目次
はじめに
「自分は質問力がないのではないか」
「質問の仕方が悪くて、相手を困らせているのではないか」と気になっていませんか。
仕事で上司に質問すると話がかみ合わなかったり、会議で聞きたいことがまとまらず会話が長くなってしまったりすると、「自分の聞き方に問題があるのかもしれない」と不安になることがありますよね。
この記事では、質問力がない人に見られやすい特徴や、周囲が困る理由、相手に与えやすい印象について順を追って説明していきます。
質問力がない人の特徴とは?
質問力がない人には、会話や情報の受け取り方にいくつか共通する特徴があります。
ここでは、質問力がない人によく見られる特徴を具体的に解説します。
相手の話を最後まで聞かずに質問する
相手の話を最後まで聞かずに質問すると、相手がまだ説明している途中の内容を重ねて聞いてしまいます。
たとえば、相手が理由や手順を話している最中に「それはどういうことですか」と割り込むと、すでに説明しようとしていた内容と重なり、会話の流れが止まりやすくなります。
質問する前は、相手が話し終えて1〜2秒置き、まだ分からない点だけを確認することが大切です。
何を聞きたいのか整理できていない
何を聞きたいのか自分でも整理できていない人は、質問の途中で内容が変わったり、1回の質問に複数の内容を含めたりしやすくなります。
そのため、相手はどの内容から答えればよいのか判断しづらくなり、必要な回答を得るまでに何度も確認が必要になります。
質問する前に「知りたいことは1つか」「答えてほしい内容は何か」を言葉にして整理すると、相手も答えやすくなります。
調べれば分かることをすぐ聞く
調べれば分かることをすぐ聞く人は、検索すれば数分で確認できる内容や、社内マニュアルに書かれている内容まで相手に尋ねてしまいます。
その結果、相手は何度も同じ説明をすることになり、「まず自分で確認してほしい」と感じやすくなります。
質問する前に検索や資料の確認を行い、それでも分からなかった点だけを聞くことで、質問の内容が具体的になり、相手も答えやすくなります。
質問が抽象的で伝わりにくい
質問が抽象的で伝わりにくい人は、「どうすればいいですか」「教えてください」だけで終わり、何について知りたいのかが相手に伝わりません。
そのため、相手は前提を確認する質問から始める必要があり、回答までに時間がかかります。
質問するときは、対象や状況を先に伝えたうえで、どの部分について答えてほしいのかを1つに絞ると、相手も意図を理解しやすくなります。
同じことを何度も聞いてしまう
同じことを何度も聞いてしまう人は、一度教わった内容をメモせず、その場で覚えようとして再び同じ質問を繰り返しやすくなります。
その結果、相手は以前と同じ説明を何度も行うことになり、質問を受けるたびに時間がかかります。
一度聞いた内容は、その場でメモを取り、次に質問する前に確認することで、同じ質問を繰り返しにくくなります。
質問力がない人は周囲からどう見られやすい?
質問力が不足していると、本人にそのつもりがなくても、周囲からの印象に影響を与えることがあります。
質問の仕方によっては、相手との認識にズレが生じたり、コミュニケーションが取りにくいと感じられたりすることもあるためです。
ここでは、質問力がない人が周囲からどのように見られやすいのかを解説します。
話を聞いていないと思われやすい
話を聞いていないと思われやすい人は、相手が説明した直後に同じ内容を質問したり、説明の途中ですでに答えが含まれている内容を聞いたりすることがあります。
そのため、相手は「説明を聞いていなかったのではないか」と受け取りやすくなります。
相手の話を最後まで聞き、説明が終わってから分からない点だけを質問すると、そのような印象を持たれにくくなります。
会話がかみ合わないと思われやすい
会話がかみ合わないと思われやすい人は、相手が話している内容と違うことを質問したり、前の話題に戻って確認したりすることが続きます。
その結果、会話の流れが何度も止まり、相手は「話が伝わっていない」と感じやすくなります。
相手の話の内容を確認してから、その流れに沿った質問をすると、会話のずれを減らしやすくなります。
説明する側が疲れやすい
説明する側が疲れやすいと思われるのは、1回で伝えた内容を何度も説明し直したり、質問の意図を確認しながら話を進めたりする場面が増えるためです。
そのたびに説明の順番を変えたり、前提から話し直したりする必要があり、相手の負担が大きくなります。
質問の内容を整理し、一度の説明で理解できるよう意識すると、説明する側の負担を減らしやすくなります。
質問力がないと言われやすい人の改善ポイント
質問力は、生まれつきの能力ではなく、意識や習慣を変えることで少しずつ改善できます。
質問する前の準備や話の聞き方、伝え方を見直すだけでも、相手に伝わりやすい質問がしやすくなります。
ここでは、質問力がないと言われやすい人が意識したい改善ポイントを紹介します。
質問する前に一度整理する
質問する前は、何を知りたいのかを1つに絞り、相手に答えてほしい内容を短く整理することが大切です。
知りたいことが2つ以上ある場合は、質問を分けて順番に聞くと、相手も内容を理解しやすくなります。
質問する目的を整理してから話し始めることで、必要な回答を受け取りやすくなり、会話もスムーズに進みます。
相手の話を最後まで聞く
相手の話を最後まで聞いてから質問すると、説明の途中で疑問が解消されることがあり、同じ内容を聞かずに済みます。
話の途中で思いついた質問があってもすぐに口を挟まず、相手が話し終えるまで待つことが大切です。
そのうえで、最後まで聞いても分からなかった点だけを質問すると、会話の流れを止めずに必要な情報を確認しやすくなります。
具体的に質問することを意識する
具体的に質問することを意識すると、相手は何について答えればよいのかをすぐに理解できます。
質問するときは、対象や状況を最初に伝えたうえで、知りたい内容を1つに絞って聞くことが大切です。
質問の範囲が明確になることで、相手が確認のために聞き返す回数が減り、必要な回答をスムーズに得やすくなります。
まとめ
質問力がないと感じる場合でも、最初から「自分はコミュニケーションが苦手」と決めつける必要はありません。
質問する前に内容を整理し、相手の話を最後まで聞いたうえで、具体的に聞くことを意識するだけでも、会話は少しずつスムーズになります。
大切なのは、質問の回数ではなく、相手が答えやすい聞き方を心がけることです。
今回紹介したポイントを普段の会話や仕事の中で少しずつ取り入れながら、質問力を磨いていきましょう。