はじめに
「Macの管理者を別のユーザーに変更したいけれど、どこから設定すればいいの?」
「今使っている管理者を変更すると、保存しているデータや設定に影響しない?」と迷っていませんか。
家族や担当者にMacの管理を任せたいときや、これまで使っていた管理者アカウントを使わなくなるときは、別のユーザーへ管理者権限を切り替えたい場面があります。
この記事では、別のユーザーを管理者に変更する手順から、元の管理者を標準ユーザーへ変更するときの確認事項まで、順を追って説明していきます。
Macで管理者を変更する方法
Macで管理者を変更する場合は、現在の通常ユーザに管理者権限を付与する方法と、新しい管理者アカウントを作成して切り替える方法があります。
ここでは、「ユーザとグループ」から通常ユーザを管理者に変更する方法と、新しい管理者アカウントを作成して切り替える方法を説明します。
「ユーザとグループ」から通常ユーザを管理者に変更する
Appleメニューから「システム設定」→「ユーザとグループ」を開き、管理者に変更したいユーザの情報ボタンをクリックします。
「このユーザにこのコンピュータの管理を許可」をオンにし、求められた場合は現在の管理者のパスワードを入力して変更します。
新しい管理者アカウントを作成して切り替える
「システム設定」→「ユーザとグループ」から「ユーザを追加」をクリックし、ユーザの種類を「管理者」に設定します。
名前やパスワードなどを入力して作成したら、現在のアカウントからログアウトし、新しい管理者アカウントでログインします。
現在の管理者を別の管理者に変更するときの手順
現在の管理者を別の管理者へ切り替える場合は、旧管理者の権限を先に外さず、新しい管理者を設定してから切り替えます。
ここでは、新しい管理者の設定からログイン確認、旧管理者の権限変更や削除までの順序を説明します。
先に新しい管理者を設定する
旧管理者の権限を変更する前に、「システム設定」の「ユーザとグループ」から新しい管理者を設定します。
既存の通常ユーザに管理者権限を付与するか、新しい管理者アカウントを作成し、設定が終わるまでは現在の管理者権限を残しておきましょう。
新しい管理者でログインできることを確認する
新しい管理者を設定したら、現在のアカウントからログアウトし、新しい管理者でログインします。
「システム設定」の「ユーザとグループ」を開き、新しいアカウントが管理者になっていることも確認しておくと安心です。
管理者の権限変更や削除は最後に行う
新しい管理者でログインできることを確認してから、旧管理者の権限を変更または削除します。
通常ユーザへ変更する場合は管理者権限を外し、不要なアカウントであれば、新しい管理者でログインした状態から削除しましょう。
Macの管理者を変更するとデータやアプリはどうなる?
Macの管理者権限を別のユーザへ変更しただけでは、Mac内のデータやインストール済みのアプリが自動的に削除されることはありません。
ここでは、管理者権限を変更した場合のデータやアプリへの影響と、旧管理者のユーザアカウントを削除するときのデータの扱いについて説明します。
管理者権限を変更しただけではデータやアプリは削除されない
管理者権限を外したり、通常ユーザに管理者権限を付与したりしても、ホームフォルダに保存されているファイルやインストール済みのアプリが削除されることはありません。
変更後も、残っているユーザアカウントから必要なデータや利用可能なアプリにアクセスできます。
旧管理者のユーザアカウントを削除する場合はデータの扱いに注意する
旧管理者のアカウントを削除するときは、ホームフォルダを残すか削除するかを確認しましょう。
必要なファイルがある場合は事前にバックアップを取り、ホームフォルダも削除する場合は、保存されているデータも削除される点に注意が必要です。
Macの管理者を変更できないときの確認ポイント
Macの管理者を変更できない場合は、まず現在ログインしているユーザに管理者権限があるかを確認します。
ここでは、現在のユーザ権限を確認する方法と、管理者名やパスワードが分からない場合の対処について説明します。
現在ログインしているユーザに管理者権限があるか確認する
Appleメニューから「システム設定」→「ユーザとグループ」を開き、現在のユーザが管理者として設定されているか確認します。
通常ユーザの場合は管理者権限が必要な変更を行えないため、管理者アカウントでの認証が必要です。
管理者名やパスワードが分からない場合の対処を確認する
「ユーザとグループ」を開き、管理者として設定されているユーザ名を確認します。
パスワードを忘れている場合は、Macのログイン画面などに表示される案内に沿って、管理者アカウントのパスワードをリセットしましょう。
まとめ
Macの管理者を変更するときは、先に新しい管理者を設定し、そのアカウントで問題なくログインできることを確認してから旧管理者の設定を変更しましょう。
管理者権限を変更するだけでデータやアプリが削除されることはありませんが、アカウント自体を削除する場合は、必要なデータを事前にバックアップしておくと安心です。
うまく変更できないときは、「ユーザとグループ」で現在のユーザに管理者権限があるかを確認してみてください。
管理者名やログインパスワードもあわせて確認し、順番に進めていけば安全に管理者を切り替えられます。