目次
はじめに
「ぜひ」は英語で何と言えば自然なのだろう」
「definitely や should を使えば、そのまま『ぜひ』の意味になるのかな」と迷っていませんか。
海外の友達におすすめのお店や旅行先を紹介したいときや、メールや会話で相手に何かを勧めたいとき、日本語の「ぜひ」をそのまま英語に置き換えようとして、どの表現を選べばよいのか迷ってしまうことがありますよね。
この記事では、「ぜひ」に近い英語表現の使い分けや、それぞれが自然に使える場面、すぐに使える例文を紹介します。
「ぜひ」にぴったり一致する英語はない
「ぜひ」を英語にするときは、1つの単語を当てはめればよいわけではありません。
ここでは、「ぜひ」が文脈で変わる理由と、まず覚えておきたい使いやすい英語表現を順番に紹介します。
「ぜひ」は文脈によって英語が変わる
日本語の「ぜひ」は1つの英単語に置き換えられる言葉ではありません。
相手に何かをすすめるのか、お願いするのか、誘うのかによって自然な英語は変わります。
そのため、まずは「ぜひ」がどの場面で使われているのかを確認し、その場面に合った表現を選ぶことが大切です。
まず覚えたい自然な英語表現
「ぜひ」を英語で言いたいときは、まず You should ~、I recommend ~、Give it a try. の3つを覚えておくと使いやすいです。
相手におすすめしたい場面では You should ~ や I recommend ~、気軽に勧めたい場面では Give it a try. が自然に使えます。
まずは場面に合わせてこの3つを使い分けることから始めると、無理なく伝えられます。
「ぜひ行ってみてください」の自然な英語
「ぜひ行ってみてください」を英語で伝えるときは、相手との関係や伝えたい気持ちの強さに合わせて表現を選ぶことが大切です。
ここでは、基本となる表現から、より強くおすすめしたい場合の言い方まで順番に紹介します。
You should go there.
You should go there. は、「ぜひ行ってみてください」を自然に伝えやすい定番の表現です。
旅行先やレストラン、観光地などを相手におすすめするときによく使われます。
命令ではなく「行ったほうがいいよ」「おすすめだよ」という気持ちを伝えられるため、日常会話でも使いやすい表現です。
You should definitely go there.
You should definitely go there. は、「ぜひ」の気持ちをより強く伝えたいときに使いやすい表現です。
definitely を加えることで、「本当におすすめです」「絶対に行ってみたほうがいいですよ」という気持ちが自然に伝わります。
相手に自信を持っておすすめしたい場面で使いやすい言い方です。
「ぜひ」を強めたいときの言い方
「ぜひ」の気持ちを強く伝えたいときは、definitely や really を加える言い方が自然です。
例えば You should definitely go there. や You really should go there. とすると、相手に強くおすすめしたい気持ちが伝わります。
強調したいからといって must を使うと義務のように聞こえやすいため、おすすめを伝える場面では避けたほうが自然です。
「ぜひ食べてみてください」の自然な英語
「ぜひ食べてみてください」と伝えたいときは、日本語の「ぜひ」をそのまま英語に置き換えるのではなく、相手におすすめする気持ちが自然に伝わる表現を選ぶことが大切です。
ここでは、定番の表現から、会話で使いやすい自然な言い回しまで順番に紹介します。
You should try it.
You should try it. は、「ぜひ食べてみてください」を自然に伝えやすい表現です。
料理やお菓子、地域の名物などを相手におすすめするときによく使われます。
「一度試してみるといいですよ」という意味で伝わるため、会話でも使いやすい言い方です。
Give it a try.
Give it a try. は、「ぜひ食べてみてください」を気軽に伝えたいときに使いやすい表現です。
「一度試してみて」というやわらかい響きがあり、友人や知人との会話で自然に使えます。
相手に気軽におすすめしたい場面によく合う言い方です。
会話で使いやすい自然な表現
「ぜひ食べてみてください」と伝えるときは、You should try it. や Give it a try. が会話で使いやすい表現です。
どちらも相手に料理や食べ物を自然にすすめる言い方で、かたくなりすぎません。
相手との普段の会話では、この2つを使い分けるだけでも十分自然に伝わります。
「ぜひ」を英語で使うときの注意点
「ぜひ」を英語で表現するときは、意味が近いからといってどの表現でも同じように使えるわけではありません。
ここでは、特に間違えやすい表現と、使うときに気を付けたいポイントを順番に紹介します。
by all means は使える場面が限られる
by all means は、日本語の「ぜひ」といつでも置き換えられる表現ではありません。
相手から許可を求められて「もちろんです」「どうぞ」という意味で答える場面では自然ですが、相手に何かをおすすめする「ぜひ行ってみてください」「ぜひ食べてみてください」という場面では不自然になることがあります
。そのため、使う場面を選ぶことが大切です。
had better は警告っぽく聞こえることがある
had better は、「ぜひ」の代わりとして使うと強すぎる表現になることがあります。
もともと「そうしないと困ったことになる」という意味合いを含むため、相手へのおすすめではなく警告のように聞こえやすくなります。
「ぜひおすすめしたい」という場面では、should や recommend を使うほうが自然です。
まとめ
「ぜひ」は1つの英単語でそのまま表せる表現ではなく、相手にすすめるのか、お願いするのか、誘うのかといった場面によって自然な英語が変わります。
おすすめを伝えるときは You should ~ や I recommend ~、気軽に勧めたいときは Give it a try. が使いやすい表現です。
また、「ぜひ」の気持ちを強めたい場合は definitely や really を加えると自然に伝えられます。
一方で、by all means は使える場面が限られ、had better は警告のように聞こえることがあるため注意が必要です。
伝えたい気持ちや相手との関係に合わせて表現を選ぶことで、日本語の「ぜひ」に近いニュアンスを自然な英語で伝えられるようになります。