修では会話や質問の練習につながるものを選ぶと使いやすくなります。
ここでは、家庭で遊びながら鍛えたい場合、学校レクリエーションで使いたい場合、会社研修で使いたい場合に分けて、場面ごとの選び方を見ていきます。
家庭で遊びながら鍛えたい場合
家庭で遊びながら聞く力を鍛えたい場合は、準備に時間がかからず、2人からすぐ始められるゲームが向いています。
伝言ゲームやパチパチゲーム、みなさんゲームは、道具がなくても5分〜10分で行いやすく、食後や休日の空いた時間にも取り入れやすいです。
家庭では年齢差があることも多いため、最初は短い言葉や1つの指示から始め、聞き取れるようになったら言葉の長さや指示の数を増やすと、無理なく続けやすくなります。
学校レクリエーションで使いたい場合
学校レクリエーションで使う場合は、10人以上でも同時に参加できて、全員が聞く場面を作りやすいゲームが向いています。
みなさんゲームや船長さんゲームは、先生の指示を全員が同じ条件で聞いて動くため、学級全体で取り組みやすいです。伝言ゲームは、班ごとに分けて行うと待ち時間を減らしやすく、全員が聞く役と伝える役を経験できます。
ルールが短時間で説明できるゲームを選ぶことで、遊ぶ時間を多く確保でき、聞く練習を繰り返しやすくなります。
会社研修で使いたい場合
会社研修で使う場合は、仕事の会話に近い形で聞く練習ができるゲームが向いています。
傾聴チャレンジやヒアリングチャレンジ、質問力を使った会話ゲームは、相手の説明を最後まで聞き、内容を要約したり確認したりする流れがあるため、業務で必要な聞き方を練習しやすいです。
1回10分〜20分で実施できる内容を選ぶと、研修全体の時間を調整しやすく、参加者全員が話す役と聞く役を経験しやすくなります。
まとめ
聞く力は、一度に身につくものではありませんが、ゲームを取り入れながら楽しんで続けることで、少しずつ伸ばしていけます。
大切なのは、年齢や場面に合ったゲームを選び、無理のない範囲で続けることです。
家庭や学校、職場など、それぞれの環境に合うゲームから気軽に始めてみましょう。
短い時間でも継続することで、相手の話を最後まで聞き、正しく受け取る力が自然と身についていきます。